異世界はスマートフォンとともに。

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2017異世界はスマートフォンとともに。

異世界はスマートフォンとともに。

★ 2.9 / 5.0冒険コメディファンタジーラブコメ
放送年2017年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作Ashi Productions

落雷事故で死亡した15歳の望月冬夜は、神の前で目覚める。神は過ちを犯したと謝罪し、ファンタジー世界への転生を提案する。冬夜はスマートフォンを持ったまま異世界へ転移され、新たな冒険が始まる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

落雷事故により15歳で命を落とした望月冬夜は、神の御前で目を覚ます。過ちを詫びた神は異世界への転生を提案し、冬夜はひとつだけ望みを叶えてもらうことに。選んだのは「スマートフォンをそのまま持っていくこと」。異世界でもつながるスマホを手に、卓越した魔法の才能と温かい人々との出会いに恵まれながら、冬夜は新たな冒険を繰り広げていく。公国の姫や騎士、魔法使いなど個性豊かな仲間たちとの旅を通じて、彼はやがて世界の命運にも関わる大きな使命を帯びることになる。

みどころ・魅力

① チート級主人公が贈る爽快な異世界ライフ

高い魔法適性にスマートフォンというチート装備まで持ち込んだ冬夜の冒険は、ストレスフリーな展開が持ち味。難題をあっさり解決していく様子は、気軽に楽しめる異世界ファンタジーとして王道の面白さを提供する。

② 個性豊かなヒロインたちとのラブコメ要素

公国の双子の姫をはじめ、武闘派の騎士や謎めいた魔法使いなど魅力的なヒロインが次々と登場。冬夜を慕う女性陣とのほのぼのとした交流と恋愛模様が物語に彩りを添え、ラブコメ好きにも刺さる仕上がりになっている。

③ 現代知識×魔法で広がる世界の謎

スマートフォンの検索機能や現代の知識が異世界でも活躍し、古代文明の遺跡や謎の兵器「フレイズ」といった世界の秘密に迫る展開も見どころのひとつ。コメディ路線の中にSF的なスケール感も加わり、後半にかけてストーリーが動き出す。

キャスト・声優一覧

望月冬夜
望月冬夜
メイン
›
福原かつみ
エルゼ・シルエスカ
エルゼ・シルエスカ
メイン
›
内田真礼
リンゼ・シルエスカ
リンゼ・シルエスカ
メイン
›
福緒唯
九重八重
九重八重
メイン
›
赤﨑千夏
ユミナ・エルネア・ベルファスト
ユミナ・エルネア・ベルファスト
メイン
›
高野麻里佳
恋愛神
恋愛神
サブ
›
堀江由衣
神様
神様
サブ
›
立木文彦
エンデ
エンデ
サブ
›
内田雄馬
珊瑚
珊瑚
サブ
›
松井菜桜子
レネ
レネ
サブ
›
青山吉能
山県政景
山県政景
サブ
›
伊藤健太郎
アルマ ストランド
アルマ ストランド
サブ
›
井上ほの花

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スタッフ

監督柳瀬雄之
シリーズ構成高橋ナツコ
原作冬原パトラ
原案キャラデザ兎塚エイジ
キャラクターデザイン舛舘俊秀、関口雅浩、西田美弥子
美術監督柴田聡
音響監督伊藤巧
OPA応P「Another World」
ED上坂すみれ「純情エモーショナル」
ED内田真礼「純情エモーショナル」
ED福緒唯「純情エモーショナル」
ED高野麻里佳「純情エモーショナル」
ED山下七海「純情エモーショナル」
ED赤﨑千夏「純情エモーショナル」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「スマートフォンを持ったまま異世界転生」というタイトルを見た瞬間、正直なところ「ああ、また」と思った。2017年当時すでにいくつかの異世界転生作品を消化していて、ある程度「異世界転生もの」の味がわかってきた頃だった。でも何かの流れで1話を流しっぱなしにしたら、拍子抜けするほど肩の力が抜けて、気づいたら全話終わっていた。

2回目に見たとき気づいたのは、この作品には「苦しそうな顔をしているキャラクターがほとんどいない」ということだ。主人公の望月冬夜が悩む場面は実質ない。ピンチも数秒で解決される。それを「薄い」と切り捨てることもできるし、「ながら見のBGMとして完璧」と受け入れることもできる。自分は後者だった。

これは「異世界転生」ではなく、「全肯定されつづける夢」の話だ

この作品を「単なるチート主人公ものの異世界転生アニメ」と括るのは簡単だけれど、それだけで終わらせると見えなくなるものがある。

望月冬夜にはほぼあらゆる意味でのハンデがない。神様(立木文彦が渋みのある声で「申し訳ない」と言うシーンはなかなか印象的だった)に謝罪され、スマートフォンという現代の万能ツールを持ったまま異世界へ送られ、着いた瞬間から身体能力も魔法適性も桁外れ。周囲の人間はすぐに懐く。女の子は惚れる。誰も本気で傷つかない。

これを「ご都合主義」と呼ぶのは正しいが、それを批判として言いたいわけではない。この作品が描いているのは、「すべてがうまくいく夢」そのものだと思っている。現実の私たちは何かにつまずき、努力が報われなかったり、誰かと関係がこじれたりしながら生きている。それがまったく起きない世界の話を見ることの、あの奇妙な安心感——「次どうなるか」ではなく「どのくらい気持ちよく解決されるか」を見る体験——がこの作品の核にある。

エルゼ役の内田真礼と八重役の赤﨑千夏が作り出すハーレム的な空気も、不思議と嫌みがない。それは二人の演技がキャラクターに素直な好意を乗せているからだと思う。内田真礼は「声優と夜あそび」のMCとしても知られているが、この作品でも軽やかさとまっすぐさが同居した演技を見せていて、聞いていて疲れない。八重の朴訥な雰囲気を作った赤﨑千夏の声もちょうどいい温度感だった。

恋愛神役の堀江由衣がほんの少し顔を出すシーンも、それだけで空気が変わる。348本という出演数はダテじゃない。ワンシーンでちゃんと「色」がついてくる。

この作品に没入するための正しい姿勢は、「主人公に感情移入して物語の緊張感を楽しむ」ではなく、「全肯定の夢の中を漂う」に近い。そういう視聴体験が欲しいとき、この作品はかなり精度が高い。

特に刺さったシーン

序盤、冬夜がスマートフォンを使って地図を出したり翻訳をこなしたりするくだりが、地味に好きだった。「現代のツールをそのまま異世界に持ち込む」という発想自体はシンプルだけれど、それがちゃんとシーンの中で機能しているのを見るのは気持ちがいい。スマホを使う描写に「便利だなあ」と素直に思わせてくれる場面が、1話の中にいくつもある。

内田雄馬演じるエンデが絡んでくる中盤以降のシーンも、短い尺の中でちゃんと印象を残している。内田雄馬は柔らかい声質でありながら芯を感じさせるタイプで、この作品でも端的にキャラクターを立てていた。「で、この人はどっちの側の人間なんだろう」と一瞬考えさせてくれる数少ないシーンだったと思う。

ヒロインたちとの日常描写は、「何も起きていない」ことが武器になっている。誰かが傷ついたり、誰かの感情がこじれたりしないまま画面が進む。それを2回目に見ると「ああ、わざとそう設計されているんだな」という納得感があった。

読んで見たくなったら——『異世界はスマートフォンとともに。』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

こういう人には合う

  • 仕事終わりにとにかく何も考えずに流したいとき
  • 異世界転生ジャンルをひととおり押さえておきたい人
  • 主人公が苦労する展開が苦手で、「うまくいく話」を見たい気分のとき
  • 内田真礼・赤﨑千夏のキャラクターボイスをのんびり聞いていたい人
  • ながら見・BGMアニメの新しいレパートリーを探している人

こういう人には合わない

  • 主人公の成長やキャラクターの変化を追いたい人
  • 物語に緊張感や逆転劇を求める人
  • ハーレム展開が生理的に受け付けない人
  • スマートフォンという設定がストーリーに深く絡むことを期待している人(実際にはそこまで掘り下げられない)
  • 「見た後に何かが残る」アニメを求めている人

次に見るなら

同じ「ストレスゼロで見られる異世界もの」が好きなら、この素晴らしい世界に祝福を!がいい。主人公はむしろ残念寄りだけれど、コメディの密度が高く、1話の中で笑いと日常がテンポよく回る。「スマホとともに。」と同じく深く考えずに見られる。

もう少し完成度の高いハーレム×異世界が見たいなら月が導く異世界道中も近い感触がある。主人公の立ち位置やキャラクター配置が似ていて、こちらは作画や演出にもう一段の安定感がある。「スマホとともに。」が気に入ったなら違和感なく移れるはず。

「転生直後から何もかもうまくいく」という快楽を別角度で味わいたいなら転生したらスライムだった件も候補に入る。主人公が人間でないぶん感情移入の仕方が少し違うが、「チートで課題を一つずつ解決していく気持ちよさ」という体験は近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『異世界はスマートフォンとともに。』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。複数の主要サービスで配信されているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。全12話とコンパクトにまとまっているので、週末一気見にもちょうどよい作品です。

よくある質問

Q. 異世界はスマートフォンとともに。は何話まであります?
A. 第1期は全12話構成です。2023年には第2期も放送されており、続きが気になった方はそちらも合わせてチェックしてみてください。
Q. 原作は小説ですか?漫画ですか?
A. 原作は冬原パトラ氏によるWeb小説で、「小説家になろう」発の作品です。書籍版はホビージャパン文庫より刊行されており、コミカライズ版も複数展開されています。
Q. 主人公が強すぎてストーリーがつまらなくなりませんか?
A. 本作はいわゆる「無双系」の気軽さを楽しむ作品です。重厚なバトル展開よりも、日常やラブコメのほほえましさを楽しみたい方に向いています。
Q. 第2期を見るには第1期を見ておく必要がありますか?
A. 第2期はキャラクターや世界観の積み上げがあるため、第1期から順番に視聴することをおすすめします。第1期は12話と短いので、まとめて視聴してから続けると楽しめます。

まとめ

『異世界はスマートフォンとともに。』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。複数の主要サービスで配信されているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。全12話とコンパクトにまとまっているので、週末一気見にもちょうどよい作品です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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