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コンビニカレシ
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | その他 |
| 制作 | Studio Pierrot |
6人の学生たちが放課後、近所のコンビニを訪れます。アイスクリームを食べたい者、ゲーム雑誌を買いたい者、料理の材料を探す者、友人と会う者、好物を買い溜めする者など、訪れる理由はそれぞれです。コンビニはやがて、彼らが心身ともにリラックスし、つながりを深める場所となっていきます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
放課後、6人の学生たちが思い思いの理由で近所のコンビニに集まります。アイスクリームを買いに来た者、お目当てのゲーム雑誌を探す者、夕飯の材料を選ぶ者、友人と待ち合わせる者、好物をまとめ買いする者——それぞれの目的はバラバラですが、足を運ぶ先は同じ一軒のコンビニです。何気ない買い物のついでに交わす一言や、ふと隣り合わせた偶然から、彼らの距離は少しずつ縮まっていきます。やがてそのコンビニは、彼らが肩の力を抜いてくつろぎ、互いのつながりを深めていく特別な居場所へと変わっていきます。日常のすぐそばにある小さなドラマを、やわらかな筆致で描いた一作です。
みどころ・魅力
① 「コンビニ」という身近な舞台設定
物語の中心は、誰もが日常的に立ち寄るコンビニ。特別な場所ではなく、ありふれた一軒の店が交差点になることで、登場人物たちの何気ない日常がそのまま物語になります。見ているこちらも自分の放課後を重ねたくなる、親しみやすい舞台が魅力です。
② 6人それぞれの個性とすれ違い
アイス目当ての子、雑誌を買いに来た子、料理の材料を探す子——訪れる理由が違うからこそ、6人のキャラクターの個性がくっきりと描き分けられます。目的の異なる彼らが同じ空間でゆるやかに交わっていく様子は、ラブコメと日常系の良さが同居した見どころです。
③ 心がほどけていく「居場所」の物語
はじめは買い物の場所でしかなかったコンビニが、回を追うごとに彼らがリラックスし、つながりを深める居場所へと変化していきます。劇的な事件ではなく、小さな積み重ねで関係が育っていく過程を丁寧に追える、優しい読後感のある作品です。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 伊達勇登 |
|---|---|
| シリーズ構成 | ハラダサヤカ |
| キャラクターデザイン | 石川智美 |
| OP | セルクローム「Stand Up Now」 |
| ED | オレンジ・ポスト・リーズン「マイルストーン」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
コンビニのカレシってどういう意味かと思って、半分は字面の謎を解くために見始めた。レジの向こうに彼氏がいるのか、それともコンビニそのものが彼氏みたいな存在なのか。見ていくうちに、そういうことか、と腑に落ちる瞬間が来る。放課後、誰かが必ずあの自動ドアをくぐってくる——その当たり前の繰り返しこそがタイトルの答えだった。最初は作業中のBGM代わりに眺めるつもりだったのに、2回目はキャラの買い物の癖まで追っていた。アイスを選ぶときの迷い方、雑誌をめくる速度、レジ前での所在なさ。そういう小さな所作の積み重ねで人物を立てていく作りだと、二度目でようやく気づいた。派手な事件は起きない。起きないことに耐えられるかどうかで、この作品との相性が決まる気がする。
放課後のコンビニが、誰の家でもない「居場所」になるまで
この作品は単なる男子たちのゆるい日常ものではなく、「家でも学校でもない第三の場所」がどうやって人を受け止めるか、という話だと思っている。コンビニは本来、目的があって行く場所だ。アイスが食べたい、ゲーム雑誌が欲しい、夕飯の材料が切れた、好物をまとめ買いしたい——入口の理由はいつもバラバラで、誰も「集まろうぜ」なんて言っていない。なのに気づけば似た顔ぶれが、似た時間に、同じ蛍光灯の下に揃っている。約束のない再会の積み重ねが、いつのまにか居場所に化けていく。その移り変わりの描き方が、やけに静かで丁寧だ。
面白いのは、登場人物たちが互いに踏み込みすぎないところ。深い身の上話をするわけでも、悩みを打ち明け合うわけでもない。ただ同じ棚の前で立ち止まり、新作のアイスについて二言三言交わすだけ。その距離感が心地いい。学校では同じクラスでも素通りするかもしれない相手と、コンビニという中立地帯でだけ言葉が通じる。場所が関係を作るというより、場所が関係に逃げ道を用意している、という感覚に近い。家に帰りたくない時間、教室に居づらい放課後、そういう宙ぶらりんな数十分を引き受ける器として、24時間明かりのついたあの空間がある。タイトルの「カレシ」は、特定の誰かを指しているわけではないのかもしれない。いつ行っても変わらず迎えてくれるあの場所そのものへの、ほんの少し照れた呼び名なんじゃないか——そう読むと、急に愛おしくなる作品だった。
特に刺さったシーン
序盤、それぞれが別々の理由で同じ店に流れ着く導入の畳みかけがいい。誰も主役らしい顔をしていないのに、買うものひとつで性格が透けて見える。乾いた間で笑わせてくるのは櫻井孝宏が演じる櫻小路正宗で、何でもないレジ前のやり取りを、本人だけ大真面目にやっているおかしみがある。対照的に神谷浩史の明日海夏は、軽口の裏にふっと体温を落とす瞬間があって、終盤のある会話でそれが効いてくる。脇を固める声もぜいたくで、釘宮理恵の三橋真珠、沢城みゆきの弥後環九、堀江由衣あたりが画面の端でちゃんと生活している。聞かせどころは大声の芝居じゃなくて、棚の陰でこぼす独り言みたいな小さな台詞のほうだ。2回目に見たとき、何気ない「またここで会ったな」の一言で、思わず手が止まった。事件じゃなく、繰り返しが沁みてくる。そういうアニメだった。
読んで見たくなったら——『コンビニカレシ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 事件の起きない日常の、空気そのものを味わいたい人
- キャラの所作や声の細部で人物を読むのが好きな人
- 家でも学校でもない「自分の居場所」に覚えがある人
- 豪華な声優陣の抑えた芝居を聴きたい人
合わない人
- はっきりした起承転結とドラマの起伏が欲しい人
- 恋愛の進展やゴールを期待して見る人
- テンポよく話が動かないと退屈してしまう人
次に見るなら
居場所としての場所が人を結ぶ感覚が好きならたまこまーけっと。商店街という小さな世界に流れる、誰かの帰ってくる時間の心地よさが近い。
ゆるい掛け合いと群像の空気を浴びたいなら男子高校生の日常。意味のない会話で時間が溶けていく、あの感じが地続きだ。
同じ場所に集う面々が少しずつ家族みたいになる過程を見たいならWORKING!!。職場という器に人が馴染んでいく描き方が響くはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『コンビニカレシ』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。アニメ作品を多く扱うサービスがそろっているため、ふだん利用しているプラットフォームに合わせて選べるのがうれしいポイントです。気になった方は、お使いの配信サービスでさっそくチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『コンビニカレシ』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。アニメ作品を多く扱うサービスがそろっているため、ふだん利用しているプラットフォームに合わせて選べるのがうれしいポイントです。気になった方は、お使いの配信サービスでさっそくチェックしてみてください。
