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2021

かげきしょうじょ!!
★ 3.8 / 5.0ドラマ日常系
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | PINE JAM |
音楽劇学園「紅華歌劇学校」を舞台に、背の高い少女・渡辺さらさが、男性役のオスカル役を演じる夢を追う。元アイドルの新しいルームメイトとの出会いをきっかけに、二人は全女性で構成される紅華歌劇団への入団を目指す。二人の運命的な出会いと、舞台での成長の物語。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
舞台は、100年の歴史を持つ女性だけの歌劇団「紅華歌劇団」。その養成機関である紅華歌劇音楽学校に、背が高く真っ直ぐな性格の少女・渡辺さらさが入学する。彼女の夢は、憧れの男役として「ベルサイユのばら」のオスカルを演じること。同じ日に入学した元アイドルの奈良田愛とルームメイトになったさらさは、過去に傷を抱える愛と少しずつ心を通わせていく。華やかな舞台の裏で繰り広げられる、少女たちの努力・葛藤・成長を描く青春群像劇です。みどころ・魅力
① 宝塚をモデルにした本格的な歌劇団の世界
全員が女性で構成される歌劇団という独特の舞台設定が大きな魅力です。男役・娘役それぞれの厳しいレッスンや上下関係、伝統あるしきたりまで丁寧に描かれ、華やかさと過酷さが同居する世界に引き込まれます。実在の歌劇文化を思わせるリアルな空気感が作品全体を支えています。② 個性豊かな少女たちの群像劇
主人公のさらさと愛を中心に、それぞれが事情や夢を抱えた研修生たちが登場します。摂食障害や挫折といった重いテーマにも踏み込みながら、彼女たちが互いに支え合い成長していく姿が胸を打ちます。一人ひとりの背景が丁寧に描かれ、感情移入できる人物が必ず見つかります。③ 明るさと繊細さが共存する物語のバランス
天真爛漫なさらさのコメディタッチな明るさと、登場人物たちが抱える繊細でシリアスな心の傷。この緩急の効いた描写が物語に深みを与えています。笑える場面と思わず涙する場面が交互に訪れ、最後まで飽きさせない構成になっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 米田和弘 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 森下直 |
| キャラクターデザイン | 岸田隆宏 |
| 音楽 | 斉藤恒芳 |
| 美術監督 | 谷川広倫 |
| 音響監督 | 長崎行男 |
| OP | サジ「星のオーケストラ」 |
| ED | 渡辺 沙羅「星の旅人」 |
| ED | 杉本沙和「シナヤカナミライ」 |
| ED | 山田綾子「My Sunset」 |
| ED | 星野かおる「薔薇と私」 |
| ED | 沢田千佳「薔薇と私」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
評判がいいのは前から知っていた。宝塚もの、というだけで勝手に距離を取って、配信リストの奥に何年も沈めていた作品だ。きらきらした女の子たちが舞台を目指す話、自分には縁がない。そう決めつけていた。重い腰を上げたのは、たまたま深夜に「一話だけ」のつもりで再生ボタンを押したから。結果、その夜は寝そびれた。最初の一話で受け取った印象——華やかな学園もの——は、二話目で早々に裏切られる。これは夢を追う子たちの物語であると同時に、その子たちが抱え込んだものの重さを、ひとつずつ剥がして見せる話だった。二度目に見返したとき、序盤のさりげない表情の演出が後半への伏線だったと気づいて、ひとりで唸った。見てなかった数年を、わりと本気で悔やんだ。きらめく舞台の手前で、少女たちが背負わされた「身体」の話
渡辺さらさは背が高い。女の子としては「高すぎる」とされてきたその身体が、男性役のオスカルを夢見る彼女にとっては、初めて肯定される対象になる。一方、元アイドルの奈良田愛——花守ゆみりが演じる彼女は、かつて他人の眼差しに身体を差し出し、それで深く傷ついた過去を抱えている。この対比が、作品の背骨だと思っている。 舞台というのは、究極的に「見られる」場所だ。何百という視線が、立ち姿、指先、声のひとつひとつに注がれる。普通なら逃げ出したくなるその場所へ、彼女たちは自分の意志で立とうとする。さらさは「間違っている」とされた身体で。愛は、見られることに傷ついた身体で。 この作品が描くのは、単なる夢追いの物語ではない。自分の身体と、それに注がれる視線と、どう折り合いをつけて、それでもなお舞台に立つのか——という、もっと生々しくて切実な問いだ。きらきらした絵柄の裏で、思春期の女の子たちが背負わされたものの重さを、この作品は一秒たりとも軽く扱わない。承認されたい、でも見られるのは怖い。その矛盾を、彼女たちは稽古場と舞台の上で、それぞれのやり方で引き受けていく。そこに胸を掴まれる。特に刺さったシーン
愛の過去が掘り下げられる一連のシーンが、何度見ても苦しい。アイドル時代に植え付けられた「他人に触れられること」への拒絶反応が、ふとした瞬間に身体の強張りとして表に出る。花守ゆみりの芝居が、ここで本当に容赦ない。声を荒げるわけじゃない。むしろ感情を抑えた平坦なトーンの奥で、何かが固く凍りついているのが伝わってくる。序盤の、彼女が周囲を寄せつけない態度を取るシーンで「ああ、嫌な奴だな」と一度思わせておいて、その理由が明かされた瞬間、さっきの自分の感想ごと殴られる。あの構成にやられた。 杉本紗和を演じる上坂すみれの、まっすぐすぎて時々空回りする芝居も好きだし、野島聖役の花澤香菜が見せる優等生の仮面の下のひび割れも忘れがたい。愛を取り巻く大人たち——奈良田太一役の野島健児の落ち着いた声、安道守役の諏訪部順一の押し殺した低音——が、少女たちの世界にちゃんと現実の手触りを足している。みんなどこかが欠けていて、その欠けたまま同じ舞台を目指している。読んで見たくなったら——『かげきしょうじょ!!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- きらきらした絵面だけで判断せず、その裏の重さまで受け取りたい人
- 「承認されたいのに、見られるのは怖い」という思春期の矛盾に覚えがある人
- 声優の抑えた芝居からキャラクターの内面を読むのが好きな人
合わない人
- とにかく明るくスカッとする夢追いストーリーを期待している人
- 過去のトラウマ描写を娯楽として消化するのが、しんどく感じる人
- 宝塚的な様式美にどうしても乗れない人
次に見るなら
少女☆歌劇 レヴュースタァライト — 舞台に立つことを夢見る少女たちの話、という一点で、これ以上ない隣の作品。ただしあちらは現実とファンタジーの境界を派手にぶち抜いてくるので、温度差ごと楽しんでほしい。 ボールルームへようこそ — 自分の身体を使って何かを表現し、他人の視線の前で評価される。その緊張感が近い。競技ダンスを題材に「見られること」と正面から向き合う物語だ。 四月は君の嘘 — 人前で演奏することそのものに傷を負った少年の話。愛が抱えるトラウマの手触りにぐっとくるなら、こちらもきっと刺さる。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「かげきしょうじょ!!」は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、ご自身が普段お使いのサービスで気軽に楽しめます。アニメ専門のdアニメストアから総合型のU-NEXTまで選択肢が幅広く、視聴環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
