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ねこねこ日本史
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 32話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Joker Films |
日本の歴史上の人物である卑弥呼女王、織田信長戦国大名、坂本龍馬武士などが猫だったらというストーリーです。
作品概要・あらすじ
あらすじ
もしも日本の歴史上の偉人たちが全員「猫」だったら——?卑弥呼、織田信長、坂本龍馬など、誰もが知る歴史的人物たちが愛らしい猫の姿で大活躍。ゆるくてかわいいビジュアルのまま、歴史の名場面をユーモラスに再現するショートアニメです。クスッと笑えるコメディ仕立てで、難しい歴史の知識がなくても気軽に楽しめます。
みどころ・魅力
① 歴史の偉人が全員ふわふわの猫に!ギャップ萌え全開
信長も龍馬も卑弥呼も、みんな猫です。史実の重要シーンを猫がゆるゆると演じる画面は、シュールなのにどこかかわいい。歴史の教科書で見た顔が丸っこい猫になった瞬間の「えっ」という驚きと笑いが、このアニメの最大の武器です。
② 1話5分以内!隙間時間にサクッと見られるショート形式
1話あたりの尺が非常に短く、通勤・休憩・就寝前など、どんな隙間時間にも収まります。全話見てもそれほど時間がかからないため、「アニメは腰を据えないと無理」と感じている人にも入りやすい、ハードルの低さが魅力です。
③ 笑いながら歴史が頭に入る「学べるコメディ」
ギャグとして描かれながらも、各エピソードのベースには実際の歴史的出来事が使われています。本能寺の変も関ヶ原も猫たちが演じることで自然と記憶に残り、歴史に苦手意識がある人ほど「なんとなくわかる」感覚を得やすい作りになっています。
キャスト・声優一覧


スタッフ
| 監督 | 河村友宏 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 高田亮 |
| キャラクターデザイン | 河村友宏 |
| 音楽 | KOSEN |
| 音響監督 | 小泉紀介 |
| OP | チームしゃちほこ「Chérie!」 |
| OP | チームしゃちほこ「夢でもいいの」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
Eテレの深夜帯をザッピングしていたら流れてきたやつ、というのが最初の出会いだった。正確には「子供向けの教育コンテンツ」だと思って画面を変えようとしたんだけど、なぜか手が止まった。織田信長が猫の手でちまちま刀を振り回しているその画面が、妙に間抜けで、でも嫌いじゃなかった。
1話が5分弱なので、気づいたら3話まとめて見ていた。2回目に通して見たとき気づいたのは、ギャグのテンポが想像より精密に計算されていること。「ゆるい」と「脱力」は違う。このアニメはちゃんと笑わせにきている。子供向けだけど普通に好き、というのが正直なところだし、それが一番正確な評価だと思っている。
猫にするだけで、歴史上の人物が「知り合い」になる
ねこねこ日本史が単なる「歴史雑学を猫で包んだ子供番組」ではない、と言いたいわけじゃない。実際そういう番組だし、それで何が悪いという話でもある。ただ、見続けるうちにこのフォーマットにはある種の発明があると思うようになった。
卑弥呼も信長も龍馬も、学校の教科書で見ると「偉人」という記号になってしまう。肖像画があって、功績があって、年号がある。でも猫になった瞬間、急に生き物になる。信長が猫の手で茶碗を持ってこぼす。龍馬がまんまるい目で海をぼんやり見ている。そのビジュアルだけで「こいつも何か考えてたんだろうな」という気分になってくる。
歴史を面白くする方法はいくつかあって、「ドラマとして描く」「謎解きとして描く」「経済として読み解く」などがある。このアニメがやっているのはたぶん一番根元的な方法で、「偉人をかわいくして距離を縮める」だ。かわいいというのは侮辱ではなく、心理的距離の話。親しみが生まれると、人は勝手に興味を持ち始める。
ナレーションを山寺宏一が担当しているのも、この「距離感の設計」に効いている。ツッコミともガイドともつかない絶妙な立ち位置で、歴史の説明とギャグの橋渡しをしている。あの声と間のとり方でなければ、もう少しノイジーな番組になっていた気がする。出演作が277本に及ぶキャリアが凝縮されたような、「語り」の安定感がある。
5分という尺も意図的に機能している。長くなると「学習コンテンツ」になる。短いから「猫を見ていたら歴史に触れていた」という体験が成立する。子供向けとして設計されているが、大人が見て何かを得ているとしたら、それはたぶん「歴史の人物へのとっかかり」だと思う。見た後で信長のことを検索したくなる、そういう番組だ。
特に刺さったシーン
序盤の、坂本龍馬が薩長同盟に奔走するくだり。あの人間ドラマとしては相当重たい話を、猫たちがもっさりした動きでぐだぐだ交渉しているだけにしているのに、なぜかちゃんとエモくなるシーンがある。「こいつ本当に動いてたんだな」という感覚。
山寺宏一のナレーションが、そのシーンでいつもより少しだけトーンを落として史実を説明する瞬間があって、ギャグと史実のあいだに一瞬だけ静寂ができる。2回目に見てそこに気づいてから、ああこれは作ってる人間がわかってやってるんだと思った。笑わせながら一瞬だけ真顔になる。その緩急だけで、短いアニメがずっと頭に残るものになっている。
読んで見たくなったら——『ねこねこ日本史』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 歴史は好きだけど大河ドラマほどの熱量を持てない人
- 短い動画でサクッと笑いたいとき専用のコンテンツを探している人
- 猫が画面に映っているだけでだいたい満足できる人
- 子供と一緒に見られるものを探しているが、自分も耐えられるものがいい大人
- 山寺宏一の声が好きで、その声でゆるい歴史雑学を聞かされても怒らない人
合わない人
- 歴史を真剣に学びたい人(このアニメで覚えた知識は半分くらい誇張されているので確認が必要)
- ストーリーに連続性・起承転結を求める人(基本的に各話完結でキャラの成長もない)
- 作画クオリティや演出の密度で作品を評価する人
- 5分という尺に物足りなさを感じてしまう人
次に見るなら
同じく「歴史×ギャグ×短尺」のフォーマットで、こちらは戦国時代に絞った信長の忍びが近い。テンポが速く、笑いのつくり方がより「漫才」寄り。ねこねこ日本史よりキャラが立っていて、推しが生まれやすい構造になっている。
ゆるいギャグアニメとして見るならおそ松さんも近い感覚がある。こちらは現代日本が舞台でキャラも全員人間だが、「有名なキャラクターをダメにする」という笑いの文法が共通している。各話完結でどこからでも見られる点も似ている。
短尺コメディとして純粋にもっと笑いたいならポプテピピック。ねこねこ日本史とは方向性がまったく違うが、「テレビアニメとして成立するギリギリを攻めたフォーマット」という意味では同じ棚にある。刺激が強いので心の準備はしておくこと。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ねこねこ日本史』はdアニメストア、U-NEXT、DMM TVで視聴できます。1話が短いショートアニメなので、各サービスのアプリからすぐに全話まとめ視聴できます。すでにいずれかのサービスに加入中であれば、追加費用なしで楽しめます。