黒塚

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2008黒塚

黒塚

★ 3.2 / 5.0アクションドラマホラーラブコメSF超自然
放送年2008年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作MADHOUSE

12世紀の源義経(九郎)を主人公とする超自然ロマンス小説を漫画化した作品。兄・源頼朝に敗れた九郎は山中に逃げ込む。歴史では自害したとされるが、実際には九郎は奇妙な存在と出会い…

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

平安末期、兄・源頼朝に敗れ、山中へと逃げ延びた源九郎義経。歴史では自害したと伝えられる彼だが、深い山の奥で黒蜜(くろみつ)という美しくも謎めいた女性と出会う。不老不死の存在である黒蜜に魅入られた九郎は、彼女とともに永遠の時を生きる宿命を背負っていく。やがて時は移ろい、舞台は荒廃した遥か未来の世界へ——。千年という時を超えてなお消えない愛と、不死をめぐる過酷な戦いが、壮大なスケールで描かれていく。

みどころ・魅力

① 千年の時を超える「不死」の壮大なロマン

物語は平安末期から始まり、現代を経て荒廃した未来世界まで、千年という途方もない時間を駆け抜けます。不老不死となった九郎が永遠の時の中で愛し、戦い続ける姿は、単なる歴史物でもSFでもない唯一無二のスケール感。時代を超えて紡がれる宿命のドラマに引き込まれます。

② マッドハウスが描く耽美でスタイリッシュな映像

制作は数々の名作を手掛けるマッドハウス。流れるような血の表現や陰影の濃い色彩、緊張感あふれる戦闘描写など、ダークでスタイリッシュな映像美が全編を彩ります。美しさと残酷さが同居する独特のビジュアルは、本作の世界観を強烈に印象づけます。

③ 和の伝奇とSFが融合する独特の世界観

源義経伝説や「黒塚」の鬼女伝承といった和の伝奇的モチーフを土台にしながら、物語は近未来SFへと大胆に展開していきます。古典とSFが交錯する異色の構成は、先の読めない緊張感を生み出し、ホラーやアクションの要素とともに重層的な物語世界を作り上げています。

キャスト・声優一覧

クロウ
クロウ
メイン
›
宮野真守
黒蜜
黒蜜
メイン
›
朴璐美
居座魚
居座魚
サブ
›
井上和彦
嵐山
嵐山
サブ
›
三木眞一郎
サブ
›
桑島法子
歌留多
歌留多
サブ
›
藤原啓治
久遠
久遠
サブ
›
入野自由
弁慶
弁慶
サブ
›
中田譲治

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スタッフ

監督荒木哲郎
シリーズ構成荒木哲郎
音楽吉田潔
OPマキシマムザ亮君「SYSTEMATIC PEOPLE」
EDシギ 「ハナレバナレ」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ずっと積んでいた。名前だけは知っていて、しかも原作者を浦沢直樹だと勘違いしたまま十年くらい放置していた——正しくは夢枕獏で、確認した瞬間に自分のうろ覚えに笑った。最初に再生したとき、画面が想像の三倍くらい暗くて濃くて、正直「重そうだな」と一回身構えた。源義経が山に逃げて、歴史では自害したことになっているけど実は……という出だしも、はじめは乗り切れなかった。それが二回目で変わる。あの暗さは単なる雰囲気作りじゃなくて、この話そのものの体温なんだと気づいてからは、画面の隅々まで目で追うようになった。

不老不死は祝福じゃない。同じ人を千年探し続ける罰だ

この話を「不老不死のバトルもの」だと思って見ると、たぶん途中で置いていかれる。黒塚の芯にあるのは、不死を手に入れた人間が背負う「待つこと」の重さだ。九郎は山中で黒蜜という存在と出会い、彼女に惹かれ、人ではない時間を生きることになる。問題はそこからで、永遠を得るというのは、好きな相手が何度でも自分の前から消えていく時間を、何度でも生き延びてしまうということでもある。黒蜜の声は、ただ美しく謎めいているだけじゃなく、その「何度も失われる側」の覚悟みたいなものを低いところに沈めていて、二回目に見たときに一番ぞっとしたのはそこだった。桑島法子の芝居が、彼女を「綺麗な謎の女」で終わらせない。物語は十二世紀から、見たこともない未来の都市まで一気に飛ぶ。普通なら破綻しそうな時間の跳び方を、この作品は「千年なんて、待っている側にとっては一瞬でもあり永遠でもある」という感覚で押し切ってしまう。だから派手な設定の割に、最後に残るのは静かな寂しさだ。源義経という歴史上の人物を出汁に使いながら、結局描いているのは「同じ顔の人を、時代を変えて探し続ける」という、ほとんど呪いみたいな恋の形をしている。単なる伝奇アクションではなく、不死を“罰”として描いたラブストーリー——そう受け取ると、あの暗さ全部にちゃんと理由がつく。

特に刺さったシーン

刺さったのは終盤、千年の時間を挟んでようやく辿り着く再会の展開だ。ここで入野自由が演じる久遠の声が、序盤の九郎とは別人みたいに乾いていて、同じ魂が時間にすり減らされた感じがちゃんと声に乗っている。声優一人で「経った歳月」を出せるのか、と二回目で唸った。敵側だと宮野真守のクロウが良くて、感情の温度を一段下げたまま喋るから、あの冷えた画面と噛み合う。三木眞一郎の嵐山は、出てきた瞬間に「この人は信用しちゃいけない」と背筋が伸びるタイプの声だし、藤原啓治の歌留多はわずかな台詞でも喉の奥に含みがあって、画面の外の事情まで想像させる。世界の温度が声優の芝居で決まる作品で、そこをようやく味わえたのが二周目だった。一周目は画の暗さに気を取られて、耳が留守になっていたんだと思う。

読んで見たくなったら——『黒塚』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 暗くて様式美の強い、画で語るタイプのアニメが好きな人
  • 不老不死・時を超える恋といったテーマにそもそも弱い人
  • 荒木哲郎×マッドハウスのスタイリッシュな演出に痺れる人
  • 全部を説明されない「余白」を、自分で埋めながら楽しめる人

合わない人

  • わかりやすい起承転結と、毎話の達成感が欲しい人
  • ジャンル欄の「ラブコメ」を真に受けて明るい話を期待した人
  • ホラー寄りの暗さ・流血描写が単純に苦手な人
  • 序盤で世界観や結論が見えないと脱落してしまう人

次に見るなら

バンパイアハンターD——同じ夢枕獏の原作で、不老の存在と耽美と暴力が同じ匂いで混ざっている。黒塚のあの様式美にやられたなら、まず間違いなく合う一本。

DEATH NOTE——黒塚と同じ荒木哲郎監督・マッドハウス制作で、画面のスタイリッシュな冷たさが地続き。演出のキレに反応したならこちらへ。

不滅のあなたへ——不老不死と「大切な人を何度も失う」テーマを真正面から描く作品。黒塚で残った静かな寂しさに反応した人ほど刺さるはず。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

黒塚(KUROZUKA)は、dアニメストアとU-NEXTで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。耽美な映像と千年を超える壮大な物語を堪能したい方は、これらの配信サービスをチェックしてみてください。気になった方はぜひ視聴を検討してみてください。

よくある質問

Q. 黒塚(KUROZUKA)はどこで配信されていますか?
A. 黒塚(KUROZUKA)は、dアニメストアとU-NEXTで配信されています。どちらのサービスでも視聴できるため、ご自身が利用しやすい方を選んで楽しむことができます。
Q. 黒塚(KUROZUKA)はどんな作品ですか?
A. 源義経をモチーフに、不老不死の存在と出会った主人公が千年の時を生きる姿を描いた伝奇アクションです。和の世界観とSFが融合した、ダークで壮大な物語が特徴の2008年放送のTVアニメです。
Q. どんなジャンルが好きな人におすすめですか?
A. アクションやドラマ、ホラー、SFといった要素が好きな方におすすめです。スタイリッシュな映像美と、時代を超えて続く不死のロマンに惹かれる方は、特に楽しめる作品となっています。
Q. 黒塚(KUROZUKA)の制作会社はどこですか?
A. 制作は数々の名作で知られるマッドハウスです。陰影の濃い色彩や迫力ある戦闘描写など、耽美でスタイリッシュな映像が高く評価されており、本作の独特な世界観を支えています。

まとめ

黒塚(KUROZUKA)は、dアニメストアとU-NEXTで配信されており、いずれのサービスでも視聴することができます。耽美な映像と千年を超える壮大な物語を堪能したい方は、これらの配信サービスをチェックしてみてください。気になった方はぜひ視聴を検討してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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