困ったじいさん

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2020困ったじいさん

困ったじいさん

★ 2.9 / 5.0コメディ
放送年2020年
フォーマットTVアニメ(短編)
話数13話
原作漫画
制作Kachidoki Studio

60代の老紳士が、ハンドサムな話し方と魅力的な振る舞いで、年配女性たちをときめかせている。彼の優雅な言葉遣いと紳士的な態度は、周囲の女性たちを虜にしてしまう。このモテモテの老紳士が、どのようなロマンスを繰り広げるのかが物語の中心となる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

60代の老紳士が、ハンサムな語り口と洗練された立ち居振る舞いで年配女性たちの心をとろかしていく、ほのぼのコメディ。優雅な言葉遣いと紳士的な気配りで周囲の女性を虜にしてしまう「困ったじいさん」が繰り広げる、笑いとときめきに満ちた日常を描く。

みどころ・魅力

① 思わず笑ってしまう”紳士系”モテじいさんのキャラクター

主人公の老紳士は決してお世辞や下心があるわけではなく、ただ素で紳士的に振る舞っているだけ。それが却って女性たちをときめかせるというギャップが本作最大の笑いどころで、1話完結型のショートアニメとして気軽に楽しめる。

② 短時間でサクッと見られるショートアニメ形式

TV_SHORTフォーマットで1話数分と短く、スキマ時間にちょうど良い。日常系コメディとしてテンポよくオチが来るため、長編アニメに時間を割けないときでも気負わず視聴できるのが魅力だ。

③ 年配キャラクターならではのゆるやかな笑い

若者向けラブコメとは異なり、落ち着いたテンポと独特の「おじいちゃん的品格」がベースにある。クスッと笑えるユーモアと、どこか人情味のある温かみが共存していて、幅広い年齢層が楽しみやすい作風になっている。

キャスト・声優一覧

ばあさん
ばあさん
メイン
水瀬いのり
じいさん
じいさん
メイン
日野聡
ナレーター
ナレーター
サブ
森川智之

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スタッフ

監督ナミキヒロシ
音楽佐々木 宏人
音響監督サイトウユウ
EDじいさん「じいさんのラブラブ♥スキャット」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけ見て、なんとなく放置していた作品だ。「困ったじいさん」——情報量がゼロに近い。困った系の何かなのか、ギャグ系なのか、はたまたほのぼの枠なのか。サムネイルをスルーしていたのが正直なところで、ショート枠だと知ってからようやく重い腰を上げた。

見始めてすぐわかったのは、「困った」の意味がこちらの想定と全然違うということ。じいさんが困っているのではなく、モテすぎて周囲が困っている——その視点の逆転がわかった瞬間から、見方が変わった。2回目に見るとオープニングの空気感からすでにその構造が仕込まれていて、一度知ってから見ると解像度が上がる。日野聡さんの演じるじいさんの声が、最初は「ちょっと紳士的すぎないか」と感じたのが、2周目では完全にはまり役に聞こえる。

「品のある男」が笑いになる社会、という皮肉なコメディ

このアニメが描いているのは、表面上は「モテる老紳士のドタバタ」だが、もう少し引いて見ると、別のものが浮かび上がってくる。じいさんの言動は、客観的には礼儀正しく、言葉遣いも丁寧で、相手を立てる振る舞いをしている。それが「困った」として機能するのは、周囲の女性たちが予想外にときめいてしまうからだ。

つまりこの作品は、「品のある男性がいるだけで周囲が混乱する」という状況を笑いの核にしている。これは裏を返せば、そういう振る舞いが日常に存在しないから笑えるのだ、という現代へのかなり乾いた観察でもある。60代の老紳士が優雅に振る舞っているだけで笑いが成立するということの意味を、2回目を見ながらぼんやり考えていた。

森川智之さんのナレーションが、この構造をうまく支えている。どこか他人事のように淡々と状況を説明するトーンが、じいさんのモテっぷりを「事件」として位置づける。笑いを押しつけてこない語り口が、作品全体のテンション感を一定に保っていて、短編ながらちゃんと編集の意図を感じる。

水瀬いのりさんのばあさん役は、じいさんに振り回される側として感情のリアクターになっているわけだが、声のトーンに「当惑」と「ときめき」が同居しているのが面白い。こういう二重感情の芝居は短い尺では難しいはずで、そこを自然にやってのける技術は聴き応えがある。

タイトルの「困った」は最後まで誰も解決しないし、解決を目指してもいない。じいさんは困らせようとしていない、周囲が勝手に困っている——そのズレが話数ごとに変奏されていく構成は、短編コメディとして正直よくできている。

特に刺さったシーン

じいさんがさりげなく声をかけたとき、相手の女性がうっかり顔を赤らめてしまう場面が何度かあるのだが、その「うっかり」の間合いが毎回絶妙だった。笑いのタイミングとして間を外さないのは声優の技量がもろに出るところで、日野聡さんの声が持つ落ち着きが、じいさんの意図のなさをリアルに見せている。「口説いているわけじゃないのに口説かれた」という状況の可笑しさは、演じる側が真剣にやってこそ機能する。

森川智之さんのナレーションが、じいさんの行動を事件として読み上げる瞬間が何度かある。あの「……という事態が発生した」みたいな他人事感が、毎回笑いの呼び水になっていた。短編は特に語りのテンポが全体の色を決めるので、ここのキャスティングは重要な判断だったと思う。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 5分以内でさっと見られるショート枠を探している人
  • ほのぼの系・日常系コメディが好きな人
  • 日野聡森川智之水瀬いのりの芝居をいろんな役で追っている人
  • 「笑いを押しつけてこないコメディ」が合う人

合わない人

  • 明確なストーリーラインや伏線回収を求める人
  • タイトルや設定に惹きがないと最後まで見られない人
  • 現在どの配信サービスでも視聴できないため、気軽にアクセスできない人
  • シニアキャラクターのコメディに体質的に乗れない人

次に見るなら

じいさんばあさん若返るは、同じく高齢者キャラクターを主軸にしたコメディで、設定の奇抜さとほのぼのした関係性のバランスが近い。年配キャラを笑いと温かみで描く作風が好みなら自然につながる一本。

ちびまる子ちゃんのおじいちゃんエピソードは、「老紳士を取り巻くコメディ」という意味で文脈が重なる。困ったじいさんのテンション感に近い、押しつけのないゆるいコメディを継続して見たい人向け。

おじさまと猫は、品のある中年以上の男性キャラクターが主役で、日常の小さな感情を丁寧に描く点が共鳴する。こちらは笑いよりも感情寄りだが、落ち着いたトーンの短編・中編を求めるなら合う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
現在のところ、主要な公式配信サービスでの配信は確認されていません。視聴の際はDVDや各種動画サービスでの提供状況を個別にご確認ください。最新の配信情報は公式サイトや各プラットフォームの検索でご確認いただくことをおすすめします。

よくある質問

Q. 「困ったじいさん」はどんなアニメですか?
A. 60代の紳士的な老人が、その上品な言葉遣いや振る舞いで年配女性たちをときめかせてしまうほのぼのコメディです。2020年放送のショートアニメで、1話数分のテンポよい構成が特徴です。
Q. どこで視聴できますか?
A. 現時点では主要な公式配信サービスでの配信は確認されていません。DVD等での視聴や、各動画サービスでの配信状況を個別にご確認いただくことをおすすめします。
Q. 1話はどのくらいの長さですか?
A. TV_SHORTフォーマットのため、1話数分程度の短編構成です。スキマ時間に気軽に視聴できるので、忙しい方にも向いています。
Q. どんな人におすすめですか?
A. ほのぼのした日常系コメディが好きな方や、激しいストーリー展開よりもゆるい笑いを求める方におすすめです。年配キャラクターが主役という珍しい設定も、幅広い年代に楽しんでもらえるポイントです。

まとめ

現在のところ、主要な公式配信サービスでの配信は確認されていません。視聴の際はDVDや各種動画サービスでの提供状況を個別にご確認ください。最新の配信情報は公式サイトや各プラットフォームの検索でご確認いただくことをおすすめします。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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