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からかい上手の高木さん ウォータースライダー
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Shin-Ei Animation |
高木さんの「今度一緒に泳ぎに行こうね」という誘いから、西片、高木さん、真野、中井の4人でプールへ行くことになります。一緒に滑ると両思いになれるというウォータースライダーを、真野は中井と滑りたいのですが、中井は西片を誘ってしまいます。真野の願いは叶うのか、そして西片は高木さんにからかわれずに済むのか、ドキドキの展開です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
夏のある日、高木さんの「今度一緒に泳ぎに行こうね」という誘いをきっかけに、西片・高木さん・真野・中井の4人でプールへ出かけることになります。そこで話題になるのが、「一緒に滑ると両思いになれる」という噂のウォータースライダー。真野は意中の中井と滑りたいと願いますが、その中井は西片を誘ってしまい、思惑はすれ違うばかり。果たして真野の恋は実るのか、そして西片は今日こそ高木さんにからかわれずに切り抜けられるのか——水着姿の4人が織りなす、ドキドキと甘酸っぱさが詰まった夏のひとときを描くOVAです。みどころ・魅力
① 水着回ならではの夏の特別感
プールという舞台ならではの開放的な雰囲気が全編に漂います。普段の教室とは違うシチュエーションで見せる高木さんの表情や、4人ではしゃぐ夏の空気感は本作だけの魅力。いつものTVシリーズが好きな人には嬉しいご褒美のようなエピソードに仕上がっています。② ジンクスをめぐる恋の駆け引き
「一緒に滑ると両思いになれる」というウォータースライダーの噂が、物語の軸になります。真野・中井・西片の思惑がすれ違いながら絡み合う展開は、ラブコメとしての見ごたえ十分。誰と誰が滑るのか、その行方をハラハラしながら見守れます。③ 安定の西片vs高木さんのからかい合戦
舞台がプールに変わっても、二人の関係性はそのまま。からかおうとして逆にやり込められる西片と、余裕たっぷりの高木さんのやり取りは健在です。水着というシチュエーションが加わることで、いつも以上に照れる西片の反応も見どころになっています。キャスト・声優一覧


















スタッフ
| 監督 | 赤城博昭 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| キャラクターデザイン | 高野綾 |
| 音楽 | 堤博明 |
| 美術監督 | 越膳滝美 |
| 音響監督 | 榎本崇宏 |
| OP | 大原ゆい子「言わないけどね.」 |
| ED | 高木さん「気まぐれロマンティック」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「どうせ薄めの水着回だろう」と高をくくって再生した。からかい上手の高木さん、それも単巻に付いてきたおまけ映像となれば、期待値は床に置いていた。ところがこれが、TV第1期の本編に何食わぬ顔で挟んでも違和感のない、ちゃんと一話していた。立ち位置としては補完——シリーズ本編からこぼれ落ちた夏の一日を、後ろからそっと拾ってきたような外伝に近い。30分弱、舞台はほぼプールだけ。2回目に見て気づいたのは、これが「水着回」ではなく「プールという逃げ場のない場所で距離を測る話」だったということで、最初に油断していた自分が少し恥ずかしくなった。夏に見ると効きが違う。汗ばんだ感じまで再生される。
「一緒に滑ると両思い」というジンクスを、いちばん本気で握っているのは誰か
この短編の軸にあるのは、ウォータースライダーにまつわる例のジンクスだ。一緒に滑ると両思いになれる——中学生がぎりぎり信じていられる、しょうもなくて愛しいやつ。物語はこのジンクスを餌に、四人の足取りをじわじわ動かしていく。
ただ、これを単なるラブコメの仕掛けだと思って見ると半分しか味わえない。面白いのは、ジンクスを誰がどれだけ本気にしているかで、その人の気持ちの位置が透けてしまうことだ。西片はジンクスに振り回される側で、滑る・滑らないの一手一手にいちいち動揺する。対して高木さんは、ジンクスを信じているのか疑っているのか、最後まで表情を読ませない。彼女はいつも一手も二手も先にいて、西片の反応そのものを楽しんでいる。からかいが、この子にとっての唯一の愛情表現なのだと改めて思う。素直に「滑ろう」と言えないかわりに、回り道で同じことをやっている。
そこへ真野と中井のサイドが重なる。狙った相手と滑りたいのに、ボタンの掛け違いで思惑がずれていく——本筋のミラーになっていて、高木さんと西片が「言わずに通じてしまう」関係なら、こちらは「言えずにすれ違う」関係だ。同じプール、同じスライダー、距離の詰め方だけが違う。単なる夏の水遊びに見えて、これは「気持ちを言葉にせず、行動の選択だけで伝える」やり方を四人ぶん並べてみせた話なのだと思う。ジンクスは口実で、本題はずっと、誰が先に一歩を踏み出せるか、だった。
特に刺さったシーン
終盤、いよいよスライダーを滑る流れになるあたり。西片が頭の中で必死に算段を組み立てて、ジンクスを回避しようとあれこれ画策する——その全部を高木さんが涼しい顔で先回りしている構図に、思わず声が出た。「ああ、また負けてる」と。梶裕貴の西片は、心の声と表に出る顔のギャップがいい。慌てているのに平静を装おうとして失敗する、あの上ずり方が見事だ。そして高橋李依の高木さんが、勝ちを確信した瞬間に落とすあの低めの一言。声を張らずに、半歩声を沈めて言うから効く。水音と蝉の遠さの中で、その一言だけ温度が違って聞こえる。滑り終わったあとの濡れた髪とか、息の上がり方とか、作画の湿度も込みで、画面からプールの匂いがした。何度見ても、ここで西片に肩入れしてしまう。
読んで見たくなったら——『からかい上手の高木さん ウォータースライダー』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズを通ったうえで「あの夏の一日」を補完したい人
- 大事件より、視線や半歩の距離が動く瞬間にぞくっとする人
- 高木さんの「言わずにからかうことでしか伝えられない」愛情表現が好きな人
- 中学生の、戻れない種類の甘酸っぱさに弱い人
合わない人
- 本編を知らずにここから入ろうとしている人(前提を共有していないと薄味に感じる)
- 劇的な展開や強い起伏がないと物足りない人
- 水着回に分かりやすいサービスを期待している人(そういう作りではない)
次に見るなら
そのまま熱が続くなら、まずはからかい上手の高木さんのTVシリーズ本編へ。このOVAは本編の文脈ありきで効くので、未見なら順番が逆になる。順路として正しい。
「言葉にしない中学生の距離感」にやられたなら月がきれい。こちらは真正面から不器用な恋を描く分、からかいの代わりに沈黙と既読の間が刺さる。甘酸っぱさの純度が高い。
もうひとつ、隣の席の攻防という構図が好きならとなりの関くん。色恋ではなく一方的な観察の物語だが、「相手の出方にいちいち振り回される」あの楽しさは地続きだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「からかい上手の高木さん ウォータースライダー」は、dアニメストア、U-NEXT、Netflixの3つのサービスで視聴することができます。アニメ作品の取り扱いに強いdアニメストアをはじめ、見放題作品が豊富なU-NEXT、世界的に利用者の多いNetflixと、いずれも使いやすい配信サービスで揃っているのが嬉しいポイントです。お使いの環境や契約中のサービスに合わせて、お好きな方法で楽しんでみてください。





