未来日記リダイヤル

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2013未来日記リダイヤル

未来日記リダイヤル

★ 3.4 / 5.0アクションサイコロジカル超自然
放送年2013年
フォーマットOVA
話数1話
原作漫画
制作Asread

ユノ・ガサイは高校1年生として普通の生活を送っていた。両親とも良好な関係で、友人も少数ながらいた。しかし、人生で誰か重要な人物が欠けているような違和感を抱いていた。修学旅行から帰宅した彼女は、突然、別の人生の記憶が蘇る。その記憶の中で、彼女は必死にある人物と一緒にいようとしていた。現実と異なる記憶に困惑するユノだが、やがてそれが本当だったことに気づく。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

高校1年生のユノ・ガサイは、両親との関係も良好で、少数ながら友人にも恵まれた普通の生活を送っていた。しかしどこか、人生に大切な誰かが欠けているような違和感をぬぐえずにいた。修学旅行から帰宅したある日、彼女の脳裏にまったく別の人生の記憶が流れ込んでくる。その記憶の中の自分は、ある人物のそばにいようと必死にもがいていた。現実と乖離した記憶に戸惑うユノだったが、やがてそれが紛れもない真実であることを悟っていく。

みどころ・魅力

① ユノ視点で描かれる「もうひとつの未来日記」

本編とは異なり、ユノ・ガサイを主人公に据えた外伝的OVA。彼女が”普通の少女”として生きていたもうひとつの世界が丁寧に描かれ、本編では語られなかった感情や動機があらためて浮かび上がる。本編視聴済みのファンほど、細部の差異に気づいて深く刺さる構成になっている。

② 切なさと希望が交差するラストへの収束

記憶が戻るにつれてユノの感情が徐々に変容していく過程が繊細に描かれており、サイコロジカルスリラーだった本編とは一転、感情に寄り添った作風が際立つ。本編のクライマックスを知っているからこそ、そのラストシーンに込められた意味が何倍にも響く仕上がりだ。

③ コンパクトにまとまったファン必見の補完作品

全1話・約25分という短尺ながら、本編のテーマを正面から受け取り直す密度の高い内容となっている。本編を見終わったあとの余韻の中で観ると、ユノという人物への理解がぐっと深まる。シリーズの締めくくりとして、本編視聴後に続けて観ることを強く推奨したい一作だ。

キャスト・声優一覧

我妻由乃
我妻由乃
メイン
›
知沙村田
天野雪輝
天野雪輝
メイン
›
富樫美鈴
高坂王子
高坂王子
サブ
›
白石稔
ジョン・バックス
ジョン・バックス
サブ
›
土師孝也
宮代お鈴
宮代お鈴
サブ
›
小桜エツコ
ムルムル
ムルムル
サブ
›
本田愛美
デウス・エクス・マキナ
デウス・エクス・マキナ
サブ
›
若本規夫
野々坂まお
野々坂まお
サブ
›
ゆかな
美神愛
美神愛
サブ
›
桑谷夏子
秋瀬或
秋瀬或
サブ
›
石田彰
平坂黄泉
平坂黄泉
サブ
›
川原慶久
豊穣礼佑
豊穣礼佑
サブ
›
真田アサミ

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スタッフ

監督細田直人
音楽加藤達也
OP妖精帝國 「Kyouki Chinden」
ED飛蘭 「Happy End」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

本編を全部見終わって、「ユノはどうなったんだろう」という宙吊りのまま数週間を過ごした。あのラストは答えを出してくれない。出さないことが答えだと理解しつつも、どこか腑に落ちきらなくて、そこへ「リダイヤル」の存在を知った。

OVAと聞いて身構えた。本編に乗っかったファンサービス回という可能性もあったから。ところが再生して数分で、これはそういうものじゃないとわかった。ユノが普通の女の子として生きている。両親と夕飯を食べ、友達と学校へ行く。本編のユノを知っている人間には、その「普通さ」がじわじわと重い。

2回目に見たとき、冒頭の日常描写がぜんぶ伏線だと気づく。何気なく交わされる会話、ユノの表情のわずかなずれ。1回目は「平和だな」と思って見ていた場面が、「すでに何かが始まっている」シーンに変わる。こういう構造、本編でも散々やられたのに、また引っかかった。

記憶を失っても残るもの——ユノ・ガサイという存在の話

「リダイヤル」が描いているのは、ひと言で言えば「魂の執着」だと思う。ただしその執着を、狂気としてではなく、もっとプリミティブな何かとして描き直している点が本編との違いだ。

三つ目の世界のユノは、記憶を持たない。二つ目の世界で日記ゲームを戦い、すべてを失い、神になり、そして新たな世界へ生まれ直した彼女は、論理的にはまっさらな存在のはずだ。でも体が覚えている。誰かを必死で追いかけていた感覚が、形のない穴として残っている。修学旅行から帰った夜に蘇る記憶は、それを「思い出す」というより「認める」に近い。

石田彰が演じる秋瀬或は本作でも登場するが、三つ目の世界での立ち位置はまるで違う。本編で彼が担っていた「観察者」の役割が、この作品では別の形で機能している。石田彰の声には、状況を俯瞰している温度感と、その俯瞰の中に確かにある感情とが同居していて、ユノの「記憶の蘇り」と並走するように物語が動く。

若本規夫のデウス・エクス・マキナは今作でもある種の存在感を放っているが、本編ほど恐ろしくはない。それはデウスが変わったというより、ユノの立場が変わったからだろう。かつてゲームの駒だった者が、今は別の次元で時間を持っている。

ゆかなが演じる野々坂まおや、真田アサミの豊穣礼佑、小桜エツコの宮代お鈴といった三つ目の世界のキャラクターたちは、「何も知らない人たち」として機能している。彼女たちの明るさ、軽さ、日常の質感が、ユノの内側にある重力と対比になる。ゆかなの声が持つ屈託のなさは、ここで意図的に使われている気がした。

このOVA、「本編を見た人だけが本当の意味で楽しめる」構造になっている。三つ目の世界の日常が「普通」に見えれば見えるほど、本編を知る視聴者には「どれだけの代償を払ってここに辿り着いたか」が重なる。エンタメとしての感動ではなく、情報として知っている悲しみが静かに滲む。それがこの作品の核心だと思う。

特に刺さったシーン

記憶が戻り始める場面、ユノが自分の手を見ているカット。あそこで思わず一時停止した。何かを握りしめようとして、でも何を握ろうとしているのかわからない——その手の演技と、ゆかなとは異なる声での感情の揺らぎが重なって、言葉より先に体が反応した。

本編のユノは常に何かに向かって動いていた。目的があった。でも三つ目の世界のユノには目的がない。あるのは輪郭のない欠落だけで、その欠落をどう演じるかという難しさを、声の演技が正面から引き受けていた。叫ぶわけでも泣き崩れるわけでもない。ただ、ある。その「ある」の重さが終盤に向かって少しずつ形になっていく。

それから、デウス・エクス・マキナが画面に現れる瞬間。若本規夫の声が流れてくると、本編の記憶がドッと戻ってくる。視聴者側の条件反射を完全に利用した演出で、2回目以降はその「利用のされ方」を楽しめるようになる。

読んで見たくなったら——『未来日記リダイヤル』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 未来日記本編を完走した人(必須条件に近い)
  • 本編ラストが「あれで終わりか」と感じた人
  • ユノ・ガサイというキャラクターへの解像度が高い人
  • 静かなエピローグ型の作品が好きな人
  • 30分に凝縮された話数が苦にならない人

合わない人・注意が必要な人

  • 本編未視聴での鑑賞は積極的に勧めない。設定が断片的にしか伝わらず、感情的な着地点がわからないまま終わる
  • 本編のアクションやサスペンスを期待すると拍子抜けする。戦いはない
  • 「答えをはっきり出してくれ」という人には物足りないかもしれない。ラストは余白を残す形で終わる
  • 本編が好きではなかった人には刺さらない。これは本編への愛着が前提の作品だ

次に見るなら

シュタインズ・ゲート——タイムラインを渡る話、誰かを取り戻そうとする話という構造が近い。「リダイヤル」が好きなら、記憶と時間と執着がもっと丁寧に描かれたこちらも刺さるはず。OVAの「ロードオブタイム」も合わせて見ると感触が似ている部分がある。

魔法少女まどか☆マギカ——繰り返す時間の中で消えていく誰かと、それを知っている誰かの話。三つ目の世界のユノが「何かを知っているが言語化できない」状態に共鳴した人には、こちらのループ構造も同じ種類の切なさをもたらすと思う。

サクラダリセット——記憶・能力・世界線をめぐる心理的なサスペンスで、石田彰の出演作でもある。「リダイヤル」の静かな緊張感、日常の中に潜む異常、という空気が好きな人には合う。ただしこちらは全24話なので覚悟は必要。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『未来日記リダイヤル』は現在、dアニメストアおよびHuluで配信中です。本編『未来日記』と合わせて視聴できる環境が整っているため、本編を見終わったあとそのまま続けて楽しめます。各サービスの登録・料金は公式サイトでご確認ください。

よくある質問

Q. 本編『未来日記』を見ていなくても楽しめますか?
A. 本編の内容を前提とした作品のため、先に本編(全26話)を視聴することを強くおすすめします。本編を知った上で観ると、細部の演出や感情の重みがより深く伝わります。
Q. どこで視聴できますか?
A. dアニメストアとHuluで配信中です。どちらも月額制のサブスクリプションサービスで、各公式サイトから登録・視聴が可能です。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 全1話・約25分のOVA作品です。短時間でまとまっているため、本編を見終わった直後に続けて観るのに最適なボリューム感です。
Q. 本編のネタバレは含まれますか?
A. 本編のエンディングを知っている前提で作られた作品です。本編未視聴の場合、重大なネタバレを含む可能性があるため、必ず本編を先にご覧ください。

まとめ

『未来日記リダイヤル』は現在、dアニメストアおよびHuluで配信中です。本編『未来日記』と合わせて視聴できる環境が整っているため、本編を見終わったあとそのまま続けて楽しめます。各サービスの登録・料金は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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