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ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Sunrise |
ガンダムビルドファイターズのテレビシリーズ終了から3年が経過した。今、伊織誠とその仲間たちを主役とした全く新しい物語が始まろうとしている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テレビシリーズ「ガンダムビルドファイターズ」の終幕から3年。伊織誠とその仲間たちが、再びガンプラバトルの世界へと帰ってくる。かつてライバルや友人として出会った面々も登場し、新たな熱戦が幕を開ける。ガンプラで戦う青春と絆をテーマに、懐かしいキャラクターたちが織りなす全く新しい物語が展開される。ONA(オリジナルネットアニメ)形式で配信された、ファン待望の続編的作品。みどころ・魅力
① テレビシリーズの人気キャラが集結する豪華な顔ぶれ
伊織誠をはじめ、テレビシリーズで活躍したキャラクターたちが3年後の姿で再登場。成長した彼らがどのようにガンプラバトルへ臨むのかが見どころで、旧作ファンにとっては感慨深い再会のドラマが随所に散りばめられている。② 個性豊かなガンプラが躍動するバトル描写
シリーズの醍醐味であるガンプラバトルは本作でも健在。各キャラクターが操るガンプラの個性と、迫力のある戦闘シーンが作品を彩る。歴代ガンダム作品へのオマージュも随所に盛り込まれており、ガンダムファンにも見ごたえのある内容となっている。③ 「GMの逆襲」というタイトルが示す意外な主役の視点
量産型モビルスーツであるGMに焦点を当てたタイトルが示す通り、脇役的存在への新たなスポットライトが本作のユニークな切り口。主役機に隠れがちなGMというモチーフを通じて、シリーズの新たな魅力を引き出している。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 長崎健司 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 黒田洋介 |
| キャラクターデザイン | 大貫健一 |
| 音楽 | 林ゆうき |
| ED | バックオン「Carry on」 |
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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ガンダムのことをほとんど知らないまま、なぜかビルドファイターズ本編にはまった。ガンプラを作って戦わせるという設定が、ガンダムの文脈を飛ばして素直に面白かったからだ。で、その外伝が出たと聞けば見るしかない。タイトルの「GM」がザク的な量産機を指しているというのは本編でなんとなく学んでいたので、「あ、脇役機の反乱劇か」と最初は思って見始めた。実際にはもう少し複雑だったが、その期待値のまま見て正解だった気がする。ONAという形式のせいか、映像がこじんまりしているかと思ったら全然そんなことはなく、むしろTV本編から3年後という設定を誠実に拾っていて、キャラクターの時間が止まっていないことに少し安心した。2回目に見ると、セリフの端々に本編への目配せが仕込まれているのが分かって、ガンダム沼の外にいる自分でも「ああ、こういう積み重ねで作られてるんだな」と感じた。
「好き」を突き詰めた者だけが持てる、ガンプラという武器の話
ビルドファイターズという作品が一貫してやっていることは、「強さ」の定義の書き換えだと思う。通常のロボットアニメであれば強いMSが主役機になる。だがこのシリーズでは、ガンプラの強さはパイロットの技術だけでなく、作り手の「作品への愛情と工夫の密度」に比例する。GMの逆襲でもその軸は揺れない。むしろ外伝という軽量フォーマットのせいで、テーマが余計に剥き出しになっている。量産型のGMというのはガンダムの世界観においてはいわゆる「やられ役」で、物語の主役になれるような存在ではない。それを主役に据えるということは、「脇役とされてきたものに魂を込めれば主役になれる」という宣言に他ならない。これはガンプラというホビーの本質でもある。どんな地味な機体でも、手をかけて組み上げた人間にとっては「自分の作品」だ。ビルドファイターズの世界ではその愛情が直接戦闘力に変換されるという仕組みになっていて、それが他のロボットアニメと根本的に違う点だ。小松未可子が演じるイオリ・セイのキャラクターがこの文脈で機能しているのは、彼女のセイが「強いパイロット」ではなく「作り手」としての側面が常に前面にある人物だからだ。声の繊細さがその職人気質を補強していて、戦闘シーンよりも制作や葛藤の場面でのほうが声の表情が豊かだった。中村悠一のフェリーニは本編から変わらず「良い意味でズルい大人」の声をしていて、出てくるだけで物語の温度が変わる。あの人の声はずるい。
特に刺さったシーン
序盤、メインキャラクターたちが再集結するくだりで、3年という時間の経過がセリフではなく立ち振る舞いで示されている場面が好きだ。学生から大人に近づく時間が、ちゃんと画面に出ていた。石川由依のコウサカ・チナが本編とは少し違う落ち着きを声に持っていて、「あ、時間が経ってるな」と感じさせるのが上手かった。派手な演技ではなく、呼吸のテンポが変わっている感じ。佐藤拓也のタツヤも「覇者の余裕と、それでも諦めていない何か」が共存していて、このキャラクターの複雑さを声だけで維持していた。立花慎之介のニルスは本編から通して「天才のくせに人間くさい」役をやり続けていて、GMの逆襲でもそのバランスが崩れなかった。戦闘シーンの派手さよりも、終盤の「決着の付け方」の方が個人的には刺さった。強い機体が勝つのではなく、信念を持って作り続けた者が勝つというオチの構造が、このシリーズの約束事として誠実に守られていた。
読んで見たくなったら——『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ガンダムビルドファイターズ本編を見終えて「あのキャラクターたちのその後が気になる」と思っている人
- ガンプラを作ったことがある、あるいは何かを手で作る趣味を持っている人
- ロボットアニメの文脈よりも「好きなものに打ち込む人間の話」として見られる人
- 中村悠一・小松未可子・佐藤拓也の声が好きな人(普通に聴き応えがある)
- ONA形式の短尺で完結する作品をサクッと見たい人
合わない人
- ビルドファイターズ本編を見ていない人(前提知識がないと人物関係が追えない)
- ガンダムシリーズのリアルロボット的な重さやドラマを求めている人
- 長尺で丁寧に積み上げるタイプの作品が好きな人(外伝なので密度が高い分、駆け足感はある)
- 戦略・戦術的な戦闘描写が好きで、感情論的な決着が苦手な人
次に見るなら
本編を未見ならガンダムビルドファイターズから見るのが正道。ガンプラバトルという設定の説明、キャラクターの背景、そしてこのGMの逆襲で重要になる人間関係がすべてここに詰まっている。逆にGMの逆襲から入った人は本編を見ると「あのシーンはここに繋がっていたのか」と発見があるはず。
趣味と情熱が競技に変換されるという構造が好きならガンダムビルドダイバーズも選択肢になる。ビルドファイターズの世界観を継承しつつ、VRという新しいフォーマットで同じテーマをやり直した作品で、前作を知らなくても入りやすい造りになっている。
ロボットバトルから離れて「作る喜びと競う喜び」の話を別ジャンルで見たいならしろくまカフェとは対極に、彼女、お借りします……は違う。ポッピンQあたり……いや、素直にカードファイト!! ヴァンガード系を挙げる方が正直だろう。「趣味カード・ゲームに人生を賭ける者たちの話」として構造が近い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ガンダムビルドファイターズ GMの逆襲』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVにて視聴できます。テレビシリーズのファンはもちろん、ガンプラバトルの熱い展開を楽しみたい方にもおすすめの作品です。ぜひお気に入りのサービスでチェックしてみてください。







