未来のワタシ

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2016未来のワタシ

未来のワタシ

★ 2.9 / 5.0コメディ日常系
放送年2016年
フォーマットONA
話数2話
原作オリジナル
制作Studio Colorido

マクドナルドの新しい「Crew ni Narou. キャンペーン」(クルーになろう。キャンペーン)の一部である本作は、アルバイト従業員の採用を目的としています。スミレという新しいクルーメンバーの成長過程を描いています。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

マクドナルドの「Crew ni Narou. キャンペーン」の一環として制作された本作は、新人クルーのスミレが仕事を通じて成長していく姿を描いたショートアニメです。アルバイトの現場でさまざまな経験を積みながら、仲間と支え合いながら少しずつ自分らしいクルーへと成長していくスミレの姿が、テンポよく爽やかに描かれています。コメディ要素を交えた日常系作品で、働くことの楽しさや仲間の大切さをやさしく伝えます。

みどころ・魅力

① リアルな職場成長ストーリー

実際のマクドナルドのクルー体験をもとにした設定が特徴。失敗しながらも前向きに取り組むスミレの姿は、アルバイト経験のある人なら誰もが共感できるリアルさと温かみに満ちています。

② コメディ×日常系の軽快なテンポ

シリアスになりすぎず、笑いを交えながら職場の人間関係や仕事の面白さを描くテンポの良さが魅力。気軽に視聴できる短編フォーマットで、サクッと楽しめます。

③ 「働く」ことへのポジティブなメッセージ

単なる企業PRに留まらず、仲間と協力することの喜びや自己成長の達成感をストーリーに落とし込んでいます。就労を控えた学生層にも刺さるメッセージ性があります。

キャスト・声優一覧

日比野
日比野
サブ
サブ

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スタッフ

監督伊藤衆人
キャラクターデザイン石舘波子

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルだけじゃ何もわからん、というのが正直な話で、検索してマクドナルドのアルバイト採用キャンペーンアニメだと知ったときは「ああそういう枠か」と思った。2016年当時、企業タイアップのONAが増えてきた時期で、どうせプロモーション映像に毛が生えた程度だろうと半分流しながら見始めた。ところが序盤の数分で「あれ、ちゃんと作ってある」と気づく。配信はどこにもないし、今となっては公式の視聴経路がAmazonのDVD購入くらいしかない。2回目に見たとき、1回目は読み飛ばしていたスミレというキャラクターの細かい表情の変化が目に入ってきた。企業アニメの体裁をとりながら、「働くことへの不安を持った子が一歩踏み出す」という話の骨格は意外にしっかりしている。

「うまくできる自分」を待ち続けることの無意味さ

この作品が根っこで描こうとしているのは、バイトの成長譚でも職場コメディでもなく、「準備が整ってから動こうとする心理」への静かな反論だと思っている。スミレは最初から「できない自分」を恥じている。失敗をひどく恐れていて、完璧じゃない状態で人前に出ることを避けようとする。それ自体はリアルで、10代後半から20代前半にかけての「自信がない人間がアルバイトを始める」という状況に特有の感覚だ。

企業PRアニメとして作られているので「働くことはいいことだ」という結論に向かうのは構造上避けられない。ただ、そこに至る過程で「未来のワタシがうまくできるはずだから、今の自分はまだ準備中」という言い訳の構造を丁寧に解体しているのが面白い。未来の完璧な自分を夢想して、今ここでの一歩を踏み出せないスミレの姿は、別にバイトに限った話じゃない。日常系とコメディの組み合わせという枠の中で、「行動する前の自分」と「動き始めた後の自分」の温度差を描くことに、短い尺なりに真剣に取り組んでいる。

マクドナルドという実在企業の採用アニメという性格上、スミレが職場で居場所を見つけていく展開は予定調和だ。それを承知の上で見ると、むしろその予定調和が「見ている側が背中を押される」という機能を果たしていることに気づく。プロモーションとしての目的と物語的な誠実さが、短い枠の中でちゃんと両立している。企業アニメという括り方をして切り捨てるには、もったいない誠実さがある。

特に刺さったシーン

序盤、スミレが職場で最初のミスをするシーンのあとの間の取り方が妙に好きだ。コメディとして笑いで流すこともできる場面なのに、一瞬だけスミレが固まるカットを挟んでいる。あそこで「恥ずかしい」より先に「消えたい」という感情が顔に出るような演技設計になっていて、声優さんのわずかな息の変化と合わせて、ああ、この子はけっこう追い詰められてるんだなとわかる。プロモーションアニメにしては感情の解像度が丁寧だった。2回目に見てそこに気づいたとき、1回目より少しスミレのことが心配になった。

終盤の、先輩クルーがさりげなく声をかける短いやりとりも印象に残っている。大げさに励ましたり、成長を「認めてあげる」みたいな描き方をしないのがいい。ただ隣にいる、という感じのシーンで、それがスミレの表情を変える。職場の人間関係の描き方として、あの温度感は正直だと思った。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • アルバイトを始める前後の不安を経験したことがある人
  • 「準備ができてから動く」という思考パターンに心当たりがある人
  • 短尺ONA・企業タイアップアニメの出来栄えを検証するのが好きな人
  • 2010年代中盤の日常系・職場ものの空気感が好きな人

合わない人

  • プロモーション目的と知った時点で作品として見る気が失せる人
  • 短尺で物語を畳みにいく展開を「ご都合主義」と感じやすい人
  • 配信なし・DVD購入のみという入手ハードルを超えてまで見ようと思えない人(正直これが最大の壁)

次に見るなら

「働くことへの一歩」という感触が気に入ったなら、SHIROBAKOがいい。アニメ制作の現場を舞台に、理想と現実の間で踏ん張る若者たちの話で、スミレの「飛び込む前の怖さ」が丁寧に拾われていると感じた人なら、あちらの密度の濃い職場描写にも入っていきやすい。

日常系コメディとして見たならスロウスタートも近い温度感だ。「出遅れた自分」を抱えたまま動き始める主人公の話で、不安の描き方がスミレと構造的に似ている。ゆっくりした展開が苦にならないなら居心地よく見られる。

企業タイアップONA・ショートアニメという枠で興味が出たなら、同時期のgdgd妖精sや各種ショートアニメを掘っていくと、2010年代前半から中盤にかけての「配信・ショート形式の実験期」の雰囲気が見えてきておもしろい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『未来のワタシ』は現時点で定常的な配信サービスへの配信は確認されていません。マクドナルドのキャンペーンアニメとして制作された作品のため、公式サイトや関連チャンネルでの視聴機会を確認してみることをおすすめします。短編ながらもコメディと成長物語がバランスよくまとまっており、気軽に楽しめる一作です。

よくある質問

Q. 『未来のワタシ』はどこで見られますか?
A. 現在、主要な定常配信サービスでの配信は確認されていません。マクドナルド公式の関連チャンネルや過去のキャンペーンページを探してみるのが手がかりになるかもしれません。
Q. どんな人に向いている作品ですか?
A. アルバイトや仕事を始めたばかりの人、日常系のほのぼのアニメが好きな人におすすめです。コメディタッチで見やすく、働くことへの前向きな気持ちが高まる内容になっています。
Q. 何話構成ですか?全何分くらいですか?
A. ONA(オリジナルネットアニメ)として公開された短編作品です。キャンペーンアニメのため各話の尺は短く、気軽に視聴できるフォーマットになっています。
Q. マクドナルドの公式作品とのことですが、宣伝色は強いですか?
A. クルー採用キャンペーンが制作背景にある作品ですが、内容はスミレの成長とクルー同士の絆を中心に描いており、純粋な日常系アニメとして楽しめる仕上がりです。

まとめ

『未来のワタシ』は現時点で定常的な配信サービスへの配信は確認されていません。マクドナルドのキャンペーンアニメとして制作された作品のため、公式サイトや関連チャンネルでの視聴機会を確認してみることをおすすめします。短編ながらもコメディと成長物語がバランスよくまとまっており、気軽に楽しめる一作です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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