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新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | M.S.C |
新テニスの王子様 U-17選手権 中学生たちが全国大会で激しく戦った。選ばれた50人の代表者が高校生として再び戦うため戻ってくる。舞台はU-17(17歳以下)日本代表選手団の合宿。日本最高の選手を輩出することで知られるこの合宿に、中学生が初めて招待される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
全国中学生テニス大会で頂点を目指した選手たちが、今度はU-17日本代表としてふたたび集結。日本最高峰とされる高校生代表合宿に、異例の中学生メンバーが招待されたことで、新旧世代のプライドをかけた激突が幕を開ける。やがてその舞台は国内にとどまらず、世界の強豪国と争うU-17ワールドカップへと拡大。各国の個性的な超絶技巧プレイヤーたちとの対戦を通じ、リョーマたちは己の限界に挑み続ける。みどころ・魅力
① 中学生vs高校生という世代間バトルの緊張感
日本代表合宿という密閉空間で中学生がエリート高校生に挑む構図は、実力差とプライドが絡み合う独特の緊張感を生む。「なぜ中学生が?」という疑問がそのまま物語の推進力となり、序盤から目が離せない展開が続く。② 各国代表の個性爆発・超絶プレイの応酬
ワールドカップ編では米国・ドイツ・スペインなど個性派ぞろいの外国代表が登場。物理法則をも超えた必殺技の数々は原作ファンには見どころであり、アニメ初見層にも「こんな展開があるのか」と驚かせる派手な演出が魅力だ。③ 積み上げてきたキャラクターたちの成長と絆
シリーズを通じて描かれてきた選手それぞれの信念や葛藤がワールドカップという最大舞台で結実する。ライバルだった者がチームメイトとして並び立つ瞬間の熱量は、長期シリーズを追ってきたファンに特に刺さる感動を届ける。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 川口敬一郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 広田光毅 |
| キャラクターデザイン | 石井明治 |
| 音楽 | 玉木千尋 |
| 美術監督 | 伊藤聖 |
| 音響監督 | 松岡裕紀 |
| OP | ヨシキ イーザキックス ブリーカー クローム「I can fly」 |
| ED | テニプリ アーティスターズ「Dear Friend」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
テニプリ民って忙しそうだな、とずっと思っていた。新作が出るたびにタイムラインが沸いて、今度はワールドカップか、と他人事のように眺めていたのが、逆に気になって見てしまったきっかけだった。最初の数話は「まあ、こんなもんか」という感じだった。中学生が高校の合宿に呼ばれて、日本代表の座を争う——設定としては筋が通っているが、既存のテニプリの文脈をどれだけ知っているかで全然違う見え方になるな、と思いながら見ていた。
2周目に入ると、印象ががらっと変わった。世界各国の選手たちのキャラクターが、1話では掴みきれていなかっただけで、実はかなりちゃんと作り込まれている。関智一が演じるバルカン・ラエルティオスの重さが、最初は「どうせ序盤の壁役では」と思っていたのが、後半になってから「あ、こいつがいないとこの話成立しないな」という存在になっていく。それに気づいてから一気に見直した。
「リアルじゃない」が正解——テニプリが物理法則を無視し続ける理由
テニプリを「現実的じゃないから」という理由で切る人がいるが、それはたぶん本質を外している。このシリーズは最初から「テニスというスポーツをモチーフにしたバトル漫画」であって、リアリティを目指していない。U-17 WORLD CUPになってもその姿勢はまったく変わっていないし、むしろ加速している。
ではなぜそれが機能するかというと、インフレ自体に内側からのロジックがあるからだと思う。単に「強い技が増える」ではなく、「強い相手がいることで初めて開花する才能」という構造が一貫している。中学生が世界の強豪とぶつかることで何かが変わる——その「変化」を描くための器として、物理無視の演出がある。派手な技や超人的な動きは、キャラクターの内側の変化を外側に可視化するための記号として機能している。
諏訪部順一が演じる跡部景吾が象徴的だ。あのキャラクターの存在感は「強さ」だけでは語れない。プライドと判断の速さと、他者への奇妙なほどのリスペクト——それが諏訪部の声質にぴったり重なっていて、セリフ一行でその場の空気を変えてしまう。置鮎龍太郎の手塚国光も同様で、寡黙なキャラクターが喋ったときの重量感が、物語全体のトーンを引き締める役割を果たしている。
WORLD CUP編でそれがより明確になるのは、日本対世界という構図によって「日本キャラが何者か」が改めて問い直されるからだ。国内の上下関係や因縁がいったんリセットされて、外から見たときに何が残るか。その問いへの答えとして各キャラクターが動いていくのを見ると、単なるバトルインフレではない何かがちゃんとある。
特に刺さったシーン
終盤、日本が追い詰められていくなかで手塚国光が動く場面がある。置鮎龍太郎の演技が、ここだけ明らかにトーンが違う。あのキャラクターは基本的に感情を表に出さないので、わずかな変化でも「あ、この人いま限界に来てる」と伝わってくる——それが置鮎の間の使い方で成立している。声優の演技で「静かさ」が武器になるという見本みたいなシーンで、2回目で見てようやく全部拾えた気がした。
興津和幸が演じるアレキサンダー・アマデウスの登場シーンも印象に残っている。対戦相手として画面に出てきた瞬間に「あ、こいつ厄介なやつだ」と即座にわかる声のつくりをしていて、台詞の内容より声の質感でキャラクターの情報量をほぼ全部説明されている感じがある。
森久保祥太郎の切原赤也は、中盤の対戦シーンで「このキャラって実はこういうやつだったのか」と思わせる瞬間がある。あのテンションの振り幅を声だけで成立させているのが地味に凄くて、森久保のキャリアの厚みがそのままキャラクターの奥行きになっている。関智一のバルカン・ラエルティオスも、出番のたびにそのシーンの格を上げてくる。何でもないセリフが妙に残るのは、積み重ねてきたものの質が違うからだろう。
読んで見たくなったら——『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テニプリシリーズのキャラクターに既に愛着がある人(前提として強め)
- スポーツアニメに「リアリティ」より「熱量とキャラの強度」を求める人
- 豪華キャストの演技を声で楽しむ習慣がある人
- インフレしていくバトル漫画の文脈が好きで、そこにテニスという記号が乗っていても気にならない人
- 諏訪部順一・関智一・置鮎龍太郎・森久保祥太郎のどれかがツボにある人
合わない人
- テニスのルールや試合展開をリアルに描いてほしい人
- シリーズを知らない状態でWORLD CUPから入ろうとしている人(相当しんどい)
- 物語の伏線回収や構成の精密さを重視する人
- キャラクターが多すぎて把握しきれないタイプの群像劇が苦手な人
次に見るなら
テニプリが好きなら弱虫ペダルも合うと思う。スポーツの競技としての面白さより、キャラクター同士の因縁と成長で走るタイプで、大会形式の熱量の作り方が近い。長いシリーズなので、ちゃんとハマるとしばらく抜け出せない。
世界を舞台にした対決という構図に引かれたならダイヤのAも候補になる。高校野球を舞台にしているが、チーム内の競争と外の強敵という二重の緊張が続く構成で、個々のキャラクターの成長を積み重ねる比重が高い。U-17 WORLD CUPとは毛色が違うが、「ひとつのスポーツに賭ける人間の顔」を見たい人には刺さる。
ハイキュー!!はテニプリとは対極にある——リアリティと感情の積み上げ方が非常に丁寧で、試合中の一瞬の判断と心理描写に力が入っている。テニプリの物理無視にどうしても乗れなかった人ほど、ハイキューを見ると「同じスポーツアニメでこんなに違うのか」という発見がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。いずれも見放題プランに対応しているため、自分のペースでまとめて楽しめます。まずは無料トライアルを活用して、最初のエピソードから確認してみてください。











