新テニスの王子様

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2012新テニスの王子様

新テニスの王子様

★ 3.5 / 5.0アクションコメディスポーツ
放送年2012年
フォーマットOVA
話数7話
制作Production I.G

U-17の出来事の前に起こる、DVDに収録された短編スペシャル。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

U-17日本代表合宿を舞台に描かれる本編の前日譚的な短編OVAシリーズ。越前リョーマをはじめとする個性豊かなテニスプレイヤーたちが、コートの内外でさまざまな出来事に巻き込まれていく。ギャグ色強めのエピソードから熱いプレーが垣間見えるシーンまで、多彩なキャラクターの素顔が楽しめる番外編的作品。

みどころ・魅力

① 本編では見られないキャラクターたちの素の表情

U-17合宿という濃密な設定の隙間を埋める短編ならではの視点で、各キャラクターの日常的なやり取りや意外な一面が描かれる。本編ファンほど細かいネタに反応できる、ファン向けの色合いが強いエピソード群となっている。

② コメディとスポーツが交差する独自のバランス

「新テニスの王子様」らしい過剰なまでの熱量とシリアスさはそのままに、OVAならではの軽快なギャグテイストが絶妙に混在。本編の緊張感から少し離れてリラックスしながら視聴できる点が、短編フォーマットの強みとして活きている。

③ DVDならではの収録形式が生む特別感

単体配信ではなくDVD特典として制作された経緯を持つ本作は、完全版コンテンツとしてのレア感がある。シリーズを通して集めてきたファンにとっては、コレクション的な満足感も得られる仕上がりとなっている。

キャスト・声優一覧

跡部景吾
跡部景吾
メイン
›
諏訪部順一
手塚国光
手塚国光
メイン
›
置鮎龍太郎
菊丸英二
菊丸英二
メイン
›
高橋広樹
越前リョーマ
越前リョーマ
メイン
›
皆川純子
不二周助
不二周助
メイン
›
甲斐田ゆき
幸村精市
幸村精市
メイン
›
永井幸子
切原赤也
切原赤也
メイン
›
森久保祥太郎
大石秀一郎
大石秀一郎
メイン
›
近藤孝行
白石蔵ノ介
白石蔵ノ介
メイン
›
細谷佳正
真田弦一郎
真田弦一郎
メイン
›
楠大典
鳳長太郎
鳳長太郎
メイン
›
浪川大輔
田仁志慧
田仁志慧
サブ
›
上田燿司

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スタッフ

OP藤澤 徳昌「未来の僕らへ」
EDあみきゅう男子「ENJOY」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

テニプリは長年「通ってこなかった」ジャンルだ。初代はリアルタイム世代で横目では見ていたが、新のほうはほぼ白紙に近い状態でこのOVAに手を出した。理由は単純で、「諏訪部順一が跡部やってると聞いたから」、それだけだった。

DVDに収録された短編スペシャルという位置づけが最初よくわからなかった。U-17キャンプ前の出来事を描いた内容らしいと後で知ったが、本編未視聴でもなんとなく雰囲気で楽しめる、お祭りコンテンツとしての純度が高い。2回目に見たとき、各キャラの役割分担がいかに計算されているかに気づいた。短編なのに情報密度が妙に高く、「これはシリーズを全部見た人間に向けて作られている」とようやく合点がいった。

「強さの証明」ではなく「強さの確認」をしたいオタクのための短編

新テニOVAの核心は、バトルでも成長でもなく「強いやつが強さを見せる」という、ほぼそれだけに特化した構造にある。U-17キャンプ前という設定が絶妙で、本番前のウォームアップ、あるいは開演前にステージで音を鳴らすアクト、みたいな位置づけになっている。

テニプリという長期シリーズがやってきたのは「テニスというスポーツを通じた格付けゲーム」だと思っている。強さのヒエラルキーを作り、それを崩し、また再構築する。このOVAはそのサイクルの「崩す前」にあたる、現状確認フェーズだ。跡部が跡部らしく振る舞い、手塚が手塚然として存在し、切原が切原的に暴れる。それを諏訪部順一や置鮎龍太郎の声で聞けるという、ファンへのサービス密度が異常に高い。

これは単なる「スポーツアニメのスピンオフ」ではなく、長期シリーズが積み上げてきたキャラクターへの信頼感をそのまま消費する作品だ。10年以上かけて蓄積された「この人たちが動いてしゃべっているだけで満足」という感情に直接アクセスしている。そういう意味で、本編を全部見た上で見ると格段に深みが増す。逆に言うと、初見の人間にはそこの体験がごっそり抜け落ちる。自分が正直それを実感した。

特に刺さったシーン

細谷佳正が演じる白石蔵ノ介が絡むシーンで思わず笑った。「エクスタシー」的な独特の語り口を細谷さんが完全に体に入れてしゃべっているのが、声だけで伝わってくる。細谷佳正というと「声優と夜あそび」のMCや繊細な青年役のイメージが強い人なので、このキャラクターとのギャップがじわじわ面白い。

森久保祥太郎の切原赤也も序盤から存在感が凄まじく、初見でも「このキャラには関わりたくない」と即座にわかる設計になっている。声の暴れ方がそのままキャラクターの不安定さを音にしたようで、演じている側の楽しさまで透けて見えた。後でファンに聞いたら「そのまんまですよ」と言われた。浪川大輔の鳳長太郎も、短い出番の中で温度感のコントロールが上手く、こちらも「声優と夜あそび」MC勢の底力を見せてくる。

読んで見たくなったら——『新テニスの王子様』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 新テニスの王子様の本編(TVシリーズまたはOVA)を一通り見てきたファン
  • 好きなキャラクターが動いて声が聞ければそれでいい、という消費スタイルの人
  • 諏訪部順一・細谷佳正・森久保祥太郎あたりの声優目当てで入る人
  • お祭り・ファンディスクコンテンツに慣れていて「本編補完」として楽しめる人

合わない人

  • テニプリ未履修で、いきなりここから入ろうとしている人(背景知識なしでは半分も楽しめない)
  • スポーツアニメとして試合の緊張感や成長物語を期待している人
  • 短編OVAに対して「内容の密度」を求める人
  • キャラクターの関係性・設定を把握していないと置いていかれる展開が苦手な人

次に見るなら

同じ文脈でいくなら、まず新テニスの王子様 OVA vs. Genius10あたりから入るのが正道。このDVDスペシャルはU-17キャンプ前の話なので、本編OVAを見てから戻ってくると格段に面白さが変わる。「あの時点でこいつらこういう状態だったのか」という逆算の楽しみ方ができる。

「長期シリーズの贅沢なスピンオフ」という文脈では黒子のバスケ EXTRA GAMEも近い位置にある。本編キャラが格上の敵と対決する構造で、ファンがお祭り的に楽しめる設計は共通している。こちらも本編履修後に見ると効いてくる。

声優目当てで入ったなら、諏訪部順一・細谷佳正・浪川大輔が揃うテニスの王子様(初代)に遡るのもあり。新から入った人間がどこまで掘れるかを試される入口として悪くない。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「新テニスの王子様」OVAは、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。主要な動画配信プラットフォームで広くカバーされているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。本編と合わせてシリーズをまとめて楽しみたい方にとっても、アクセスしやすい環境が整っています。

よくある質問

Q. 新テニスの王子様OVAはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信されています。各サービスの無料トライアルを活用すれば、初回は無料で視聴できる場合があります。
Q. 本編を見ていなくてもOVAは楽しめますか?
A. キャラクターの背景を知っていた方がより楽しめる作りになっているため、本編「新テニスの王子様」を先に視聴してからOVAに進むのがおすすめです。
Q. OVAのエピソード数・尺はどのくらいですか?
A. 各エピソードは短編形式で、DVDに収録されたスペシャル作品です。まとまった本数がシリーズとして展開されており、隙間時間に1話ずつ気軽に視聴できる構成になっています。
Q. 旧「テニスの王子様」との違いは何ですか?
A. 「新テニスの王子様」はU-17日本代表合宿という新たな舞台が中心で、スケールとキャラクター数が大幅に拡張されています。OVAも同じ世界観・設定を引き継いでいます。

まとめ

「新テニスの王子様」OVAは、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。主要な動画配信プラットフォームで広くカバーされているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。本編と合わせてシリーズをまとめて楽しみたい方にとっても、アクセスしやすい環境が整っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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