※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

モンスターストライク「消えゆく宇宙編」
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Yokohama Animation Lab |
レンと仲間たちは、怪物ノストラダムスが予言した黙示録から世界を救うため奔走する。マナが自分の出自と今後の出来事における役割の真実を知ると、彼女はすべてを変える可能性を持つ鍵となる。前作と異なり、本作は全CGではなく2D/CGの混合スタイルで制作されている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
主人公レンと仲間たちは、怪物ノストラダムスが予言した黙示録から世界を救うため奔走する。そんな中、謎めいた少女マナが自らの出自と、迫りくる出来事における自分の役割の真実を知ることに。彼女はすべてを変える可能性を秘めた「鍵」として、物語の中心へと引き込まれていく。前作の全CGスタイルから一新し、2DとCGを融合させた独自の映像表現で描かれるモンスターストライクの新章。みどころ・魅力
① 2DとCGを融合させた新映像スタイル
前作シリーズが全CGで制作されていたのに対し、本作は2Dアニメーションと3DCGを組み合わせたハイブリッドスタイルを採用。表情豊かなキャラクター表現と迫力のバトルシーンが融合し、シリーズに新たなビジュアルの個性をもたらしている。② マナの出自をめぐるミステリー
物語の鍵を握る少女マナの正体と、世界の運命に関わる役割が徐々に明かされていく構成が見どころ。謎が解き明かされるにつれ、仲間たちとの関係性や物語全体の構図が大きく揺れ動く展開が視聴者を引き込む。③ スマホゲームを超えたシリアスなストーリー展開
人気スマホゲームを原作としながらも、世界の滅亡・預言・マナの覚醒といった重厚なテーマを中心に据えた硬派なストーリー構成。ゲームファン以外でも楽しめる、独立したドラマとして完成度の高い作品に仕上がっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 浜名孝行 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 加藤陽一 |
| 原案キャラデザ | 岩元辰郎 |
| 音楽 | 有限会社モナカ |
| 美術監督 | 徳田俊之 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| ED | エックスマン・アイリーン「Timer」 |
| ED | ブーム・ブーム・サテライツ「STAY (2017)」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「モンストのアニメ、まだやってたんだ」というのが正直な第一声だった。スマホゲームのアニメ化というだけで構えてしまうのはオタクの悪い癖で、とはいえ「消えゆく宇宙編」というサブタイトルはゲームの販促臭より少し骨格がある気がして、なんとなく再生した。前作が全CGだったのに対して今作は2D/CGの混合スタイルになっていて、最初の数分でその変化に気づいたとき、制作側が前作の反省か意図的な方向転換をしたんだなと感じた。2回目に見たときはそのスタイルの切り替わる瞬間が面白くて、むしろそこを追いかけながら見ていた。ゲームを知らなくても話の輪郭は掴めるが、知っていると随所に「ああ、これか」という読み合わせの楽しさがある作りになっている。
「選ばれた側」の重さ——マナが背負う、知ってしまった者の孤独
この作品を単なるゲームアニメとして処理すると見落とすものがある。「消えゆく宇宙編」の軸にあるのは、マナ・リビングストンが自分の出自と役割の真実を知るという展開で、これは要するに「知ってしまった者はどう生きるか」という話だ。
黙示録を止めるために動くレンたちの物語は表の構造だが、その裏でマナは「自分がなぜここにいるのか」「自分に課せられた役割とは何か」を知らされ、それを引き受けるか拒絶するかの選択に直面する。金元寿子が演じるマナの声は、序盤の明るさと終盤の静けさのコントラストが鋭くて、「知ってしまった後の人間の顔」を声だけで作っているような芝居になっている。知識を得ることで自由が増すのではなく、むしろ選択肢が一つに絞られていく——そういう残酷さをこのシリーズは割と真面目に描いていて、そこだけはゲームの宣伝という文脈を超えていると思う。
小野大輔が演じる神倶土春馬との関係性もそこに絡んでくる。春馬のポジションは「知っている側にいながら、それでも傍にいる者」で、小野大輔の声が持つ落ち着きと抑制がそのキャラクターの重みを支えている。演技の密度という意味では、派手なバトルシーンより二人の会話シーンのほうが画面の情報量が多い。
2D/CGの混合スタイルに戻った判断も、このテーマと無関係ではないかもしれない。全CGの「完成された宇宙」より、手描きの揺らぎを混ぜた「不完全な宇宙」のほうが、消えゆく何かを描くには合っていた——そう後付けで解釈するのは都合が良すぎるとしても、映像の質感が物語のトーンと噛み合っているのは確かだ。
特に刺さったシーン
終盤でマナが自分の役割を受け入れる決断をする場面、そこで金元寿子の演技が一段落ちる瞬間がある。叫ぶわけでも泣くわけでもなく、静かに息を吐くような間があって、そこに全部が詰まっていた。「覚悟」という言葉を使いたくないが、あの間は覚悟の前の、もっと個人的な何かだった。2回目に見たとき初めて気づいたのだが、その直前のシーンで川澄綾子のミロクが一言だけ声をかける場面があって、あの短さが逆に効いていた。長い言葉より短い沈黙の方が重いことを、ベテラン二人の呼吸で成立させている。
小西克幸の白浜太陽はバトルシーンでの存在感が安定していて、320本のキャリアが「自分がいれば大丈夫」という空気を勝手に作ってしまうのが面白い。小林裕介のレンは主人公としての真っ直ぐさをそのまま声にしたような芝居で、このシリーズの色と合っている。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- モンストをプレイしていて、キャラクターへの愛着がある人
- ゲーム原作アニメに過度な期待を持たず、世界観の補完として楽しめる人
- 小野大輔・川澄綾子・金元寿子あたりの声優の演技を追っているアニメファン
- 2D/CGハイブリッドの映像スタイルに興味がある人
- 黙示録・宿命系のファンタジーが好きな人
合わない人
- ゲームを知らずに完全新規で見ようとしている人(世界観の補足が薄い)
- ストーリーより映像的な完成度を優先する人(ONA品質の限界はある)
- 全CGアニメとしての前作の路線を期待している人
- 1クール以上の腰を据えた物語構成を求める人
次に見るなら
黙示録的な宿命と、それを知った者の選択というテーマで次に見るならUN-GOがある。謎解きという形式を取りながら「真実を知ることの代償」を丁寧に描いた作品で、あの静かな絶望感に共鳴できる人ならこちらも刺さるはず。
ゲーム原作でキャラクター同士の関係性を軸に話が動く構造が好きならテイルズ オブ ゼスティリア ザ クロスも候補に入る。ufotableの映像品質という別の文脈ではあるが、原作ファンと非ファンで見え方が変わるゲームアニメという点では同じ種類の体験ができる。
ONAという形式で制作された作品の映像品質の変遷に興味が出たなら、同時期に配信されていたselector spread WIXOSSを見ると、カードゲーム×暗い運命というジャンルのアニメ化の幅が見えてきて面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。視聴方法については、公式チャンネルや関連サービスでの配信状況を随時ご確認ください。なお、モンスターストライクシリーズのアニメはYouTubeで公開されてきた経緯もあるため、公式YouTube等でのアーカイブも合わせて確認してみることをおすすめします。