ラブ★コン

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2007ラブ★コン

ラブ★コン

★ 3.9 / 5.0コメディラブコメ日常系
放送年2007年
フォーマットTVアニメ
話数24話
原作漫画
制作Toei Animation

高身長の小泉莉沙と低身長の大谷敦は、高校で理想の相手を探しているが、身長が合わない。莉沙は172cm、敦は156cmで、それぞれ平均より極端に異なる。さらに悔しいことに、二人が好きだった相手が互いに恋に落ちてしまう。心が折れた二人は、予期しない状況に直面することになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

身長172cmの小泉莉沙と身長156cmの大谷敦は、凸凹コンビとしてクラスの笑いものになりがちな高校生。それぞれ理想の恋人を探しているのに、よりによって莉沙が想いを寄せる男子と、敦が気になる女子が互いに惹かれ合ってしまう。傷心の二人は反目しながらも奇妙な連帯感を深めていく。大阪を舞台に繰り広げられる、笑いあり涙あり、身長差カップルのじれったくもほほえましいラブコメディ。

みどころ・魅力

① 身長差から生まれる笑いとリアルなもどかしさ

女子より低い男子、男子より高い女子という設定が生む自意識のぶつかり合いは、コメディとして秀逸なだけでなく、外見コンプレックスに悩む視聴者の心にも刺さる。二人の掛け合いテンポが抜群で、見ていて飽きない。

② 大阪弁の会話が作り出す独特のテンポ感

標準語アニメとは一線を画す関西弁のやりとりが、キャラクターの感情をより生き生きと伝える。ツッコミとボケが自然に混ざり合う台詞回しは、原作漫画のテンポを忠実に再現しており、コメディとしての完成度を高めている。

③ 恋愛感情の「気づき」を丁寧に描く感情描写

友人から恋人へと変化する感情の揺らぎが丁寧に積み上げられており、ヒロイン・莉沙の一喜一憂がとくに細やかに描かれる。じれったい展開が続くからこそ、関係が動く瞬間の感動がひとしお大きく感じられる。

キャスト・声優一覧

小泉リサ
小泉リサ
メイン
›
岡村明美
大谷敦士
大谷敦士
メイン
›
永田彬
サブ
›
松岡由貴
鈴木涼二
鈴木涼二
サブ
›
津田健次郎
石原信子
石原信子
サブ
›
東さおり
リサの母
リサの母
サブ
›
熊谷ニーナ
舞竹国海
舞竹国海
サブ
›
諏訪部順一
中尾平吉
中尾平吉
サブ
›
徳山靖彦
リサの父
リサの父
サブ
›
滝知史
深川遥
深川遥
サブ
›
小野坂昌也
田中千春
田中千春
サブ
›
こじまかずこ

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スタッフ

キャラクターデザイン真庭秀明
音楽佐藤ひろのすけ
OPテゴマス「君と僕=ラブ?」
OPHey!Say! 7「Hey! Say!」
EDテゴマス「帰り道のラブソング」
EDHey! Say! 7「BON BON」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけは何年も前から知ってた。2007年作品、少女漫画原作、関西弁ラブコメ。「いつか見ようリスト」に名前だけ放り込んで、そのまま棚の奥に眠らせていた類の作品だ。

見始めたのは深夜のノリで、最初の数分で「あ、これは当たりだ」と思った。莉沙と大谷のテンポが異様に速くて、関西弁のやり取りが声に出して笑えるやつ。岡村明美の演じる莉沙が、感情の上げ下げをこれでもかと叩きつけてくる感じ——2話目まで見たら止まれなくなっていた。

2回目に見たとき気づいたのは、コメディのテンポに隠れていた細かい感情の揺れだ。笑いで誤魔化しながら、ちゃんと傷ついてる。最初は気づかなかったそこが、もう一度見るとじわじわ来る。

「好きになっちゃいけない相手」という呪縛を、笑いながら解体していく話

ラブ★コンを「身長差ラブコメ」として語るのは半分しか合っていない。正確には、「自分に都合のいい恋愛のかたちを信じ込んでいる人間が、それを壊されるまでの話」だ。

莉沙は高身長の自分に合う、背の高い男と付き合いたいと思っている。大谷は低身長の自分に引け目を感じず接してくれる、小柄な女の子が理想だ。それぞれに「こうあるべき恋愛」のテンプレートがあって、互いがそのテンプレートに全然当てはまらない。

だから最初、二人は「恋愛対象じゃない存在」として関わりを深めていく。気を遣わなくていい、素でいられる、笑い合える。そこに恋愛感情が入り込んでくるのがこの作品のうまさで、「テンプレートの外側にいた相手が一番近かった」という展開は、見ている側の既視感も引き出す。

大谷を演じる諏訪部順一の声は、序盤のクールな距離感から中盤以降の動揺まで、感情の変化を声色だけで追える設計になっている。「こいつ実は揺れてる」と気づくのが2回目視聴の醍醐味で、台詞の裏に何が走っているかを聞き直すと全然違う解像度になる。

「好き」と言えるまでの距離が長いのも、この作品の誠実さだと思う。ギャグで笑わせながら、きちんと感情の積み上げをやっている。関西の空気感と笑いが、重くなりそうな場面をちょうどいい温度に保っていて、それがなければもっとしんどい話になっていた。

特に刺さったシーン

中盤、莉沙が初めて大谷への気持ちを自覚してしまうくだり。それまで「こいつとは絶対そういうんじゃない」と言い張っていた分、崩れ落ちる速度が速くて、岡村明美の芝居がそこで一段ギアを入れてくる感じがした。コメディ声で走ってきたぶん、感情が漏れる瞬間のリアルさが際立つ。

津田健次郎演じる鈴木涼二がいいポジションにいて、莉沙の感情の鏡として機能している場面がいくつかある。彼の声は落ち着いていて、周囲のテンションが高い中でのアンカー役として機能していて、そこに配役の妙があると思った。

小野坂昌也の深川遥は、出てくるたびに空気が変わる。コメディキャラとしての存在感が強くて、彼がいる場面だけ少し別の質感になる。2回目に見ると、彼の台詞のテンポが他キャラと意図的にずれていることに気づく。

終盤の告白絡みの一連の流れは、笑いと焦りと切なさが混在していて、音楽の入り方も含めて一番テンションが上がる区間だった。

読んで見たくなったら——『ラブ★コン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 関西弁のテンポが好きな人。漫才的な掛け合いが肌に合うかどうかで評価が分かれる
  • 「友達から恋愛」の過程をじっくり見たい人。感情の積み上げが丁寧なので過程重視派に向く
  • 2000年代少女漫画アニメをリアルタイムで通ってきた世代。あの時代の空気が好きなら刺さる
  • 声優の演技の変化を追いたい人。2回目視聴で全然違うものが聞こえてくる

合わない人

  • テンションの高いコメディが苦手な人。序盤は特にギャグの密度が高いので疲れる可能性がある
  • 恋愛展開を早く進めてほしい人。告白まわりはじっくりした設計なので、焦れったさを楽しめないと辛い
  • 作画のクオリティにシビアな人。2007年作品なりの限界はある

次に見るなら

ラブ★コンのような「距離の近い二人がじわじわ恋愛に落ちていく」流れが好きなら、好きっていいなよ。もいい。こちらは内向きな主人公視点で、感情の内側に寄り添う時間が長い。テンションは全然違うが、感情の積み上げ重視という点は共通している。

関西弁のテンポ感と笑いが気に入ったなら、はがない(僕は友達が少ない)は少し毛色が違うが、キャラ同士の噛み合わなさをギャグに変換するセンスは近い部分がある。

「外見コンプレックスと恋愛」という軸で掘り下げたいなら、ニセコイ。こちらは設定がより派手だが、「本命が近くにいるのに気づかない」という構造はラブ★コンと地続きだ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『ラブ★コン』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中のため、いずれかのサービスを利用していればすぐに視聴を始められる。DMM TVは月額550円(税込)と比較的安価で、U-NEXTは無料トライアル期間中に試し見することも可能だ。どのサービスを選んでも全話まとめて楽しめるので、好みのプラットフォームでぜひ。

よくある質問

Q. ラブ★コンは全何話ですか?
A. 全24話です。2007年4月から9月にかけて放送されました。1クールで見やすいボリュームではなく、2クール分しっかり恋愛の進展を楽しめる作品です。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. 中原アヤ先生による原作漫画(全17巻)を忠実にアニメ化しており、大きなオリジナル展開はありません。原作ファンも安心して楽しめる仕上がりです。
Q. 恋愛要素は強めですか?ギャグ寄りですか?
A. 前半はギャグ・コメディ色が強く、後半になるほど恋愛の感情描写が中心になります。笑って泣けるバランス型のラブコメを求めている方に特におすすめです。
Q. 続編や関連作品はありますか?
A. TVアニメの続編はありませんが、2006年に実写映画が公開されています。アニメとは別キャストで制作されており、合わせて楽しむことができます。

まとめ

『ラブ★コン』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中のため、いずれかのサービスを利用していればすぐに視聴を始められる。DMM TVは月額550円(税込)と比較的安価で、U-NEXTは無料トライアル期間中に試し見することも可能だ。どのサービスを選んでも全話まとめて楽しめるので、好みのプラットフォームでぜひ。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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