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くノ一ツバキの胸の内
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | CloverWorks |
山奥に住む女忍者集団「アカネ班」は、男性との接触を厳しく禁じられた掟を守りながら、日々修行に励んでいた。しかし班長のツバキが男性について考えると奇妙な感情に襲われるようになり、状況が一変する。禁じられた感情に揺れ動く彼女たちの運命は…
作品概要・あらすじ
あらすじ
山奥の里で暮らす女忍者集団「アカネ班」。彼女たちは「男に近づいてはならない」という厳しい掟のもと、日々厳しい修行に明け暮れていた。班の筆頭であるツバキは才能にあふれ、仲間からの信頼も厚い優等生。ところがある日を境に、ツバキは「男」というものを想像すると胸が高鳴り、頬が熱くなる不思議な感覚に襲われるようになる。掟で禁じられたはずの感情に戸惑いながらも、ツバキは個性豊かな仲間たちと修行の日々を重ねていく。少女たちのまっすぐで微笑ましい青春が、賑やかに描かれていく物語。みどころ・魅力
① 掟と恋心のあいだで揺れる、ツバキの初々しい反応
「男に近づいてはならない」掟の中で芽生える、名前のわからない感情。ツバキが頬を赤らめ、胸の高鳴りに戸惑う姿は本作最大の見どころです。本人が恋心だと気づいていないからこそ生まれる純粋さと可笑しさが、観る者の頬をゆるませてくれます。② 総勢にぎやかなアカネ班メンバーの個性
真面目なツバキを取り巻く仲間たちは、それぞれにクセが強く魅力的。マイペースな子、ツバキを慕う子、勝負ごとに熱くなる子など、キャラクターの掛け合いが物語をテンポよく彩ります。誰か一人は「推し」が見つかる、賑やかな群像劇です。③ ゆるくも忍者らしさが光る、日常コメディの空気感
シリアスになりすぎず、ほのぼのとした日常の中に忍者ならではの修行や術がさりげなく織り込まれているのも魅力。くすっと笑えるギャグと、少女たちの青春のきらめきが絶妙に同居した、肩の力を抜いて楽しめる作品です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 角地拓大 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 守護このみ |
| キャラクターデザイン | 奥田陽介 |
| 音楽 | 白戸佑輔 |
| 美術監督 | 吉原俊一郎 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | ザ・ペギーズ「ハイライト・ハイライト」 |
| ED | 「Manaka Iwami), Touwata (CV: Miyu Tomita) (ep 2)」 |
| ED | 「Yuuki Hirose), Housenka (CV: Hiyori Kouno) (ep 4)」 |
| ED | 椿「あかね組活動日誌 ~戌班~」 |
| ED | ベータ「あかね組活動日誌 ~未班~」 |
| ED | ウイッキュウ「あかね組活動日誌 ~巳班~」 |
| ED | 木蓮「あかね組活動日誌 ~申班~」 |
| ED | シオン「あかね組活動日誌 ~丑班~」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「タイトルで全部わかるやつだ」と思って見始めた。恋愛禁止の女忍者集団、揺れる胸の内。要するにそういう話でしょ、と高をくくっていた。ところが一話の冒頭であっさり笑わされて、その時点で予想は半分外れる。揺れるというより、ほとんど暴走だった。男を見たことのない少女たちが、頭の中だけで「男」を山の怪物か神話の生き物みたいに育てていく。最初の数話はそのギャップで笑い、二回目に見たときは、班長ツバキの妙な生真面目さがじわじわ効いてきた。静かでしっとりした作品だと身構えて見ると、見事に肩透かしを食らう。割と好き、というのが正直な落としどころだ。
「禁止」されたものほど、頭の中で巨大に育っていく話
この作品は、恋愛禁止という掟に揺れる乙女たちのドラマ……ではない。少なくとも、そう思って見るとずっこける。アカネ班の少女たちは男に触れることを禁じられているが、本人たちは禁を破りたくて疼いているわけではない。むしろ逆で、「知らない」がゆえに、男という存在を想像の中で勝手に肥大化させていく。見たことがないから、噂と妄想だけで輪郭ができあがる。禁止されたものは、現実から切り離された分だけ頭の中で自由に膨らむ——この作品が一貫して描いているのは、その人間の癖そのものだと思う。
ツバキの「胸の内」がやたら大げさに波打つのも、相手が実体を持たないからだ。実物がいないので、彼女の真面目さがそのまま妄想のエンジンになる。生真面目な人間ほど、空っぽの箱に過剰な意味を詰め込んでしまう。山奥に閉じた世界で、情報がないまま育った想像力がどこまで暴走できるか。その実験を、コメディの皮をかぶせて延々とやっている。だから一話完結のゆるい笑いに見えて、根っこには「人は知らないものを神格化する」というわりと普遍的な観察がある。禁を破る・破らないのスリルではなく、破る前の頭の中の祭りを延々と覗いている感覚。そこが、タイトルから受ける第一印象を裏切ってくる。
特に刺さったシーン
刺さったのは、序盤でツバキの妄想が一人歩きして、周りを巻き込みながら盛大に空回りする一連の流れだ。本人は大真面目、こっちは笑い転げる、という温度差がいちばん効く瞬間。声の力が大きくて、大地葉が演じるオニユリのドスの利いた低音が場に放り込まれると、画面の空気が一段ざらつく。あのガラの悪さは、可憐な世界観への良いノイズになっている。対して小原好美のリンドウは柔らかい芯の通った声で、班の中の安定弁みたいに機能する。鈴代紗弓のアサガオ、市ノ瀬加那のタチアオイが小刻みに突っ込みを入れ、長縄まりあのキブシが妙な角度から場を引っかき回す。この声のアンサンブルが噛み合った回は、ストーリーがほぼ「何も起きていない」のに、見終わると妙に満たされている。二回目で気づいたのは、間の取り方が全部声優の呼吸で作られていることだった。
読んで見たくなったら——『くノ一ツバキの胸の内』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 女の子だらけの閉じた世界で、ひたすら他愛ない会話と妄想が転がるのを眺めたい人
- 大きな事件より、キャラの呼吸と声の掛け合いで笑いたい人
- 「真面目な人間の空回り」というコメディの型が好きな人
- 声優の演技合戦を細部まで味わいたいオタク
合わない人
- 恋愛禁止という設定に、本格的な恋愛ドラマや葛藤を期待している人
- 毎話しっかり話が進んで、物語が前に動かないと退屈する人
- テンション高めの勢いで押し切る笑いが好きな人
次に見るなら
妄想が現実を置き去りにして暴走していく笑いが好きなら、あそびあそばせ。可愛い絵面と顔芸の落差で殴ってくるタイプで、少女たちの内側がどんどん歪んでいく感じが近い。
女子だけのゆるい掛け合いと、何も起きないのに見ていられる空気が良かったなら、女子高生の無駄づかい。馬鹿馬鹿しい会話の密度で持っていく作りが、アカネ班のノリと地続きだ。
「相手のことで頭がいっぱいになって一人で空回る」あの胸の内のじれったさが刺さったなら、からかい上手の高木さん。妄想と現実のズレを、もう少し甘い方向に振った一本としておすすめできる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「くノ一ツバキの胸の内」は、dアニメストア、DMM TV、Huluで配信中です。いずれのサービスも月額制で見放題の対象に含まれているため、これから一気見したい方も気軽に視聴を始められます。すでに加入しているサービスがある方は、追加料金なしですぐに楽しめます。
