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2019

ピアノの森 2 (TV)
★ 3.6 / 5.0ドラマ音楽
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Gaina |
森に捨てられたピアノを弾いて育った主人公・一ノ瀬海が、天才ピアニストの阿字野壮介やライバルの雨宮修平らとの出会いを通じて才能を開花させ、ショパン・コンクールで世界に挑む物語です。第2シリーズでは、コンクールの予選を勝ち抜いた海が、さらなる強敵たちと競い合い、自身の音楽性を深めていきます。個性豊かなピアニストたちの葛藤や成長、そして彼らの奏でる音楽が丁寧に描かれます。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
森に捨てられたピアノを弾いて育った少年・一ノ瀬海は、ついにショパン国際ピアノコンクールの舞台に立ちます。第2シリーズでは、本選へと進む海が世界各国から集まった才能あるピアニストたちと火花を散らしながら、自身の音楽性をさらに磨き上げていきます。幼なじみであり良きライバルでもある雨宮修平、そしてかつての天才ピアニスト・阿字野壮介との絆が、海の演奏を支えます。それぞれが抱える想いやプレッシャーと向き合いながら、ピアニストたちが奏でる音楽が観る者の心を揺さぶる、感動の音楽ドラマです。みどころ・魅力
① 世界の舞台で開花する一ノ瀬海の才能
ショパン・コンクールという大舞台で、海が自由奔放な演奏スタイルを貫きながら成長していく姿が最大の見どころです。森のピアノで培った独創的な音楽が、世界の一流ピアニストたちの中でどう評価されるのか、一音一音に引き込まれます。② 個性豊かなライバルたちの群像劇
海や修平だけでなく、各国から集ったピアニストそれぞれに背景と葛藤が丁寧に描かれます。誰もが本気で音楽と向き合うからこそ生まれるドラマがあり、勝負の緊張感と互いを認め合う姿に胸が熱くなります。③ 映像と一体になった本格的な演奏シーン
実力派ピアニストによる演奏を取り入れ、楽曲の表現の違いまで伝わる音作りが魅力です。コンクールの張りつめた空気と、奏者の感情がほとばしる演奏が映像と重なり、アニメでありながら本物のコンサートのような没入感を味わえます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 山賀博之 |
|---|---|
| OP | 一ノ瀬 海「海へ」 |
| ED | 村川梨衣「はじまりの場所」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「1期が良かったから惰性で2期も」くらいの軽い気持ちで再生ボタンを押した。森に捨てられたピアノを弾く少年、という出発点の奇妙さに惹かれて1期を見たクチで、正直コンクール編に入ると失速する音楽ものは多いから期待は半分だった。ところが予選を勝ち抜いてワルシャワへ舞台が移った瞬間、画面の温度が変わる。Netflix限定だと後で知って、なるほどこの腰の据わった作りはそういうわけか、と妙に納得した。2回目に見返して気づいたのは、1期があの森のピアノをあれだけ丁寧に積み上げていたのは、全部この2期のためだったということ。海が初めて「ちゃんとしたピアノ」と正面から向き合う、その落差を効かせるための長い助走だったわけだ。同じショパンを弾いているのに、なぜ全員違う音がするのか
この作品はピアノが上手い少年のサクセスストーリー、ではない。少なくとも2期を見終えた後に残るのはそこじゃない。ショパン・コンクールという舞台は、弾く曲がある程度決まっている。全員が同じ譜面を、同じ作曲家の意図を背負って弾く。なのに鳴る音は、奏者の数だけ違う。この「同じなのに違う」をひたすら描くのが2期の本体だと思っている。雨宮修平の音は、ピアニストの父を持ち、正しく正しく積み上げられてきた音だ。花江夏樹の声が、優等生としての自負と、その裏でずっと小さく震えている怯えを同時に乗せてくる。対する海の音は、森で誰にも教わらずに育った自由な音。譜面の「正解」を知らないからこそ出せるものがある一方で、順位を競う場所では、その自由が時として減点の対象にもなりかねない。この矛盾を、作品は逃げずにテーブルの上へ置く。
そして阿字野壮介。諏訪部順一が演じる、かつて事故で手を失いかけた元天才ピアニストだ。彼が海に託しているのは技術じゃなくて、もう一度ピアノの前に座る理由そのものに見える。点数をつけられる場所で、点数では測れないものを鳴らそうとする——その無謀さを、この作品は美しいと言い切ってしまう。だから単なる音楽アニメではなく、「自分が生きてきた時間を、どうやって音にするか」の話として腹に残る。
特に刺さったシーン
終盤、海が本番のステージで弾き始める前の、ほんの数秒の沈黙。それまで散々「森のピアノでしか弾けない子」と言われ続けてきた彼が、コンサートグランドの前で指を浮かせたまま固まる。あの間の取り方の作画がいい。まだ鍵盤に触れてもいないのに、もう音が聞こえてくるような気がする。中でも引きずられたのは、ライバルたちの演奏が一人ずつ終わっていくところだ。中村悠一が演じる龐威の、自分の限界を分かった上でなお叩きつけるような音。悠木碧の丸山誉子が、緊張で指がだんだん縮こまっていく描写。勝ち負けが残酷に決まっていく過程を、観客席に座る海の表情だけで見せてくる回があって、思わず「ここで拍手していいのか分からない」みたいな気持ちになった。演奏中は基本的に静かなのに、音が止まった後の余白がいちばん雄弁なアニメだった。
読んで見たくなったら——『ピアノの森 2 (TV)』はNetflixで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期を見て、森のピアノのあの静かな空気感が好きだった人
- スポ根ならぬ「音楽根性もの」のコンクール構造に弱い人
- 演奏シーンそのものより、奏者の人生が音に滲み出す瞬間を味わいたい人
- 坂本真綾が演じる母・一ノ瀬怜子の存在感が、1期から気になっていた人
合わない人
- 話がテンポよく前に進むのを好む人(演奏シーンにじっくり尺を使う作りなので)
- 主人公が圧倒的に無双していくカタルシスを求める人
- クラシックの固有名詞や曲名が並ぶと、つい身構えてしまう人
次に見るなら
四月は君の嘘が好きなら、こちらは間違いなく届く。ピアノを弾く理由を見失った少年の話で、コンクールの緊張感と、音に乗ってしまう個人の痛みを描く手つきが近い。海の自由な音に惹かれたなら、あの絢爛で少し残酷な演奏描写も刺さるはず。張り詰めた空気に少し疲れたらのだめカンタービレへ。同じクラシック+コンクールものでも、こちらはコメディ寄りで呼吸ができる。音楽への愛の濃さは同じまま、笑える方向に振ってあるのがちょうどいい。
ジャンルは違うが坂道のアポロンもおすすめしたい。舞台はジャズだけど、楽器を通じて人と通じ合ってしまう瞬間を丁寧に描くところが共通している。演奏シーンの作画と、音そのものの気持ちよさで選ぶなら外さない一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ピアノの森 2』は、Netflixで配信されており、見放題で視聴することができます。コンクール本選の感動的なクライマックスを、高音質な演奏シーンとともにじっくり楽しめます。第1シリーズから続けて一気に視聴したい方にもおすすめです。


