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ハイスクールD×D OVA
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | TNK |
学校では女子生徒が消えて戻ってくると胸が小さくなるという噂が広がっている。一方、イッセイとアジアはリアスと共に棺が呪われているか調査に向かう。仕事をより上手くこなすため他者の仕事ぶりを観察していた二人だったが、調査中にイッセイはエジプトの魔術師に憑依されてしまう。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
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| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
ハイスクールD×D OVAは現在、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。本編シリーズを楽しんだ方はぜひOVAもチェックしてみてください。
作品概要・あらすじ
あらすじ
学校では女子生徒が次々と行方不明になり、戻ってきた生徒たちの胸が小さくなっているという不可解な噂が広まっていた。一方、イッセイとアジアはリアスの指示のもと、呪われているとされる棺の調査へと向かう。仕事のスキルを磨くため先輩の動きを観察しながら任務をこなそうとする二人だったが、調査の最中にイッセイはエジプト出身の魔術師に憑依されてしまい、思わぬ事態に発展していく。
みどころ・魅力
① 「胸が小さくなる」という突飛な謎がもたらすカオスなコメディ展開
学校に広まる”胸縮小”の噂という荒唐無稽な設定からして本作のカラーが全開。ハイスクールD×Dならではの下ネタとファンタジーが絶妙に混ざり合い、シリアスな悪魔の調査任務とギャグが同居する独特の空気感をOVAならではの自由度で存分に楽しめる。
② エジプト魔術師の憑依というシリーズ屈指の異色エピソード
イッセイが外部の魔術師に乗っ取られるという、本編ではなかなか見られない展開が本作の見どころ。憑依後のイッセイの言動と、周囲のキャラクターたちがどう対応するかがコメディとして描かれており、キャラクターの個性が際立つシーンが続く。
③ OVAならではのキャラクター同士の掛け合いと関係性の深掘り
イッセイ・アジア・リアスの三人を中心に、本編の緊張感から解放されたゆるやかな関係性が描かれる。仕事を学ぼうとする二人の姿勢と、それを見守るリアスの構図が微笑ましく、キャラクターへの愛着をあらためて感じられるファン向けの一本。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 柳沢哲也 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | みやま零 |
| キャラクターデザイン | 後藤潤二 |
| 美術監督 | 池田繁美 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | ラーバル・ステージ・プランニング「Trip -innocent of D-」 |
| ED | Stylips「STUDY x STUDY」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「そういうやつのOVAね」と思いながら再生した。TVシリーズを全部追っていれば分かる感覚で、これはあのノリの補完でも外伝でもなく、純粋に「TVで放送できなかった分をここでやる」という一本だ。2012年、本編1期の後日談的な位置づけ。シリーズを知らない人が見ても何も始まらないし、そういう作りもしていない。
最初に見たとき正直、話の骨格より画面の情報量に目が行ってしまって、エジプトの魔術師とか憑依とかいう設定がわりと面白い骨格をしていることに気づかなかった。2回目で「あ、これイッセイが別人格になるやつか」と改めて認識して、そこからの梶裕貴の声の使い分けに耳が行った。
「胸が小さくなる呪い」という設定が、実はイッセイというキャラの核心を突いていた話
表面だけ読めばただのファンサービスOVAだが、もう少し引いて見ると、このOVAが選んだ題材は「変容」だ。女子生徒の胸が変わる、棺に呪いがかかっている、イッセイが別人格に乗っ取られる——全部「中身や外見が別のものに置き換わる」話を並べている。偶然にしてはテーマが揃いすぎている。
ハイスクールD×Dというシリーズ全体を通して、兵藤一誠というキャラクターは「変容し続ける存在」として描かれている。悪魔になり、力を得て、仲間との関係を深め、自分の中に別の何かが宿る——そういう話だ。このOVAにおける「エジプトの魔術師に憑依される」という展開は、そのシリーズ的文脈の中で読むと単なるギャグではなく、一誠が「器」として機能する存在であるというラインの変奏に聞こえる。
梶裕貴がいつもの一誠の声と、憑依された状態の声を切り替えるとき、ほんの数フレーム、「どちらが本当のイッセイか」という空白が生まれる。演出がそれを強調しているわけではないのに、声だけで成立している。これがTVシリーズ本編と同じキャストで作ることの意味だと思う。
一方で、日笠陽子演じるリアスがこの状況にどう反応するかを見ていると、シリーズを通じての「一誠への感情の変化」がさりげなく乗っている。過剰に動揺するわけでも、完全にクールに処理するわけでもない。あのバランスは、1期のどの時点かを前提にした日笠の計算だと思う。
コメディとして消費するなら何も問題ない。ただ、2回・3回と見ていると、ギャグの配置が「一誠が主体性を失う状況」を笑いで包んでいるだけで、根っこにあるものはわりとシリーズの本筋と地続きだと感じる。こういうOVAを「サービス回」と切り捨てると、見落とすものがある。
特に刺さったシーン
憑依が発動した瞬間の梶裕貴の声の変わり方。あそこが一番好きだ。「間」が絶妙で、直前まで一誠として喋っていたのが、一呼吸で別人になる。わざとらしくなく、かといって分かりにくくもない。10年以上のキャリアを持つ人間がこういう小さい切り替えをどれだけ自然にやるか、という話で、この場面だけで何度か巻き戻した。
竹達彩奈の小猫は本編と変わらず感情の波が表に出ない演技で、ギャグシーンで周囲がわちゃわちゃしているときの「無言のリアクション」が毎回どこかに仕込まれている。声よりも「声を出していないのに存在感がある」という使い方をされているキャラで、OVAでもそこは変わっていない。
伊藤静の朱乃は場面によって意図的に艶のある声とコメディ寄りの声を使い分けていて、このOVAでは後者が多い。朱乃がギャグに乗るときの伊藤静は少し力が抜けていて、それがかえって人間っぽく聞こえる。シリアスな場面の朱乃と並べると面白い。
読んで見たくなったら——『ハイスクールD×D OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- TVシリーズ1期を見終えて「もう少し続きが欲しい」と思った人
- このシリーズのキャストそのままでギャグをやっているのを見たい人
- 憑依・変容系のネタが好きで、そこにキャラ要素が絡む展開が楽しめる人
- 30分で完結するものが欲しいとき
合わない人
- シリーズ未視聴でこのOVAから入ろうとしている人(前提知識なしでは何も起きない)
- D×Dのセクシー要素が本当に苦手な人(このOVAは特にその要素が多い)
- ストーリーの重さや感情的な起伏を期待している人
- 「ファンサービス特化」という構造自体に乗れない人
次に見るなら
D×Dのシリーズ本編をまだ全部追っていなければ、まずハイスクールD×D NEW(2期)に進むのが素直な順序だ。OVAで「もう少し続きが見たい」と感じたなら、その答えはそちらにある。キャラクターの関係性が動き始め、シリアスな場面の比重が増していく。
ハーレム×バトル×コメディという構造ごと好きなら問題児たちが異世界から来るそうですよ?も見ておいて損はない。こちらは女性キャラが強く、主人公がギャグ体質で進んでいく中に世界観の作り込みがある。空気感は違うが、「ファンタジー設定のコメディ」という軸は近い。
憑依・別人格というこのOVAのギミックに興味が行ったならこれはゾンビですか?もおすすめできる。主人公が「中に別の何かがいる」状態で進む話で、ギャグと設定のバランスがD×Dと同じ時代の空気を持っている。
よくある質問
まとめ
ハイスクールD×D OVAは現在、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。本編シリーズを楽しんだ方はぜひOVAもチェックしてみてください。