くるねこ

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2009くるねこ

くるねこ

★ 3.0 / 5.0コメディ日常系
放送年2009年
フォーマットTVアニメ(短編)
話数50話
原作漫画

猫たちとお酒好きな飼い主についての漫画を原作とした作品。飼い主と個性的な猫たちが、日常の中でお酒を楽しみながら繰り広げるほのぼのとしたストーリー。猫たちのかわいらしい行動と飼い主のお酒への愛情が描かれる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

猫好きの飼い主とその家にやってきた個性豊かな猫たちの日常を描いた作品。原作は実話をもとにした人気コミック。飼い主のお酒への深い愛情と、気ままに暮らす猫たちのかわいらしい行動が織り交ぜられ、笑いとほのぼの感があふれるほっこりとしたストーリーが展開される。猫と人間の不思議な共同生活をユーモラスに描いている。

みどころ・魅力

① 個性豊かな猫たちのキャラクター

作中に登場する猫たちはそれぞれ名前と性格を持ち、見ているだけで表情豊か。気まぐれで自由奔放な猫の本質をコミカルに捉えた描写が、猫好きならとくに共感できる。

② お酒と猫が共存するゆるい日常感

飼い主のお酒への愛情と猫たちの存在が絶妙にマッチし、肩の力が抜けるゆるやかな空気感が魅力。忙しい日常のすき間に見たくなる、癒しの短編アニメとして機能している。

③ 短編ならではのテンポのよさ

TV_SHORTフォーマットで1話がコンパクトにまとまっているため、サクッと楽しめる手軽さがある。オチが明快で笑いのテンポもよく、繰り返し視聴にも向いている。

キャスト・声優一覧

ナレーター
ナレーター
サブ
小林聡美

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スタッフ

監督大地丙太郎
OPビビアン・スー「Beautiful Day」

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「猫とお酒」というあらすじを読んで、まあ肩の力が抜けた作品だろうなと思いながら再生ボタンを押した。2009年のTV短編、一話数分。ちょうど何か別のことを考えながら流せるものが欲しかった夜で、狙いはほぼ当たっていた。

最初に見たとき、正直「これで終わり?」という感じがあった。短すぎて物語の輪郭をつかむ前にエンディングになる。でも2回目以降は逆にそれが心地よくなってくる。猫というのは5分で完結するものだ、と気づいてくる感覚がある。猫の行動に起承転結を求めていた自分のほうがおかしかった。

猫は物語を必要としない——「意味のない時間」の肯定

この作品が意外と侮れないのは、「何も起きなくていい」という姿勢を徹底しているところだ。飼い主はお酒を飲む。猫はうろうろする。それだけ。

普通のアニメは、何かが起きることで作品の存在理由を担保しようとする。主人公が成長するとか、謎が解けるとか、関係性が深まるとか。でもくるねこにはそういう義務感がない。猫が窓の外をぼんやり見ている、それで1話が終わる。飼い主がコップを傾けている、それで終わる。

この構造は、見ているこちらの「何かを受け取ろうとする姿勢」を静かに解除してくる。エンタメに慣れた目には最初、物足りなさとして映る。でも実際の猫との暮らしというのはこれに近い。猫は視聴者の都合に合わせてドラマを演じてくれない。その正直さをアニメが再現しているとも言える。

お酒の描写が効いているのも同じ理由だ。飲酒は基本的に「目的のない時間の過ごし方」だ。生産性ゼロの行為。でもそれが猫の時間軸と完璧に合っている。猫もお酒も、理由を求めない存在同士が同じ空間にいる。この作品が描いているのは「意味がないことにも居場所がある」という、地味だけど今の時代に逆行した主張だと思う。

短編形式も意図的に見える。長ければ何かを語らなければならなくなる。でも5分なら、何も語らないまま終わることができる。くるねこの「短さ」はコスト削減じゃなくて、哲学的な選択に近い。

特に刺さったシーン

終盤近くの、猫が飼い主の足元にぴったりくっついて離れない回が妙に記憶に残っている。飼い主は特に何もリアクションしない。ただそこにいる。猫もただそこにいる。

このシーン、何が起きているかというと「何も起きていない」のだが、見ている間だけ呼吸が少しゆっくりになるような感覚があった。声優の演技も抑制が効いていて、感情を押しつけてこない。「ほらかわいいでしょ」という圧がない。それがよかった。

猫ものアニメは往々にして、猫の可愛さを強調するための演出過多になりがちだ。SE盛り盛り、リアクション大げさ。くるねこはそこをやらない。だから逆に、何でもないシーンのほうが静かに刺さってくる。

読んで見たくなったら——『くるねこ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 実際に猫を飼っている、または飼っていたことがある人
  • 「ながら見」のBGMとしてアニメを流したい人
  • お酒を飲みながらぼんやりする時間が好きな人
  • 何も起きない日常系でも楽しめる人
  • 2009年前後のほのぼの系短編の空気感が好きな人

合わない人

  • ストーリーの起伏や感情的なヤマ場を求める人
  • キャラクターの成長や関係性の変化を楽しみたい人
  • 短編形式に物足りなさを感じるタイプ
  • アニメに「何かを持ち帰ること」を期待する人

次に見るなら

ねこねこ日本史は猫モチーフの短編アニメとして雰囲気が近い。こちらは歴史ギャグというフレームがあるぶん「何かが起きる」構造だが、気軽に流せる点はくるねこと同じ系譜にある。猫好きで歴史が嫌いでなければ十分楽しめる。

gdgd妖精sは2011年の短編で、日常系の「何も起きない感」という意味で近い空気を持つ。こちらは即興感とシュールさが強めだが、どちらも「見逃してもダメージがない」安心感という点で同じポジションにいる。

のんのんびよりは長編だが、くるねこが持っている「時間の流れ方がゆっくりしたアニメが見たい」という欲求に正面から応える作品だ。田舎の日常を丁寧に描く手つきは、くるねこが短編の尺でやっていることの拡張版に見える。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『くるねこ』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。どのサービスも月額で多数のアニメが見放題になるプランがあり、他の作品とあわせて気軽に楽しめます。猫と日常系コンテンツが好きな方はぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. くるねこはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。いずれも月額サービスで、他のアニメとあわせて見放題で楽しめます。
Q. 1話はどのくらいの長さですか?
A. TV_SHORTフォーマットのため、1話数分程度のショートアニメです。隙間時間に気軽に視聴できる長さになっています。
Q. 原作はどんな作品ですか?
A. 作者の実体験をもとにした猫漫画です。飼い主と個性的な猫たちの日常をユーモラスに描いており、猫好きを中心に人気を集めた作品です。
Q. 子どもと一緒に見られますか?
A. コメディ・日常系の穏やかな内容なので、年齢を問わず楽しめます。猫が好きなお子さんにも親しみやすい作品です。

まとめ

『くるねこ』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。どのサービスも月額で多数のアニメが見放題になるプランがあり、他の作品とあわせて気軽に楽しめます。猫と日常系コンテンツが好きな方はぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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