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王室教師ハイネ
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Bridge |
グランツライヒ王国の王妃に雇われた小柄な家庭教師ハイネ・ウィットゲンシュタイン。彼は王国の四人の王子たちの教育を担当することになった。それぞれ個性的な王子たちに対し、小さな教師は果たして教育できるのか。教育を巡る大冒険コメディが始まる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
大国・グランツライヒ王国には、王位継承権を持つ四人の王子がいた。長男カイ、次男ブルーノ、三男レオンハルト、四男リヒトーー個性も問題も豊かすぎる彼らは、これまで数多の家庭教師を辞めさせてきた札つきの存在だった。そんな王子たちの新たな教育係として王妃に招かれたのが、小柄で謎めいた家庭教師ハイネ・ウィットゲンシュタイン。見た目は子どものようでも、その指導力と人を見る目は本物だった。一癖も二癖もある王子たちと、小さな教師ハイネ。立場も性格も違う彼らが、教育を通して少しずつ心を通わせていく、心温まる王宮コメディが幕を開ける。
みどころ・魅力
① 個性豊かな四王子とハイネの掛け合い
クールな次男、女好きの四男、不器用な三男など、タイプの異なる王子たちにハイネが一人ひとり向き合う構図が魅力。それぞれの長所を見抜き、適切な言葉で導いていくやり取りは、笑いと納得が同居しています。テンポの良い会話劇として安心して楽しめます。
② 教育を軸にした優しい人間ドラマ
王子たちが抱える劣等感や家族との距離感に、ハイネが寄り添っていく描写が丁寧。叱るのではなく理解から入る指導観が物語の芯にあり、コメディでありながら心に残る場面が随所にあります。ほっこりしたい時にぴったりの一作です。
③ 華やかな王宮ビジュアルとキャラデザイン
原作はソラ氏の人気漫画。きらびやかな王宮や正装した王子たちのビジュアルは、原作の華やかな世界観を見事に再現しています。グッズや舞台化でも人気を集めた美麗なキャラクターたちを、動く映像で堪能できるのも見どころです。
キャスト・声優一覧




















スタッフ
| 監督 | 菊池勝也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | うえのきみこ |
| キャラクターデザイン | 奥山鈴奈 |
| 音楽 | 井内啓二 |
| 美術監督 | 長澤順子 |
| 音響監督 | 郷田ほづみ |
| OP | 坂本翔吾「しょっぱい涙」 |
| ED | P4 with T「Prince Night~どこにいたのさ!? MY PRINCESS~」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言うと、最初はタイトルだけで「ああ、イケメン王子が並んでるやつね」と早合点していた。配信のサムネに小さい家庭教師がひとり、その後ろに身長差のある王子が四人。雰囲気で消費して終わるタイプかと思って、半分BGMがわりに再生した。それが一話の途中で手が止まった。ハイネ・ウィットゲンシュタインという名前の語感がまずいい。小柄で、丁寧で、でも目だけは妙に据わっている。この男、見た目で侮ると痛い目を見るやつだ、と直感した。二回目に見返したとき、序盤のなんでもないやり取りの中に、もう全員ぶんの「つまずき」が仕込まれていたことに気づいて、ちょっと唸った。一周目で笑っていた場面が、二周目では別の顔をしていた。
「教育」の皮をかぶった、ちゃんと見てもらえなかった人たちの話
この作品は、表向きはコメディだ。小さい教師が個性の強い王子たちに振り回され、ときに丸め込み、ときに正面からぶつかる。テンポはいいし、ギャグの間も気持ちいい。けれど何度か見ているうちに、これは単なる王宮ドタバタじゃなくて、「これまで誰にもちゃんと見てもらえなかった人間」の話なんだと思うようになった。
四人の王子は、それぞれ最初から完成された理由でこじれている。出来が良すぎて期待を背負わされた者、出来が悪いと決めつけられた者、人当たりだけで中身を見られなかった者、感情を出さないことで自分を守ってきた者。彼らに共通するのは、「王子」という肩書きで雑にまとめられて、一人の人間として向き合われてこなかったことだ。ハイネがやっているのは、知識を詰め込むことじゃない。ラベルを一回はがして、その下にいる人間をちゃんと見る、という地味で根気のいる作業だ。
面白いのは、ハイネ自身も過去に「見た目で判断される側」だった気配がにじむところで、だから彼の言葉には説教くささがない。上から正すんじゃなくて、横に立って「お前はもう持ってる」と気づかせる。教育を、矯正じゃなく発掘として描いている。そこがこの作品の芯だと思う。笑っているうちに、いつの間にか「誰かにちゃんと見てもらえた経験、自分にあったっけ」と自分の話に引き戻される。コメディの顔をして、わりと深いところを突いてくる。
特に刺さったシーン
刺さったのは、王子の一人が頑なに本心を見せようとしない場面。ハイネが正論で攻めるでも、感動的に諭すでもなく、ただ淡々と、相手が自分で気づくまでの距離を残しておくところだ。あそこで初めて、この教師の優しさは甘さじゃなくて胆力なんだとわかった。声の演技も効いている。王子たちを固める森川智之、小野大輔、浪川大輔、江口拓也、立花慎之介——並べただけで耳が贅沢になる布陣で、それぞれが「強い声」を持っているのに、ハイネと向き合う瞬間だけ少年に戻る。その切り替えの繊細さに、思わず巻き戻した。ギャグの場面では振り切って馬鹿馬鹿しく、シリアスでは一段声を落とす。ベテランが本気で遊ぶと、こんなに芝居の幅が出るのかと唸らされた。笑っていたはずなのに、終盤の静かな一言で不意打ちみたいに鼻の奥がツンとくる。そういう緩急が、この作品はうまい。
読んで見たくなったら——『王室教師ハイネ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- イケメン揃いのビジュアルで入って、気づいたら中身で泣かされたい人
- 「ちゃんと見てもらう」ことの尊さに弱い人
- ベテラン声優の本気の芝居を、ギャグからシリアスまで味わいたい人
- テンポのいい掛け合いと、ふいに刺してくる静かな台詞の両方がほしい人
合わない人
- 派手なバトルや大きな事件で物語が動かないと退屈に感じる人
- 男性キャラが多いアンサンブル作品そのものが苦手な人
- ギャグの間や様式美よりスピード感を重視する人
次に見るなら
型破りな教師が生徒を一人ずつ見ていく構造が好きなら暗殺教室。あちらは殺伐とした設定の皮をかぶっているが、芯にあるのは「誰も見捨てない教師」の話で、ハイネと驚くほど血が通っている。
イケメン大量投入のゆるいギャグの空気が心地よかったなら美男高校地球防衛部LOVE!。中身は脱力系だが、賑やかな男子の掛け合いとくだらなさの全力投球が近い手触りで、肩の力を抜いて見られる。
華やかな王子・貴公子のアンサンブルをもっと浴びたいならうたの☆プリンスさまっ♪。声優陣の豪華さと、キャラ一人ひとりに用意された見せ場の設計が好きな人にはちょうどいい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
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よくある質問
まとめ
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