テニスの王子様 全国大会篇

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2006テニスの王子様 全国大会篇

テニスの王子様 全国大会篇

★ 3.8 / 5.0アクションコメディスポーツ
放送年2006年
フォーマットOVA
話数13話
制作M.S.C

清学園は全国選手権優勝を目指して進み続けるが、全国大会では最強校ばかりが残っており、彼らは旧敵と新しい敵の両方と激突することになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

青春学園中等部テニス部は、越前リョーマを中心に全国大会へと駒を進める。全国の舞台には各地区を勝ち抜いた強豪校が集結しており、青学の選手たちはかつての宿敵との再戦や、これまで出会ったことのない強力なライバルとの死闘を繰り広げる。仲間との絆と個々の成長を糧に、頂点を目指して戦い続ける青学の姿が描かれる。

みどころ・魅力

① 全国レベルの強豪校との激突

地区大会・関東大会を超えた「全国」の壁は別格。各校が独自のスタイルと必殺技を持ち、これまでの戦いとは一線を画す緊張感が続く。青学メンバーが一戦ごとに限界を超えていく展開は、シリーズ随一のテンションを誇る。

② 旧敵との因縁の再戦

関東大会で激突した強敵が今度は「同じ全国大会の参加者」として再登場する。互いに成長した状態で再び対峙するシーンは感情移入しやすく、積み重ねてきたストーリーの厚みをダイレクトに感じられる見どころのひとつ。

③ チームの絆と個人の覚醒

個人技の応酬だけでなく、ダブルスのコンビネーションや仲間の声援が試合を動かす場面が随所に登場する。リョーマをはじめ各キャラクターの内面的な成長も描かれており、スポーツアニメとしての青春ドラマ的な側面も楽しめる。

キャスト・声優一覧

乾貞治
乾貞治
メイン
›
津田健次郎
桃城武
桃城武
メイン
›
小野坂昌也
越前リョーマ
越前リョーマ
メイン
›
皆川純子
手塚国光
手塚国光
メイン
›
置鮎龍太郎
海堂薫
海堂薫
メイン
›
喜安浩平
河村隆
河村隆
メイン
›
川本成
菊丸英二
菊丸英二
メイン
›
高橋広樹
不二周助
不二周助
メイン
›
甲斐田ゆき
大石秀一郎
大石秀一郎
メイン
›
近藤孝行
向日岳人
向日岳人
サブ
›
保志総一朗
神尾アキラ
神尾アキラ
サブ
›
鈴木千尋
真田弦一郎
真田弦一郎
サブ
›
楠大典

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スタッフ

キャラクターデザイン石井明治
音楽渡部チェル
音響監督平光琢也
OP諏訪部順一「抱えたキセキ」
OP置鮎龍太郎「Fujouri」
ED諏訪部順一「#2: “Fujouri” by Hyoutei Eternity (eps 10-13)」
ED近藤かおる「Hello & Goodbye」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

TVシリーズを全部見た人間が次に踏み込む場所、という認識でいたので、全国大会篇は「補完」というより「本命」だった。関東大会まで終わって「ここから先があるのか」と気づいた瞬間の感覚は今でも覚えている。OVAという形式ながら話数も尺もしっかりあって、TVシリーズの続編として普通に機能している——というか、TVシリーズを見ていない状態でここから入ることはまず不可能なので、コアファン向けのOVAという括りが正確だ。

最初に見たときは「一応テニスの話だよな」という確認作業から始まった。全国大会ともなると対戦相手の規格外度が上がっていって、2回目以降で気づくのは「このシリーズ、最初からそういうもんだったな」ということ。驚くのは初見だけで、2周目からは全部前提として受け入れている。それでいい。それがテニプリという宇宙への正しい入り方だと思っている。

テニスという競技をとっくに卒業した、超人バトルの話

テニプリ全国大会篇を「スポーツアニメ」と呼ぶには若干の勇気がいる。ラケットは持っているし、コートの上での試合ではある。だが描かれているのはスポーツではない。人間の限界をとっくに超えた何かの話だ。

全国大会という舞台がこれに拍車をかける。関東まではまだ「すごいプレーをする中学生」の話だったのが、全国になると「これは何なのか」という技と展開が連発される。打球の軌道が物理法則に従っていない、選手が恍惚状態に入って意識が飛ぶ、相手の技が封じられると周囲の空気が変わる。スポーツとして見ようとすることをやめた瞬間に、このシリーズは別の顔を見せてくれる。

単なるインフレ描写ではなく、これは「自分の限界を超えた先にしか見えない景色」の話だと思っている。越前リョーマ(皆川純子)が試合の中で何かを掴む瞬間、手塚国光(置鮎龍太郎)が体の限界を抱えながらコートに立ち続ける意味を問われるシーン——これらは「テニスで勝つか負けるか」よりもっと根本的なものを描こうとしている。

乾貞治(津田健次郎)の存在はこのシリーズ通じて独特で、データと分析で全てを解明しようとするキャラクターが、データを超えたものと向き合わざるを得なくなる瞬間がある。知的な枠組みでは捉えきれないものが相手、という構図は全国大会篇のテーマをよく表している。

全国大会篇を見終わった後「この先もあるんでしょ」と調べてしまうのは必然だ。実際に新テニスの王子様がある。このOVAは「テニプリという宇宙の一節」であり、全国大会もまた通過点でしかない。そう理解した上で2周目を見ると、試合の結果ではなくキャラクターの内側の変化だけを追えるようになる。そのモードで見る全国大会篇は、最初に見たときとまったく別の作品に見える。

特に刺さったシーン

何度も見返しているのは、終盤で手塚国光が主将としての重さを背負いながらコートに立つ場面だ。置鮎龍太郎の声が持つ重厚感——あの低さと、抑制の効いた感情の出し方——がここで完全にハマっていて、「このキャラクターにこの声優でよかった」と毎回思う。セリフそのものよりも、息の使い方と間の取り方で感情を伝えてくる種類の演技で、2回目で初めて気づいた。

菊丸英二(高橋広樹)の試合での切り替わりも外せない。序盤の軽さから中盤で一変するあの落差が、高橋広樹の声で聞くとかなり効く。明るいキャラクターが本気を出す瞬間の温度変化、というのはこのシリーズが得意とするパターンで、菊丸はその代表格だと思っている。

向日岳人(保志総一朗)が相手との実力差を認識しながらも試合を続ける場面は、静かな場面なのに何度見ても引っかかりが残る。保志総一朗の声の「真剣さの温度」が他のキャストとは違う種類の重さを出していて、セリフの内容と声の質感が一致したときの密度が高い。

読んで見たくなったら——『テニスの王子様 全国大会篇』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズを全部見て「まだ足りない」と感じた人
  • スポーツアニメの「スポーツ」部分よりキャラクターの熱量と関係性が好きな人
  • 超人的な展開を「そういうもの」として受け入れられるタイプ
  • 置鮎龍太郎・津田健次郎・皆川純子の演技だけで見る理由になる人
  • 長いシリーズを通して完走することに満足感を覚える人

合わない人

  • テニスの試合として物理的な整合性を求めてしまう人
  • TVシリーズ未視聴でここから入ろうとしている人(話が通じない)
  • 能力インフレ展開に疲れていてリアル路線のスポーツアニメを求めている人
  • OVAという形式に「短くまとまったサイドストーリー」を期待している人

次に見るなら

新テニスの王子様——全国大会篇の直接の続きにあたる作品で、見てしまったなら実質これを見ない選択肢はない。インフレ度がさらに上がり「もはや別ジャンル」という声も聞くが、キャラクターへの愛着ができていれば普通に楽しめる。テニプリという宇宙への旅を続けるための次の一手。

黒子のバスケ——スポーツの枠を超えた超人バトル展開という意味で近い。バスケという舞台を借りてはいるが、やっていることは能力バトルに近く、テニプリに慣れた目で見ると違和感なく入れる。対戦相手ごとの色づけのされ方と、チームとしての成長軸の作り方が似た文脈で楽しめる。

ハイキュー!!——逆に「リアル路線のスポーツアニメを見たくなった」場合の選択肢。テニプリの超人展開を一旦置いて対比として見ると、それぞれの良さがくっきりする。作画クオリティと音楽の使い方が違う種類の「刺さり方」をするので、口直しではなく別の体験として位置づけるのが正しい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『テニスの王子様 全国大会篇』は、dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの4サービスで現在視聴できます。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、普段使いのプラットフォームからすぐに視聴を始められます。全国大会の熱い戦いをぜひお気に入りのサービスでお楽しみください。

よくある質問

Q. テニスの王子様 全国大会篇はどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluで配信中です。いずれも月額サービスのため、登録済みの方はすぐに視聴を開始できます。
Q. 全国大会篇は無印のテニスの王子様を見ていないと楽しめませんか?
A. テレビシリーズの続きにあたるOVAのため、無印からの視聴が推奨されます。キャラクターの背景や因縁を知っておくと、全国大会篇の対戦がより楽しめます。
Q. 全国大会篇は全部で何話ありますか?
A. 全国大会篇は全26話構成のOVAです。2006年から2008年にかけてリリースされており、テレビシリーズとあわせて視聴することでストーリーを完走できます。
Q. 新テニスの王子様とどう違いますか?
A. 本作は全国大会を舞台にした第1部の完結編にあたります。「新テニスの王子様」はその後の続編で、U-17日本代表合宿を舞台に描かれる別作品です。まず本作で全国大会を見届けてから続編へ進むのがおすすめです。

まとめ

『テニスの王子様 全国大会篇』は、dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluの4サービスで現在視聴できます。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、普段使いのプラットフォームからすぐに視聴を始められます。全国大会の熱い戦いをぜひお気に入りのサービスでお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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