まりあ†ほりっく

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2009まりあ†ほりっく

まりあ†ほりっく

★ 3.4 / 5.0コメディ
放送年2009年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Shaft

カナコは女子校に入学して理想の女性に出会えると期待していた。しかし新しいルームメイトが女装した男性だったことが判明し、学園の人気者の目に留まったことで他の女生徒たちから嫉妬を買ってしまう。思いもよらぬ複雑な状況の中で、カナコの恋の行方は混迷していくのであった。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

理想の女性との出会いを夢見るカナコは、母の母校でもある名門女子校に胸を弾ませて入学する。ところが同室となったルームメイト・鞠也は、清楚で可憐な見た目とは裏腹に、実は女装した毒舌な男子生徒だった。正体を知ってしまったカナコは弱みを握られ、秘密を守るよう脅される日々が始まる。男性が苦手で女の子に憧れるカナコだが、学園の人気者である鞠也のそばにいることで他の生徒から嫉妬を買い、騒がしくも甘酸っぱい学園生活へと巻き込まれていく。彼女の恋の行方は、思いもよらぬ方向へと転がっていくのだった。

みどころ・魅力

① 予測不能なギャップ満載の学園コメディ

「清楚な美少女=実は毒舌な女装男子」という強烈な設定が物語の軸。可憐な見た目と容赦ない言動のギャップ、そしてカナコの暴走する妄想が次々と笑いを生み出す。テンポよく畳みかけるギャグと掛け合いが心地よい、勢い重視の学園コメディです。

② 個性が振り切れたキャラクターたち

主人公カナコをはじめ、鞠也や周囲の生徒たちまで、誰もが一癖も二癖もある濃いメンバー揃い。それぞれのキャラが立っているからこそ、組み合わせが変わるたびに新しい笑いが生まれる。会話のラリーだけで何度も笑えるキャラクターの魅力が大きな見どころです。

③ 個性が光る映像演出とテンポ感

独特なカット割りや遊び心あふれる演出で、ギャグの瞬間最大風速を引き上げているのも本作の特徴。リズミカルなテンポと視覚的な仕掛けが組み合わさり、原作のシュールな笑いを存分に映像化している。短い尺でも満足感の高い、見ていて飽きさせない一作です。

キャスト・声優一覧

宮前かなこ
宮前かなこ
メイン
›
真田アサミ
祇堂鞠也
祇堂鞠也
メイン
›
小林ゆう
汐王寺茉莉花
汐王寺茉莉花
メイン
›
井上麻里奈
稲森弓弦
稲森弓弦
サブ
›
後藤沙緒里
桃井サチ
桃井サチ
サブ
›
新谷良子
桐奈々美
桐奈々美
サブ
›
神田朱未
石馬隆顕
石馬隆顕
サブ
›
甲斐田裕子
祇堂静珠
祇堂静珠
サブ
›
平野綾
寮長先生
寮長先生
サブ
›
沢城みゆき
与那国さん
与那国さん
サブ
›
松来未祐
熊谷芙美
熊谷芙美
サブ
›
豊口めぐみ
志木絢璃
志木絢璃
サブ
›
松来未祐

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スタッフ

監督新房昭之
シリーズ構成横谷昌宏
キャラクターデザイン守岡英行
音楽辰弥西脇
美術監督飯島寿治
音響監督亀山俊樹
OP小林ゆう「HANAJI」
ED小林ゆう「君に、胸キュン」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

百合の学園もの、くらいの軽い気持ちで再生ボタンを押した。女子校に入った子が理想の女性を探す——あらすじだけ見ればそういう話だ。ところが配属された新しいルームメイトが女装した男で、しかも性格が地獄みたいに悪い。そこから先は、物語よりも画面の方が主導権を握ってくる。SHAFTの作品だと途中で気づいて、ああ、と思った。筋を追っているはずなのに、後に残るのは内容じゃなくて画面のクセの方なんだ。何度か見返したけど、毎回ストーリーより先に「あの尖った止め絵」「急に挟まる字幕」の記憶が蘇る。感想を書こうとして気づいた。記憶がクセに上書きされている。

「理想の女子校」に入った瞬間、そこが地獄に変わる話

この作品は女装男子とのドタバタラブコメ、という説明で片付けられがちだけど、何度か見ると別の輪郭が浮かんでくる。これは「欲望を罰され続ける人間」の話だ。カナコは女子だけの園に理想を見て入学する。男に触れると蕁麻疹が出るほど女性に焦がれている。つまり彼女にとってこの学園は文字どおりの楽園のはずだった。ところが与えられたルームメイトは、見た目こそ完璧な美少女なのに中身は女装した男で、おまけに他人の弱みを握って嬲ることに長けている。楽園の門をくぐった瞬間、そこが管理人付きの地獄に変わる。

小林ゆうが演じる祇堂鞠也の声がまず巧い。表面は砂糖菓子みたいに甘いのに、一段下に確かな毒が通っている。あの二層構造の声がなかったら、この作品はただの意地悪で終わっていた。傍に控える汐王寺茉莉花——井上麻里奈の、感情の温度をほぼゼロに保ったまま刺してくる毒舌も効いている。カナコの欲望は近づくたびに罰される。鼻血を噴き、辱められ、それでも諦めない。笑っているうちに、これは欲望というものの正直な肖像なんじゃないかと思えてくる。叶わないとわかっていて手を伸ばし続ける滑稽さ。コメディの皮をかぶせているから直視できるだけで、中身は案外ひりつく話なのだ。

特に刺さったシーン

具体的にどのシーンが、と聞かれると困る。さっき書いたとおり記憶が画面のクセに上書きされているからだ。それでも残っているものはある。序盤、カナコがルームメイトの正体を突きつけられる展開——理想が音を立てて崩れる瞬間の、間の取り方が良かった。急に止まって一拍置く編集が、彼女の頭が真っ白になる感じとぴったり噛み合う。

声の話をもう一つ。沢城みゆきが演じる寮長先生が画面に出てくると、空気の密度が変わる。短い登場でも、あの人の声は場を一段締める。出演作385本という積み重ねは伊達じゃない。平野綾の演じる静珠が絡んでくる後半に進むと、鞠也とはまた違う柔らかさが入ってきて、ずっと尖っていた画面が少しだけ呼吸する。豊口めぐみの熊谷芙美の、どこか抜けた温度も含めて、この学園は声で出来ている。カナコが鼻血を噴くたびに笑い、その直後に少し気の毒になる——そのループに何回もハマった。

読んで見たくなったら——『まりあ†ほりっく』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • SHAFT・新房演出の尖った画面づくりが好きな人
  • テンポの速い、少し意地悪なコメディが平気な人
  • ドタバタの下に皮肉が効いているくらいがちょうどいい人

合わない人

  • 起承転結のはっきりした物語をじっくり追いたい人
  • ドSキャラに振り回され続ける主人公を見るのが苦手な人
  • 落ち着いた画面で静かに浸りたい人

次に見るなら

化物語 同じSHAFTで、画面のクセが物語を上書きしてくる感覚はこっちでも味わえる。筋より先に止め絵と文字の記憶が残る、あの体験が好きなら間違いない。

さよなら絶望先生 新房監督×シャフトの、速くて意地悪な言葉のコメディ。まりあ†ほりっくの毒気が心地よかった人は、絶望ネタの畳みかけも合うはず。小林ゆうの芸達者ぶりも改めて確認できる。

それでも町は廻っている 同じSHAFTでも、こちらは学園日常コメディの柔らかい方。尖った画面は好きだけど、もう少し人の温度がほしくなったときに。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『まりあ†ほりっく』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも月額サブスクで対応しているため、好みのサービスから手軽に楽しめます。シャフト特有の独特な映像表現とテンポの速いギャグを、ぜひ一度お試しください。

よくある質問

Q. まりあ†ほりっくはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。各サービスの無料トライアルを活用すれば、初回は無料で視聴できます。
Q. 続編や2期はありますか?
A. 2009年放送の1期に続き、2011年に「まりあ†ほりっく あらいぶ」が放送されています。1期を楽しんだ方はぜひあらいぶもあわせて視聴してみてください。
Q. どんな人に向いている作品ですか?
A. テンポの速いギャグコメディが好きな方や、シャフト・新房昭之監督作品のファンに特におすすめです。女装・学園・ドタバタといった要素が好みの方にも刺さる作品です。
Q. 原作漫画との違いはありますか?
A. 原作は「月刊動物園」連載の漫画です。アニメはシャフト独自の演出が加わり、映像的なギャグ表現がより強化されています。原作ファンもアニメならではの味わいを楽しめます。

まとめ

『まりあ†ほりっく』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも月額サブスクで対応しているため、好みのサービスから手軽に楽しめます。シャフト特有の独特な映像表現とテンポの速いギャグを、ぜひ一度お試しください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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