※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

みじかもん
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Kinema Citrus |
バラカモンの短編スペシャル。エピソード0を含み、毎回の通常エピソード放送前に公式YouTubeチャンネルで配信される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『みじかもん』は、人気TVアニメ『バラカモン』の短編スペシャルONAシリーズです。本編の通常エピソード放送に先駆け、公式YouTubeチャンネルで順次配信されました。エピソード0を含む全話が収録されており、本編では描かれなかった日常の断片や、キャラクターたちのちょっとしたやりとりを短い尺でコミカルに描いています。のどかな五島列島を舞台に、書道家の半田清舟と島の人々が織りなす笑いあり温かさありの短編エピソードを楽しめます。
みどころ・魅力
① 本編放送前に楽しめる”前夜祭”的な位置づけ
各エピソードは本編TVアニメの放送前に公式YouTubeで先行配信されたため、本編への期待を高める”プロローグ”として機能しました。短い尺ながら世界観に入り込めるつくりになっており、バラカモン本編をより深く楽しむための入口として最適です。
② ショートアニメならではの軽快なテンポのコメディ
数分という短い尺の中に笑いのポイントをぎゅっと凝縮したテンポの良い構成が魅力です。長編を見る時間がないときでも気軽に楽しめるコンパクトさで、バラカモンのキャラクターたちのユニークな掛け合いをサクッと堪能できます。
③ 本編では見られないキャラクターの素の姿
短編ならではの自由な構成により、本編のストーリーラインとは切り離されたキャラクターたちの日常の一幕が描かれています。半田先生や島の子どもたち、個性豊かな大人たちのちょっとした素の表情や言動が、本編ファンにとっての”おまけ”として嬉しいポイントです。
キャスト・声優一覧















トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
バラカモンの本編を追いかけていたとき、「放送前に公式YouTubeで流れてたらしい」という話を後から知った。タイトルを聞いて一瞬止まった。みじかもん——短いもの、という意味だろうか。五島列島の言葉なのかどうかも、当時はよく分からないまま掘り起こした。
再生してみると、確かに短い。本編の半田清舟が動く前の、準備運動みたいな時間だ。最初は「おまけ映像か」と流し見していたのだが、2周目に改めて見直したとき、この短さがちゃんと設計されていることに気づく。5分に満たない尺の中で、島の空気がきちんと仕込まれている。小野大輔の声が聞こえた瞬間、本編モードに切り替わる感覚——その役割をこのシリーズは担っていた。
「本編の前に島に着く」——短編が果たす、助走としての機能
みじかもんを単体で語ろうとすると、少し難しい。これは独立した作品というより、バラカモンという本体に取り付けられたアンテナのような存在だからだ。毎回の放送前に公式YouTubeで配信されるという形式自体が、このシリーズの本質を決定している。
本編バラカモンは、東京育ちの書道家・半田清舟が五島列島に移住するところから始まる。都会の文法しか持っていない人間が、島の時間感覚に徐々に馴染んでいく話だ。その「馴染んでいく感覚」を視聴者にも事前に準備させるのが、みじかもんの仕事だったのではないかと思う。
エピソード0という位置づけからも分かる通り、本編開始前の「島の空気の先出し」がある。半田と島の人々の関係性を、短い尺で積み上げていく。小野大輔が演じる半田清舟の声の使い方——本編では時折ピリついた緊張感を帯びる彼の声が、みじかもんでは少し柔らかい。島に慣れ始めている時間軸だからか、あるいは短編という気安さがそうさせるのか。
梶裕貴が演じる神崎康介、諏訪部順一が演じる川藤鷹生といった周辺キャラクターが顔を出すとき、この短い尺の中でもそれぞれの体温が伝わってくる。本編だと尺があるぶん関係性が段階的に積み上がるが、みじかもんは一瞬で「このキャラはこういう人だ」を印象付けるカットが多い。短いからこそ、無駄なシーンが入らない。
単体で「面白い作品か」と問われると正直迷う。でも「バラカモンを見る体験」の中に組み込まれたとき、みじかもんはちゃんと機能している。本編を見る前に島のテンポを体に入れておく、その役割においては無駄がない。
特に刺さったシーン
大久保瑠美が演じる新井珠子——幼い声のトーンと、容赦のない物言いのギャップ——がみじかもんでも全開になる瞬間がある。本編でもそうなのだが、珠子が半田に対して何かを突きつけるシーンの間合いが独特で、短編でも同じ構造が出てくる。「子供に論破される大人」という図式が、5分以内にきちんと成立している。
初めて見たとき、そのテンポの速さに笑ったあと、2回目では「この子の台詞、大久保瑠美じゃなかったら全然違う質感だな」と思い直した。無邪気さと鋭さが同時に出せる声の使い方で、珠子というキャラクターは支えられている部分がある。短編だとそれが凝縮されて届いてくる。
配信がどこにもない作品なので今は手に取りにくいが、バラカモン本編と一緒にDVDで見るのが本来の体験に近いと思う。あの「次の話の前に見る」というリズムが、みじかもんの正しい鑑賞状態だった。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- バラカモン本編をすでに見ていて、関連コンテンツをさかのぼっている人
- 声優陣のトーンや演技の細部を拾いながら見るタイプの視聴者
- 5分以内の短編でも、世界観の空気が伝われば満足できる人
- YouTubeで公式配信されていた時代のアニメ業界の実験的な取り組みに関心がある人
合わない人
- バラカモン本編を見ていない状態で単体視聴しようとしている人(前提知識がないと文脈が薄い)
- 配信で手軽に見たい人(現状DVDのみ)
- きっちり起承転結のある短編を期待している人
次に見るなら
バラカモン——当然だが本編。みじかもんはこちらを見る前か後にセットで体験するのが正解で、本編なしに語れる作品ではない。書道家と島の人々のやりとりを、全12話かけて丁寧に積み上げていく。
ハレグゥ——同じくコメディ短編・スピンオフという構造を持つ作品群との比較として。本編の空気を補完する短編という形式が、アニメ業界においてどう機能するかを並べて考えると面白い。
のんのんびより——田舎・のんびりとした時間軸・子供との交流という要素でバラカモンと近い体温を持つ作品。みじかもんで島の空気に馴染んだあと、別の田舎の時間軸に移行したい場合の選択肢として。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『みじかもん』は現在、国内の主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。もともと公式YouTubeチャンネルにて無料配信された作品ですので、過去の配信アーカイブを探してみるのがひとつの手がかりになります。バラカモン本編と合わせて楽しめる短編シリーズですので、本編を視聴できる配信サービスと並行してチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『みじかもん』は現在、国内の主要な動画配信サービスでの配信は確認されていません。もともと公式YouTubeチャンネルにて無料配信された作品ですので、過去の配信アーカイブを探してみるのがひとつの手がかりになります。バラカモン本編と合わせて楽しめる短編シリーズですので、本編を視聴できる配信サービスと並行してチェックしてみてください。