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2021

アイドリッシュセブン Third BEAT!
★ 4.0 / 5.0ドラマ音楽サイコロジカル
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | TROYCA |
IDOLiSH7の第3シーズン。アイドルグループ「IDOLiSH7」とその関係者たちの活動を描く。最初の3話は2021年6月13日にウェブで先行配信され、通常のテレビ放送は2021年7月4日から開始された。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
アイドルグループ「IDOLiSH7」の第3シーズン。「TRIGGER」「Re:vale」「ZOOL」との競争と共存が続くなか、各メンバーが抱える過去のトラウマや深い葛藤、未来への希望と真剣に向き合う物語。芸能界という華やかな舞台の裏で交差する複雑な人間関係と感情のぶつかり合いを、重厚なドラマと印象的な楽曲で描き出す。2021年6月にWeb先行配信、同年7月よりテレビ放送が開始されたファン待望の続編。みどころ・魅力
① 4グループが交差する、群像劇としての重厚な人間ドラマ
IDOLiSH7・TRIGGER・Re:vale・ZOOLという個性豊かな4グループが同じ芸能界で激しくぶつかり合いながらも、互いを高め合う関係性が丁寧に描かれる。各キャラクターが抱えるバックストーリーの深さが、単なるアイドルアニメを超えた群像劇としての圧倒的な没入感を生み出している。② 感情を揺さぶるオリジナル楽曲と、ライブシーンの完成度
シリーズを通じて積み上げられてきたオリジナル楽曲の数々が、物語の感情的クライマックスと連動して流れる演出は本作最大の見どころのひとつ。アニメーションで描かれるステージパフォーマンスの作り込みも高く、音楽と映像が一体となった体験はファンを中心に高い評価を得ている。③ サイコロジカルな展開が加速する、シリーズ最大の佳境
第3シーズンはこれまで積み重ねてきた伏線が回収される局面が多く、心理描写やキャラクターの内面的な変化がより深く掘り下げられる。過去の因縁や秘密が明かされるにつれてドラマの緊張感が増し、続きが気になって止まらない展開が続く。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 別所誠人 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 関根アユミ |
| 原作 | 都志見文太 |
| 原案キャラデザ | 種村有菜 |
| キャラクターデザイン | 深川可純 |
| 音楽 | 加藤達也 |
| 美術監督 | 葛琳 |
| 音響監督 | 濱野高年 |
| OP | IDOLiSH7「THE POLiCY」 |
| ED | TRIGGER [Gaku Yaotome「PLACES」 |
| ED | 「未完成な僕ら」 |
| ED | 九条 天「Dis one.」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
アイナナは長い間「あのジャンルの作品」として遠巻きに観測していた。1期から追っている知人が「3期だけでもいける」と言い張るので、半信半疑で手を出したのがきっかけだ。最初の1話、正直なめていた。こういう作品はだいたい冒頭に「俺たちのステージだ!」みたいなセリフが来るものだと思っていたら、全然違う。静かに、じわじわと、登場人物たちの関係性の重さが滲み出てくる。2回目に見たとき、序盤のある会話シーンの意味がまったく変わって見えた。1回目は「キャラクターの紹介パート」だと思っていたのに、あれは伏線だったのかと。アイドルもののドラマ部分がこれだけ本気で設計されているのは、予想外だった。ファンが長年追い続けている理由が、見ているうちに少しわかってくる。アイドルである前に「人間」として生き残れるか——消耗と持続の話
この作品が描いているのは、端的に言えば「消費される側の人間が、それでも輝こうとする話」だと思う。 アイドルというフォーマット上、キャラクターたちは常に「見られる存在」であることを求められる。ファンの視線、業界の論理、ライバルグループとの競争——それらすべてに応え続けることは、どこかで人間を摩耗させる。3期のTHIRD BEAT!というタイトルが意味するのは単なるシーズン番号ではなく、すでに2回のビートを経た後の「3打目」だ。疲弊と経験を積んだ上での継続という、地味だが重いテーマが通底している。 九条天(斉藤壮馬)がいいのは、「完璧に見えるキャラクター」の内側にある緊張が声に滲み出るところだ。斉藤壮馬という声優は感情の抑制が巧みで、抑えれば抑えるほど逆に何かが漏れている。あの声で「大丈夫だ」と言われると、絶対大丈夫じゃないとわかる。 七瀬陸(小野賢章)は対照的に、感情が表面に出やすいキャラクターとして機能していて、その不安定さと六弥ナギ(江口拓也)の飄々とした安定感の対比が、グループとしての「バランスの奇妙さ」を体現している。江口拓也のナギは、軽さの裏に誠実さがある演じ方で、声だけ聴いていてもそれが伝わってくる。 3期で特に感じたのは、「業界の中で正しくあろうとすること」の難しさをフィクションとして誠実に描いている点だ。アイドルもの特有の「きらめき」を否定せず、しかしその裏側の消耗や葛藤も同等の重さで描く。どちらかに振り切らない、そのバランス感覚がこのシリーズが長く支持される理由だろうと思う。特に刺さったシーン
序盤、ふたりのキャラクターが言葉少なに同じ空間にいるシーンがある。何も起きないのに、緊張感がある。それはたぶん、声優の沈黙の使い方のせいだ。八乙女楽(羽多野渉)はああいうシーン、セリフの間に情報量が多い。言っていないことを演じている人だと毎回思う。 もうひとつは、ステージシーンの音楽とカットの切り方。特定の楽曲が流れるタイミングで場面が切り替わる演出が何か所かあって、1回目では単純に「いい曲だな」で流してしまったのが、2回目で見ると前後の台詞の意味と接続して初めて機能していることに気づいた。制作側がちゃんと「感情の動線」を設計している。 春原百瀬(保志総一朗)の声は、存在感が静かなのに見失わない。保志総一朗という人、キャリアが長いほど余計なものを削ぎ落として「ただそこにいる」演技になっていく気がする。この作品でもそれを感じた。読んで見たくなったら——『アイドリッシュセブン Third BEAT!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アイドルものに「ドラマの深さ」を求めている人
- 声優の演技を細かく聴き比べる習慣がある人
- 1期・2期から続けてシリーズを追っているファン
- 複数グループの関係性やライバル構図を楽しめる人
- 音楽とストーリーが密接に絡む構成が好きな人
合わない人
- 前シーズン未視聴で3期から入ろうとしている人(関係性の前提がかなり必要)
- テンポよく話が進む作品が好きな人(感情の積み重ねを重視する作りなので時間がかかる)
- アイドルというジャンル自体に生理的な距離がある人
- キャラクターより世界観・設定を重視するタイプの視聴者
次に見るなら
うたの☆プリンスさまっ♪との比較でよく語られるが、あちらは明るさとエンタメ性に振り切ったアイドルアニメ。アイナナが「アイドルの重さ」を描くのに対して、プリンスさまは「アイドルの夢」を描く。両方見ると、ジャンルの振り幅がわかる。 業界や生存をテーマにした作品として、バクマン。が近い質感を持つ。こちらは漫画家の世界だが、「才能と消耗と生き残り」という構造が似ている。ドラマとしての密度を求めているなら、同じ感触で楽しめる。 アイドルものの「複数グループの関係性」という要素が好きなら、アイカツ!シリーズも選択肢に入る。対象年齢は違うが、ライバルとの関係が敵対でなく「互いを高め合う」方向で描かれていて、その誠実さはアイナナと共鳴する部分がある。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「アイドリッシュセブン Third BEAT!」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixで視聴できます。主要な動画配信サービスに幅広く対応しているため、普段お使いのプラットフォームからすぐに視聴を始められます。第1・第2シーズンも同様のサービスで配信されていますので、まとめて一気見するのにも適した環境が整っています。






