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ナンバカ 出席番号のついたバカたち!
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Satelight |
アニメ「ナンバカ」の公式ウェブサイトは、4月に開催される「ナンフェス」イベントで、これまで未公開だったアニメスペシャルが上映されることを発表した。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「ナンバカ」は、脱獄不可能と謳われる世界最強の刑務所「難波監獄」を舞台に、天才的な脱獄能力を持つ4人の囚人たちが繰り広げるコメディアクション作品。本スペシャルは、2017年4月に開催されたファンイベント「ナンフェス」にて、TVシリーズでは未公開だった新作映像として上映。笑いあり熱あり、刑務所らしからぬ賑やかな世界観が凝縮された特別編です。
みどころ・魅力
① ファンイベント限定の”幻のスペシャル”が解禁
本作はもともと「ナンフェス」でのみ上映された未公開映像。TVシリーズを見ていたファンにとっては待望のコンテンツであり、イベントに行けなかった視聴者もdアニメストアで初めてその内容に触れられる貴重な機会です。
② キャラクターの個性が爆発するハイテンションな掛け合い
ジュウゴ・ロック・ニコ・ウノという個性派ぞろいの4人組が織りなすテンポの良いコメディは本作最大の魅力。スペシャルならではの自由な雰囲気の中で、彼らのキャラクターがさらに濃く描かれています。
③ アクションとギャグが同居するナンバカ節の真骨頂
派手な演出と笑いのバランスが絶妙なのがナンバカらしさ。TVシリーズで培われた世界観をそのままに、スペシャルとして凝縮されたエンタメ感は、シリーズファンはもちろん初見の方も楽しめる仕上がりです。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| ED | 十五「ナンバカ脱獄理論♪!」 |
|---|
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルに「バカ」が入ってる時点で身構えるか、逆に安心するかで、たぶんこの作品との相性がわかる。刑務所コメディか、と思いながらTVシリーズを一気に見て、気づいたら「ナンフェス」の存在を調べていた。そういう流れでSPにたどり着いた。
TVシリーズを最初に見たとき、正直なめてかかった。ギャグ全振りのゆるい脱獄モノだと思っていたら、中盤あたりから双六一(関智一)の背景が滲み出してきて、急に引き込まれた経験がある。関智一がこういうトーンの芝居をするとき——力を抜いているように聞こえるが、感情の輪郭だけははっきり立てる、あの独特の間——を一度体感すると、キャラへの解像度が跳ね上がる。2周目で気づいたのは、コメディの密度が高い分、シリアスな瞬間が相対的にずっと重く見える設計になっていること。SPはその”見え方の調整”が最初からコアファン前提でできているので、テンポがかなり気持ちいい。
バカ同士だから成立する、脱出不要の連帯感
ナンバカというタイトルを素直に読めば「出席番号のついたバカ」であり、受刑者を番号で管理するシステムへの、わりと真剣な皮肉が込められている。でもSPという形式で改めてこの作品を見ると、もっと別のテーマが前に出てくる気がした。
TVシリーズを通じてキャラクターが積み重ねてきた関係性——双六一とウノ(柿原徹也)の、言葉数の少ない信頼のやりとり——が、SPでは「説明なし」で使われる。視聴者がすでに知っているという前提で省略できる部分が多いから、キャラクター同士の息が合ったシーンがそのまま画として成立する。柿原徹也のウノは、TVシリーズでも「軽口と誠実さが同居するキャラクター」として非常に巧みに演じていたが、SPでは出てくるだけで文脈が機能する状態になっている。
「脱出しようとする人たち」の話が本質的に描いているのは、脱出先ではなく「今ここにいる理由」だと思う。ナンバ刑務所は世界一脱出不可能な監獄として描かれているが、SPの段階まで来ると、登場人物たちがそこから逃げ出すことより、仲間たちとの時間に意味を見出しているように映る。ウパ役の小林ゆうが担う「強がりだが愛着を隠せないキャラ」の演技も、この文脈でよく機能している。コメディの皮を被った「居場所」の話として読むと、このSPはずいぶん誠実な作品だ。
一声三鶴役の津田健次郎が出てくるシーンは、TVシリーズ同様にある種の「重力」がある。低音でぼそっと言う一言が場を締める、あの感覚はSPでも健在で、コメディとの対比として使われている。津田健次郎の声はドラマ的な引力が強いので、笑わせた直後に出すと落差が出る——演出がちゃんとそれを理解して配置していた。
特に刺さったシーン
終盤、ムサシ(細谷佳正)が絡む一連の流れが印象に残っている。細谷佳正という人は、誠実さや几帳面さのあるキャラクターを演じると、声のテクスチャーだけで「この人は裏切らない」という情報を乗せてくる。言葉の内容ではなく、声そのものが信頼感の根拠になる場面があって、ナンバカのSPでもそれが機能していた。
コメディパートでは双六一とウノのテンポのやりとりが特に気持ちよかった。関智一と柿原徹也の掛け合いは、TVシリーズでも何度か「呼吸が合いすぎて笑いの頂点が予測できないな」と感じる瞬間があったが、SPでは尺が短い分だけ密度が上がっていて、2回見ると笑いのタイミングの設計がよく見える。最初に見たときは流れで笑っていたシーンが、2周目では「ここでそっちを選んだのか」という演出への気づきになった。
ファンイベント上映のSPという性格上、サービスシーン的な要素も含んでいるが、それが浮いていないのはキャラクターとの蓄積があるからだ。知らない人が見ても楽しめるかは微妙なラインだが、見てきた人間には素直に刺さる。
読んで見たくなったら——『ナンバカ 出席番号のついたバカたち!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ナンバカTVシリーズを最後まで見て、キャラクターへの愛着がある人
- 関智一・柿原徹也のコメディ掛け合いが好きな人
- ギャグと感情の切り替えが速い作品を「疲れる」ではなく「テンポがいい」と受け取れる人
- 刑務所という閉鎖空間で育まれる奇妙な連帯感に興味がある人
- ファンイベント用の短編・特典映像的な作品が苦にならない人
合わない人
- TVシリーズ未視聴で、このSPから入ろうとしている人(前提が何もない状態では人物関係がわからない)
- 脱獄モノに「リアルな緊張感」を求めている人(この作品はその方向性ではない)
- ギャグとシリアスが混在するテイストが苦手な人
- 30分未満の短編SPより、腰を据えたストーリーラインを求めている人
次に見るなら
監獄学園——閉鎖空間コメディとして構造的に近く、「脱出」を軸にしたキャラクター同士の連帯と裏切りが描かれる。ナンバカのギャグ密度が気持ちよかった人なら、こちらの狂気的なテンションも合うはず。ただし方向性は全力で過激なので、そのつもりで。
ヒナまつり——刑務所ではないが「ありえない組み合わせのキャラクターが狭いコミュニティで共生する」コメディとして同じ匂いがある。声優の演技の妙味が笑いの精度に直結する点でも近い。乾いたユーモアが好きなら向いている。
プリズンスクール(OVA)——TVシリーズが終わった後にリリースされた補完作という立ち位置がナンバカSPと似ている。コアファン向けのサービス精神が前面に出ており、ファンイベント的な文脈で楽しむのに向いた作品。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ナンバカ 出席番号のついたバカたち!」は、dアニメストアで視聴できます。TVシリーズと合わせてスペシャルもまとめて楽しめるため、シリーズを通して視聴したい方にとって便利な環境が整っています。まずはdアニメストアで本作をチェックしてみてください。