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テニスの王子様 OVA ANOTHER STORY ~過去と未来のメッセージ
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | 漫画 |
全国大会に参加した レギュラーたちの過去と未来を描くOVAシリーズ。第1巻は2話構成で、清学園が四天宝寺と練習試合のため大阪を訪問する話と、氷帝での跡部の1年生時代の始まりを描く話が収録されている。第2巻も2話構成で、清学園の大阪訪問の後編が含まれる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
全国大会に挑んだ青春学園レギュラーたちの「過去」と「未来」にスポットを当てたOVAシリーズ。清学園が四天宝寺との練習試合のために大阪を訪問する騒動や、氷帝学園での跡部景吾の1年生時代——まだ王者となる前の姿——が描かれる。本編では語られなかったキャラクターたちの知られざる一面と、青春の輝きを凝縮した全4話構成の作品。
みどころ・魅力
① 跡部景吾の”原点”が明かされる1年生エピソード
氷帝の絶対的王者として君臨する跡部が、まだ頂点に立つ前の1年生時代を描くエピソードは本OVAの最大の見どころのひとつ。現在の姿からは想像しにくい当時の姿に、ファンなら胸が熱くなること間違いなし。
② 清学×四天宝寺の大阪遠征が生むドタバタ劇
真剣な練習試合を軸にしながらも、個性豊かな四天宝寺メンバーとの絡みがコメディ色豊かに描かれる。緊張感とギャグのバランスが絶妙で、シリーズファンにはたまらない掛け合いが満載。
③ 本編では語られなかったキャラクターの素顔
TV・映画では描ききれなかった各キャラクターの日常や内面が掘り下げられており、原作・アニメを通じて長年親しんできたファンが改めて登場人物への愛着を深められるファン必見の補完作品となっている。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 音楽 | 渡部チェル |
|---|---|
| 音響監督 | 平光琢也 |
| OP | 青春ソーダ「Brand-New HEAVEN」 |
| ED | ストーンズ「色褪せないあの空へ」 |
| ED | 氷帝エタニティ「坂道の果てへ」 |
| ED | 立海ヤングガンズ「終わらない愛」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
テニプリ本編を全部見終えて、「これでようやく解放される」と思っていたのに、OVAがまだあると知ったときの感情はなんと表現すればいいんだろう。義務感でもなく純粋な楽しみでもない、あの独特の「まだあるんか」という気持ち。ANOTHER STORYに手を伸ばしたのは、そういう半ば惰性のような動機からだった。
でも見始めたら2話構成の密度に引き込まれた。本編では描ききれなかった「あの人の昔」が補完されていく感覚は、ファン向けの追加コンテンツとしてちゃんと機能している。2周目は「このシーンはあの本編エピソードへの伏線だったのか」という目線で見られて、初見とは全然違う楽しみ方ができた。
「強さ」より先に来る、人間形成の記録としてのスポーツ青春もの
テニプリという作品は本編を通じて、試合の勝敗よりも「このキャラクターはなぜここまで来たのか」に興味を持たせるつくりをしている。ANOTHER STORYはその流れをさらに突き詰めた形で、過去編と未来編という構成でキャラクターの「なる前」と「なった後」を描く。
特に跡部の1年生時代のエピソードは、あの圧倒的な存在感がいかにして形成されたかを追う話として機能している。本編の跡部景吾を知っているから、その「始まり」を見るときの重みが全然違う。諏訪部順一の声が、あの高圧的でありながら孤独さを滲ませるトーンで若い跡部を演じているのを聞くと、この人は声だけでキャラクターの歴史を表現できるんだと改めて思う。
清学園が四天宝寺を訪問する大阪編の方は、地域性とチームカラーの対比が面白い。四天宝寺のテンションと青学の空気感のぶつかり方が、スポーツ的な対立以上に「文化の衝突」として描かれているのが地味に好きな部分だ。こういうディテールを拾ってくるのが、テニプリが単純なスポーツアニメにとどまらない理由の一つだと思う。
このOVAが「過去と未来のメッセージ」というタイトルを名乗っている意味は、見終わってから少しじわじわとわかってくる。キャラクターたちは未来の自分へ何かを残し、過去の自分から何かを受け取っている。それを「テニス」という形式で表現しているのがこの作品の核心で、スポーツものの仮面をかぶった人間形成の話として読めば、かなり骨格のしっかりしたOVAだと思う。
特に刺さったシーン
跡部の1年生時代、まだあの完成された「氷帝のエース」になる前の瞬間を切り取ったシーンで、思わず画面を止めた。諏訪部順一の声に、わずかに「まだ途中の人間」感がある。完成された傲慢さではなく、そこに至るまでの過程が声に滲んでいる。ああ、この人はちゃんとキャラクターの時系列を声で演じ分けているんだと気づく瞬間。
津田健次郎の乾のシーンは、本編からのファンなら「そういうことだったのか」と腑に落ちる情報が散りばめられていて、データ人間の裏側にある感情の機微がさりげなく描かれている。さりげなく、というのがポイントで、べたべたに説明しないのがいい。
皆川純子のリョーマは本編通りの「なんか憎たらしいけど目が離せない」造形で、このキャラクターを女性声優が演じることの違和感を完全にゼロにしている。むしろこの声以外で聴いたことがないから、もはやこれがリョーマの声そのものになっている。
読んで見たくなったら——『テニスの王子様 OVA ANOTHER STORY ~過去と未来のメッセージ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テニプリ本編を全話見ていて、キャラクターの背景をもっと知りたいと思った人
- 跡部景吾のファン。特に「なぜあの人はああなったのか」に興味がある人
- 諏訪部順一・津田健次郎・森久保祥太郎の演技を追いかけているリスナー
- スポーツアニメより「キャラクターの内面史」として見られる人
- 2時間映画より短い尺で完結感を得たいとき(1巻・2巻それぞれ完結気味)
合わない人
- テニプリ本編未視聴。前提知識ゼロだとキャラクターへの感情移入が難しい
- 「テニプリのカオスな試合展開」が目当ての人(このOVAは比較的落ち着いたトーン)
- 物語のテンポが速くないと集中できない人(過去編はじっくり見せるタイプ)
- 続き物のOVAを途中で切るのが苦手な人(1巻と2巻で話が続くため)
次に見るなら
同じテニプリシリーズ内で、新テニスの王子様は本編の続きとして全国大会後の展開を描く。過去を掘り下げたANOTHER STORYを見た後なら、キャラクターたちがさらに先へ進む姿を追う楽しみ方ができる。遊佐浩二の渡辺長武もより大きな役割で登場するので、このOVAでこのキャラに興味が出た人は特におすすめ。
ハイキュー!! (OVA)は、スポーツ本編の補完としてOVAが機能している構造がANOTHER STORYと近い。キャラクターの過去や大会の裏側を描く手法、声優陣の演技密度、ファン向けの作り込み方のバランスが似ている。テニプリ式の「キャラクター人間形成もの」として楽しんだ人なら同じ文脈で見られる。
黒子のバスケ EXTRA GAMEは、本編後のキャラクターたちを外伝形式で追うOVA的な作品。本編ファンへのサービスと独立した読み切り感のバランスが取れていて、続編・外伝OVAのフォーマットが好きな人に刺さる。声優陣の豪華さも近い方向性。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『テニスの王子様 OVA ANOTHER STORY ~過去と未来のメッセージ』はdアニメストアで配信中です。本編アニメを見終えたあとに視聴することで、キャラクターへの理解がより深まります。テニプリファンであれば見逃せない一作です。
よくある質問
まとめ
『テニスの王子様 OVA ANOTHER STORY ~過去と未来のメッセージ』はdアニメストアで配信中です。本編アニメを見終えたあとに視聴することで、キャラクターへの理解がより深まります。テニプリファンであれば見逃せない一作です。










