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リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | The Monk Studios |
主人公の竜馬は、テニスチャンピオンの父親に憧れて、アメリカでの修行を決意する。しかし、同級生の桜乃を危険な悪党から救うための激しいテニスの戦いの最中に、二人は不可思議な力で過去へと時間移動させられてしまう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テニスの王者である父・龍崎南次郎に憧れる越前リョーマは、より高みを目指してアメリカへの修行を決意する。しかし旅の途中、幼なじみの桜乃が危険な悪党に狙われる事態が発生。リョーマはテニスで立ち向かうが、激闘のさなか二人は謎の力に引き込まれ、まさかの過去へとタイムスリップしてしまう。そこでリョーマが目にしたのは、若き日の父の姿だった。みどころ・魅力
① 「父と息子」の熱いドラマが劇場版スケールで展開
テレビシリーズでは描かれなかった、越前南次郎の若き日の姿がついに明かされる。父がいかにして世界王者への道を歩んだのか、その原点にリョーマが直接立ち会うことで、二人の絆が感動的に描かれる。父子の物語として原作ファンも必見の一作。② 劇場版ならではの迫力満点テニスバトル
悪役との対決やタイムスリップ先での試合など、荒唐無稽でスタイリッシュなテニスシーンが連続する。原作の「テニスで何でもできる」精神を全力で体現しており、スポーツ漫画の枠を超えたエンターテインメントとして爽快感が抜群。③ 豪華声優陣によるキャラクターたちの再集結
テレビアニメから続投したオリジナルキャストが再び顔を揃え、長年のファンには懐かしさと興奮を届ける。桜乃との関係性や旧来のキャラクターたちとのやり取りも含め、シリーズへの愛着をそのまま劇場版で楽しめる仕上がりとなっている。キャスト・声優一覧















スタッフ
| 監督 | 神志那弘志 |
|---|---|
| 音楽 | 津田ケイ |
| 音響監督 | 高寺たけし |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——「またテニプリ?」から始まった2時間
タイトルを見たとき、正直「リョーマって単語を入れたかっただけでしょ」と思った。テニプリ好きとして言うから説得力があると思ってほしい。2021年の劇場版、しかも時間移動ありという情報だけで、少し身構えながら席についた記憶がある。
ところが始まってみると、スクリーンに映る越前リョーマの佇まいが想像より堂々としていて、序盤で意外に引き込まれた。皆川純子さんの声が劇場の音響に乗ると、あの独特の不敵さが増幅される。「あ、テニプリってこういう体験だったな」という記憶が戻ってきた。2回目に見ると、1回目では単なるアクションに見えていた父・南次郎との関係性の描き方が、思ったより丁寧に伏線として置かれていることに気づく。タイトルへの文句は今も撤回しないが、見る価値はあった。
「父の背中を追う」ではなく、「父の若い頃と並ぶ」という体験
テニスの王子様という作品が長年描いてきたのは、越前リョーマという天才が「父・南次郎を超えるかどうか」という軸だ。この劇場版が面白いのは、その問いに対して正面からぶつかるのではなく、時間移動という装置を使って「若き日の南次郎と同じ時代に立つ」という解法を選んだ点にある。
父の若い頃を「伝説」としてではなく、同じ時代を生きるライバルに近い存在として見せる。この構造は、リョーマが抱えている問題——天才の息子として生まれたことへの複雑さ——を、説明なしに映像として体験させる。過去の世界で繰り広げられるテニスの戦いは、単純なアクション演出ではなく、「あの頃の父がどんな人間だったか」を知る過程として機能している。
竜崎桜乃(高橋美佳子さん)が巻き込まれた事態がきっかけで時間移動が起きる設定も、純粋にリョーマ個人の成長譚に閉じないための装置として機能している。桜乃という外側の視点があることで、リョーマの変化がより可視化される。
諏訪部順一さんの跡部景吾、置鮎龍太郎さんの手塚国光、細谷佳正さんの白石蔵ノ介——既存キャラが劇場版の尺にどう収まるかは毎回の課題だが、本作はリョーマと父の関係に焦点を絞った分、余計な群像劇にならずに済んでいる。好きなキャラクターの出番が少ないと感じるファンもいるとは思うが、それが結果的に主軸の話に重みを持たせている。
「父を超える」というゴールを直接描かずに、「父が何者だったかを理解する」過程を見せることで、テニプリという作品の核心にある「強さへの問い」が、より個人的な話として着地している。それがこの映画の芯だと思う。
特に刺さったシーン
終盤の父との対峙に近いテニスの場面。若い南次郎がコートに立つ姿を、同じコートから見るリョーマの表情が印象に残っている。「憧れ」というより「測っている」に近い目つきで、それが皆川純子さんの声の間合いと重なったとき、このキャラクターのずっと変わらない部分——人と向き合うときの鋭さ——が劇場のスクリーンサイズで迫ってきた。
音響も含めて、テニスの打球音と歓声が立体的に響く場面は、配信で見るより確実に映画館向きの演出だった。序盤の悪党から桜乃を守る展開は設定として強引な部分もあるが、そのおかしさも含めてテニプリのトーンとして受け入れると、物語の入口としてはちゃんと機能している。2回目はその強引さを笑いながら見られたので、それはそれで正解だったかもしれない。
読んで見たくなったら——『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テニプリを原作・アニメで通って育った世代
- 越前リョーマというキャラクターの不遜さが好きな人
- 父と息子の関係を描いた話に弱い人
- 劇場の音響でスポーツアニメのバトルを体験したい人
- 諏訪部順一・細谷佳正・置鮎龍太郎の演技を久々に一作でまとめて聴きたい人
合わない人
- テニプリ未履修で初見として見ようとしている人(前提知識がないと感情移入しにくい)
- 時間移動設定をリアリティの観点から受け入れられない人
- 群像劇で好きなキャラ全員に見せ場を期待している人
- スポーツアニメにシリアスな試合描写の緻密さを求めている人
次に見るなら
ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
スポーツアニメの劇場版として、試合の熱量と感情の描き方が現時点でトップクラス。リョーマのようなライバル関係の話が好きなら、日向対影山という軸が別の形で刺さる。音響体験としても映画館向きの一作。
黒子のバスケ LAST GAME
バスケットボールを舞台に、チーム全員が揃って一つの試合に挑む構成。テニプリが好きな層と親和性が高く、キャラクターの個性とバトル演出のバランスが近い。劇場版として完結感があるため単体でも見やすい。
劇場版 弱虫ペダル
スポーツアニメと熱量という点では共通しているが、こちらは自転車競技という地味な題材を正面から描く。テニプリのような派手さとは異なるが、「努力と才能」というテーマに興味があるなら見る価値がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『リョーマ! The Prince of Tennis 新生劇場版テニスの王子様』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。いずれも月額サブスクリプションで利用可能なため、普段アニメを楽しんでいる方はすでに契約中のサービスで手軽に視聴できるでしょう。テニプリシリーズのファンはもちろん、劇場版から入る方にもおすすめの一作です。










