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ヘタリア The World Twinkle
| 放送年 | 2015年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 15話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
ヘタリア第6シーズン。世界中の国々を擬人化したキャラクターたちが繰り広げる、国際的でキラキラとした騒動の数々が再び帰ってきた。お気に入りの国キャラたちの世界を覗き込むのは本当に久しぶり。もう一度彼らの楽しい冒険や交流の物語を楽しむ時間がやってきた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界中の国々を個性豊かなキャラクターとして擬人化した人気シリーズ「ヘタリア」の第6シーズン。イタリア、ドイツ、日本をはじめとする各国キャラたちが、歴史的・文化的なエピソードを交えながらドタバタなやり取りを繰り広げる。国際色豊かなギャグとほのぼのとした空気感が魅力の、5分尺のショートアニメ。みどころ・魅力
① 各国キャラのステレオタイプを笑いに変えるギャグセンス
各国の文化・歴史・国民性をデフォルメして描くギャグが本作の核心。過去シーズンで培われたキャラクターの個性がさらに磨かれ、ファンにはおなじみのやり取りをより洗練されたテンポで楽しめる。② 豪華声優陣による掛け合いの妙
各国キャラを演じる個性派声優陣の演技が作品の笑いを底上げしている。5分という短尺の中に凝縮されたテンポの良い会話劇は、シリーズを通して愛され続けている魅力のひとつ。③ 気軽に楽しめる短尺フォーマット
1話5分前後のショートアニメとして配信されており、隙間時間にさっと観られる手軽さが好評。過去シーズンを知らない新規視聴者でも入りやすく、シリーズ未体験者のとっかかりとしても適している。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| OP | コニッシュ「ヘタリアの煌めく世界」 |
|---|---|
| ED | 浪川大輔「ヘタリアン☆ジェット」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——「まだやってたんだ」という驚きと、懐かしさの奇妙な混在
正直に言う。「ヘタリアって第6シーズンまであったの?」というのが最初の反応だった。2006年あたりにWebマンガで読んでいたころの記憶はあるし、アニメ化されて話題になったのも覚えている。ただ気づいたら自分のアンテナからそっと外れていて、気づいたら2015年にONAで第6シーズンが出ていた。
見始めたのはdアニメで過去シーズンを一気に追い直したのがきっかけで、気づいたらWorld Twinkleまで到達していた。2回目に見たとき気づいたのは、この作品の「笑い」が思っていたよりずっと精密に設計されているということ。各国の国民性・歴史的因縁をコメディの燃料にする手際が、5シーズンぶんの積み重ねでかなり洗練されていた。「まだやってたんだ」から始まった視聴体験が、いつの間にか「これ、ちゃんと完成されてる」という印象に変わっていた。
国民性という偏見を笑うことで、偏見をやさしく解体していく構造
ヘタリアを「各国を擬人化してコメディにしているだけ」と見るのは、もったいない読み方だと思っている。World Twinkleを見ながら考えたのは、この作品が一貫して「ステレオタイプを笑わせながら、そのステレオタイプを成立させている文脈も一緒に見せている」という点だ。
たとえばイタリアが白旗を振ったり、ドイツが几帳面すぎてコントになったりするとき、笑いのターゲットは「その国の人たち」ではなく、「そういう像を作ってきた歴史のほう」に向いている。浪川大輔が演じるイタリアの、あのとぼけた明るさは単なるドジキャラではなくて、「気軽そうに見えて生きることへの執着だけは異常に強い」という矛盾を体現していて、2回目以降はそのレイヤーが見えてくる。安元洋貴のドイツも同じで、あの硬質な律儀さが崩れる瞬間にだけ出てくる人間らしさが、キャラクターの厚みになっている。
World Twinkleでのキラキラ感——タイトルにある「Twinkle」——は演出面での話でもあって、ONA形式の短尺を活かした画面の軽さと色彩の明るさが、テーマの重さを巧みに中和している。配信オリジナルらしい、尺の制約と演出密度のバランス感覚は、TVアニメとは別の洗練がある。
小西克幸がアメリカとカナダ両方を演じているのも、考えてみればこの作品のテーマを体現しているような配役だ。「よく似てるけど全然違う」という関係性を、声優一人で演じ分けることで表現している。そこに狙いを感じるかどうかで、この作品の見え方はだいぶ変わってくる。
特に刺さったシーン
序盤のイギリスが魔法を使おうとして空回りするシーンが妙に好きだった。杉山紀彰の演じ方が、あの「プライドは高いが実際は孤独」という解釈を一切説明せずに声だけで成立させていて、台本の情報量より芝居の情報量のほうが多い、という瞬間を感じた。ああいう演技は音だけで見ていても伝わる。
それと、各エピソードの終わり方が毎回少しだけ余韻を残して切れる構成は、短尺ONA特有のリズムで、気づくと次の話を再生している。「見ている」というより「流れ込んでいる」状態になるのは、この作品の間の取り方が上手いからだと思う。ながら見を想定した作りでもあるのに、ちゃんと「見ていてよかった」という感触が残る。
読んで見たくなったら——『ヘタリア The World Twinkle』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 世界史や国際関係に多少の興味があり、そこへの軽いツッコミを楽しめる人
- 5〜10分で完結する短尺アニメをすきまに挟みたい人
- キャラクターの関係性を長期的に追うのが好きなオタク(5シーズン分の文脈が積み重なっている)
- 浪川大輔・安元洋貴・小西克幸の演技をコメディで聴きたい人
合わない人
- 各国のステレオタイプ描写をそのまま受け取ってしまう人(メタ的な読みが前提の作品)
- 1話完結ではなく、連続したドラマや感情的な山場を求めている人
- 過去シーズンの文脈なしに見ると薄く感じる可能性がある(1話から見ることを強く推奨)
次に見るなら
国同士の関係性を擬人化コメディで描くという構造が好きなら、もし歴史が「if」だったら——という発想で近現代史を動かしたシュミレーション系アニメより、日常の積み重ねで笑わせる系を選んだほうが相性がいい。日常はその意味で近い。4コマ的な間の取り方と、キャラクターの関係性の積み重ねによる笑いの設計がヘタリアと近い感触を持っている。
銀魂も「歴史パロディとキャラクターの関係性コメディ」という点で重なる部分がある。シリアスとギャグの切り替えがより激しいので、ヘタリアの温度感と違いはあるが、「設定の面白さより登場人物の関係性で読む」タイプのオタクには引っかかるはず。
配信形式でサクッと見たい場合はおそ松さんが近い選択肢になる。6人兄弟を中心にした群像コメディで、キャラクター同士の関係性の変奏で笑わせる構造がヘタリアと重なる。声優陣の演技の振り幅も楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ヘタリア The World Twinkle」は、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクで配信中のため、すでにご利用中のサービスからすぐに視聴を始めることが可能です。短尺アニメなのでシリーズ一気見もしやすく、気軽に楽しめます。