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ポケットモンスターXY MEGA EVOLUTION
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 4話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | OLM |
メガシンカはカロス地方で新たに発見された進化形。全てのポケモンがメガシンカできるのか?若き トレーナー・アランと相棒のリザードンが主人公。アランの目標は「全てのメガシンカポケモンを倒し、最強の頂点に立つこと」。旅の中でアランとリザードンは様々なトレーナーと出会い、バトルを通じて成長していく。
作品概要・あらすじ
あらすじ
カロス地方で発見された新たな進化形態「メガシンカ」。若きトレーナー・アランは、「全てのメガシンカポケモンを倒し、最強の頂点に立つ」という目標を胸に相棒のリザードンとともに旅に出る。各地で強力なトレーナーたちと出会い、激しいバトルを繰り広げながら、アランとリザードンは絆を深め確かな成長を遂げていく。メガシンカの謎と可能性に迫るアクション&アドベンチャー作品。みどころ・魅力
① リザードンのメガシンカバトルが圧巻
相棒リザードンがメガリザードンXへとメガシンカする瞬間は本作最大の見せ場。TVシリーズとは一線を画す濃密な作画とスピード感あふれる演出で、バトルシーンのクオリティは群を抜いている。ゲームで見慣れたメガシンカが映像で躍動する迫力は必見。② 主人公アランの孤高の旅路と成長
サトシとは異なる「強さを極める」という明確な目的を持つアラン。友情や仲間との交流よりも、己とポケモンの力を磨くストイックな姿勢が描かれ、少し大人びたシリアスな雰囲気が本作を他シリーズと差別化している。その信念が揺れる瞬間も見逃せない。③ ゲームファンにも刺さるポケモン登場ラッシュ
メガシンカ可能なポケモンが次々と登場し、それぞれ個性的なトレーナーと組み合わせたバトルが展開される。XY世代のポケモンたちの活躍をアニメならではの動きで楽しめるため、ゲームプレイヤーにとってもキャラクターへの愛着が深まる内容となっている。キャスト・声優一覧
















スタッフ
| ED | 祐介「メガV(ボルト)」 |
|---|
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
XYのスピンオフという話を聞いて、アランというキャラクターのファンに勧められた。ポケモン本編はとっくに追いきれなくなっていたのに、なぜか特別編は完走した。最初は「ポケモンの特別編でそんなに重くなるはずない」と思って流し見していたら、アランとリザードンがひたすら強さを求めて戦い続ける構図に気づいた瞬間、手が止まった。
2回目に見て気づいたのは、この作品がほとんど会話らしい会話をしない点だ。アランは目的しか語らない。強くなることへの執着と、その孤独さが全部バトルシーンに乗っている。2014年という時期を考えると、ポケモンIPのスピンオフでここまで求道者的な主人公を描こうとした事実が、今でも少し信じられない。
最強を追い続けた先に何も残らないという話
アランの目標は明快だ。「全てのメガシンカポケモンを倒して最強の頂点に立つ」。子どもが読んでも分かる動機だが、見ていると奇妙な既視感がある。これは少年漫画的な「夢を追う話」ではなく、何かに憑かれた人間の話に近い。
アランはなぜ最強になりたいのか。明確な答えは語られない。強さへの執念があって、リザードンとともにひたすら戦い続ける。途中でマノンという存在が絡んでくるが、彼女の明るさとアランの閉じた内面は噛み合わない。その噛み合わなさ自体が演出として機能している。
小野賢章のアランは、台詞が少ない分、声のトーンと間の取り方で全部やる。感情を出さないキャラクターを演じるとき、腕のある声優はゼロの演技をしない——ゼロに見えるように計算された抑制を使う。バトル後の沈黙で、その重さを初めて意識した。声優と夜あそびで見せるあの軽やかさとは別の顔で、この作品の小野賢章はずっと硬い。
もう一つ印象的なのが、ツワブキ ダイゴの存在だ。鈴村健一が演じるこのキャラクターは、アランにとってある種の道標として機能しているが、その関係性はシンプルな師弟ではない。ダイゴ自身も何かを追っている気配があって、それがアランの孤独をより立体的に見せている。ポケモン界隈を把握しきっていない人間でも、この2人の間の緊張感は伝わってくる。
単純に「強さを求める話」として消費することもできる。でも2回目以降は、強さを得るたびにアランの表情が豊かにならない事実が積み重なってくる。目標を達成するたびに次の目標が来て、終わりがない。それが意図された空虚さなのか製作側の設計なのか判断はつかないが——ポケモンIPのスピンオフでこのトーンは、思っていたより誠実だと思う。
特に刺さったシーン
中盤以降のアブソルが絡むシーケンスが忘れられない。生天目仁美のアブソルは、台詞らしい台詞がほとんどないのに場の空気を変えてくる。ポケモンの鳴き声に近いものを「演技」に昇華できる声優は限られるが、あの不吉な予感の乗り方は生天目さんでないと難しかったと思う。バトルの派手さとは別次元で、あのシーンだけ質感が違う。
マノンが初めてアランの素の部分を引き出しかける場面でも、小松未可子のテンションが絶妙だった。声優と夜あそびで見せる柔らかいMCの雰囲気とは違い、マノンは真っ直ぐな明るさで押してくる。その明るさとアランのすれ違いが、台詞ではなく声のリズムで表現されている。XYファンが「マノンとアランの関係が好き」と言う理由が、あのシーンで分かった気がした。
読んで見たくなったら——『ポケットモンスターXY MEGA EVOLUTION』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- XY本編を視聴済みで、アランというキャラクターに引っかかりがあった人
- ポケモンのバトルを純粋なアクションとして楽しめる人
- 無口な求道者系の主人公に弱い人
- 小野賢章・鈴村健一のファンで、2人が同じ作品に出ている回を押さえたい人
- メガシンカのシステム的な背景を映像で確認しておきたかった人
合わない人
- ポケモン本編の和やかな空気感を期待して見る人(この作品にはほぼない)
- 主人公の内面や動機を台詞で丁寧に説明してほしい人
- XY未視聴で設定を一から把握したい人
- 1話完結のライトな視聴感を求めている人
次に見るなら
ポケモンIPの中で求道者的な主人公に興味が出たなら、ポケットモンスター THE ORIGINも押さえておきたい。赤緑のゲームを原作にした特別編で、主人公レッドがひたすらポケモンを追い続ける構成。コアファン向けの作りという点でMEGA EVOLUTIONと同じ温度感がある。
IPを離れてもいいなら、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズが近い感触を持っている。明るいはずのIPで予想外に暗い場所に踏み込んでくる構造、主人公が「強くなること」を選び取っていく切迫感が、MEGA EVOLUTIONと重なる部分がある。
声優目当てで一本挟むなら、鈴村健一が主演を務めたテイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスあたりが良い対比になる。こちらは王道ファンタジーの文脈でヒーローを演じていて、ダイゴとは別の鈴村健一が確認できる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ポケットモンスターXY MEGA EVOLUTION』は、AmazonプライムビデオおよびNetflixでご視聴いただけます。どちらのサービスも会員であればすぐに視聴を開始できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。短編スペシャル作品のため、一気見しやすいのも嬉しいポイントです。