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レガリア The Three Sacred Stars
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | infinite |
12年前、リムガルド王国を襲った謎の事件は甚大な被害をもたらした。現在、皇帝ユイは国民に愛され、特に妹のレナに慕われながら平和な王国を統治していた。しかし巨大ロボットの出現により、その平穏な日々は一変する。ユイは愛する者たちを守るため、国を守るため戦うことを余儀なくされる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
12年前、リムガルド王国を壊滅的な被害で揺るがした謎の事件。その記憶を胸に秘めながら、皇帝ユイは妹レナに慕われつつ、穏やかな王国の日々を送っていた。しかし突如として巨大ロボットが王国を襲撃し、平和な暮らしは一転する。愛する者たちと国を守るため、ユイは戦うことを決意する。少女たちの絆と、宿命が交差するメカアクション作品。みどころ・魅力
① 少女と巨大ロボットが融合する独自の世界観
メカアニメでありながら、物語の中心に置かれるのは皇帝ユイと妹レナの姉妹の絆。戦闘シーンのスケール感と、ふたりの感情的なドラマが重なり合い、単純な戦闘物に留まらない深みのある展開が楽しめる。② 異例の放送中断と再構成という制作史
本作は放送途中に制作上の理由から一時中断され、後に再編集・再放送されるという異例の経緯を持つ。その制作経緯も込みで語られる作品であり、アニメファンとして知っておきたい1本として注目を集めている。③ ファンタジーとSFが交わる重厚な設定
王国という中世ファンタジー的な舞台にメカ・SFの要素が融合した世界観が特徴。12年前の謎の事件が物語全体に影を落とし、徐々に明かされる真相と過去の因縁が緊張感のある物語を形作っている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 登坂晋 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 小柳啓伍 |
| 原案キャラデザ | キューピーフラッパー |
| キャラクターデザイン | 西尾公伯 |
| 音楽 | 高橋諒 |
| 美術監督 | 片平真司 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | 唐沢美帆「Divine Spell」 |
| ED | 栗林みな実「Patria」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言えば、内容より先に「放送止まって作り直したやつ」という事実だけが記憶に残っていた。2016年夏、4話まで進んで中断、半年かけて再編集して秋から仕切り直し——そのニュースだけがひとり歩きして、本編を見ていない人間まで「レガリア」と聞くとそっちを思い出す、という妙な状況になった。
見たのはだいぶ後のことで、「中身はどうだったんだろう」という軽い好奇心がきっかけだった。メカもの、女の子が乗る、皇帝が主人公、妹に慕われている——その情報だけで見始めたら、ユイとレナの姉妹の関係性の描き方が思いのほか丁寧で、気づいたら先に進んでいた。
皇帝であることと姉であること——どちらも手放せないユイの話
レガリアの核にあるのは、ロボット戦闘でも政治陰謀でもなく、「守りたい人間を守るために動くことが、その人間を傷つける可能性をはらんでいる」という構造だと思う。
ユイは皇帝だ。国民に愛され、妹のレナに慕われ、穏やかな王国を維持している。ところが12年前の事件の傷が完全に処理されないまま、巨大ロボットの脅威が戻ってくる。このとき、ユイが戦うことを選ぶのは「皇帝の義務」と「姉としての保護衝動」が同時に作動しているからで、どちらか一方ではない。この二重性が、終盤まで物語の緊張感を保つ軸になっている。
レナはユイに戦ってほしくない。ユイはレナを守るために戦う。この食い違いはどちらの側も正しくて、どちらかが間違っているわけでもない。「守る」という行為が、守られる側の意志と必ずしも噛み合わないという、地味に重たい主題を12話のなかで丁寧に積み上げている。
2回目に通して見たとき、東山奈央さんのケイがユイの側にい続ける理由と、瀬戸麻沙美さんのイングリッドとケイの間にある過去が、後半への伏線として機能していることに気づいた。1回目は流していた台詞が、2回目にはっきり意味を持って見えてくる構造がある。放送中断の騒動で本編が過小評価されているとすれば、それは少し惜しい。
守ることの代償と、守ることをやめられない人間の話。単純な勧善懲悪の枠には収まらない。
特に刺さったシーン
終盤、ユイとレナの「知っていたこと」と「言えなかったこと」が一気に噴き出す場面がある。そこでの佐倉綾音さんのレナの声が、怒りとも悲しみとも取れる混ざり方をしていて、思わず巻き戻した。
佐倉さんのああいう「感情の交差点」での芝居は、泣いているわけでも叫んでいるわけでもないのに、声のなかに複数の気持ちが同時に走っている。あのシーンのキャスティングはこれ以外になかったな、という感覚がある。
序盤のメカ戦闘では、ユダールが起動するときの低音の処理が印象的で、音響設計が場の空気を意識的に変えている。最初に見たときは「CGと手描きの切り替わりが多いな」という印象が先に立ったのだが、2回目に音量を上げて見たら評価が少し変わった。
井口裕香さんのナルが要所で出てくるたびに展開のアクセントになっていて、重い場面が続いたあとの緩和として機能している。金元寿子さんのレツも含めて、主要キャスト以外の声のバランスが丁寧に取られている作品だと思う。
読んで見たくなったら——『レガリア The Three Sacred Stars』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
合わない人
- メカアクションのスケールや爽快感を第一に求める人
- 世界観の説明が緻密に積み上げられていないと置いてかれると感じる人
- 12話の中でテンポよく完結することを期待している人(構成にやや粗がある)
次に見るなら
女の子がメカで戦いつつ人間関係が軸という組み合わせなら、輪廻のラグランジェが近い。こちらは明るさ成分が強く、主人公の重心がレガリアのユイとは対照的で、そのコントラストがおもしろい。重さより爽やかさを先に求めるなら先にこちらがいい。
「守るために消耗していく者」の話の感触が好きなら、革命機ヴァルヴレイヴも候補になる。テンションの上げ方はかなり暴力的で別物感はあるが、「選択の代償」という構造はどこかで共鳴する部分がある。
声優陣つながりでは、緋色のアルペジオ -アルス・ノヴァ-が東山奈央さん主演で、感情の希薄なキャラクターが人間性を獲得していくプロセスが見どころ。ケイとはまったく異なる役どころだが、そのギャップも含めて見応えがある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『レガリア The Three Sacred Stars』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。主要な配信サービスで配信されているため、すでに加入済みの方はすぐに視聴を始められます。異色の制作経緯を持つメカアニメとして、ぜひ一度チェックしてみてください。
