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スカーレッドライダーゼクス
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Satelight |
神のいない世界を舞台にした乙女ゲーム。赤い異世界から現れた謎の侵略者ナイトフライ・オ・ノートが世界を脅かしていた。人類はこの脅威に対抗するため琉球諸島にLAG防衛機関を設立し、対ナイトフライ部隊スケアードライダーが戦ったが、五度も全滅させられる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
神が存在しない世界を舞台に、謎の侵略者「ナイトフライ・オ・ノート」が赤い異世界から現れ、人類に壊滅的な脅威をもたらす。これに対抗すべく琉球諸島に設立された防衛機関LAGは、精鋭部隊「スケアードライダー」を組織するが、五度に及ぶ全滅を経験してもなお戦い続ける。そんな絶望的な状況の中、新たな力と仲間との絆を胸に、若きライダーたちが未来をかけた戦いに挑む。乙女ゲーム原作ならではのキャラクター描写も見どころの一つです。
みどころ・魅力
① 個性豊かなスケアードライダーたちの絆と成長
幾度もの全滅という極限状況を乗り越えてきた歴戦のライダーたちが、新たな仲間との出会いを通じてどう変わっていくか。それぞれが抱える過去や葛藤が丁寧に描かれており、キャラクター同士の関係性の深まりがドラマの核となっています。乙女ゲーム原作らしい、多彩な男性キャラクターの魅力も見逃せません。
② 「神のいない世界」という独自の世界観とSF設定
神が不在という哲学的な前提のもとに構築された世界観は、異世界侵略というSFアクション要素と巧みに融合しています。ナイトフライ・オ・ノートという正体不明の敵の存在が物語に独特の緊張感をもたらし、謎が少しずつ明かされていく展開はシリーズを通じた大きな見どころとなっています。
③ 冒険・ラブコメ・SFを融合させたバランスの良いストーリー展開
シリアスな戦闘シーンだけでなく、キャラクター間の軽妙なやり取りや恋愛模様も描かれており、緊張感と笑いのバランスが心地よい作品です。重くなりすぎず、でも芯には骨太なドラマがあるため、幅広い視聴者層が楽しみやすい作風に仕上がっています。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小森秀人 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 永川成基 |
| 原案キャラデザ | |
| キャラクターデザイン | 羽田浩二 |
| 音楽 | 阿保剛、ナオ 原田 |
| 美術監督 | 一色美緒 |
| 音響監督 | 森下広人 |
| OP | 宮野真守「青と紅のフォルツァート」 |
| ED | 宮野真守「old revelation」 |
| ED | 桐澤拓人「Dan-Gun-Xechs」 |
| ED | 睦月ひじり「path of truth」 |
| ED | 桐澤拓人「STARDUST LOVERS」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
スカーレッドライダーゼクスというタイトル、正直なところ一文字も知らなかった。乙女ゲーム原作だと後から調べて知ったくらいで、最初はタイトルの語感だけで「SFアクションの何かだろう」と思って再生ボタンを押した。
蓋を開けたら琉球諸島を舞台にした、対異世界侵略部隊の話。しかも主人公を取り巻く男たちが揃いも揃って顔がいい。これが乙女ゲームの基礎文法だというのは頭では理解しているが、宮野真守と下野紘が同じ画面に収まっているという事実に、しばらく咀嚼が追いつかなかった。2回目を見たとき、1回目では彼らの演技を受け取るより先に「なんで声がこんなにすごいんだ」という処理で止まっていたことに気づく。
何度も全滅させられても戦い続けることの、むなしさと意味
五度全滅。この設定を最初に聞いたとき、ずいぶん容赦のない世界観だと思った。スケアードライダーという部隊は、ナイトフライ・オ・ノートに対して5回壊滅させられながらも、それでも新しい部隊が編成されて戦い続けている。乙女ゲーム原作だから恋愛要素が前面に来るのは当然として、この「繰り返す敗北」という設定が、単なる背景装置にとどまっていないのが面白い。
神のいない世界、という設定もここに絡んでくる。神がいないということは、「信仰が助けてくれる」「正義が勝つ」という外部的な保証がどこにもない世界だ。それでも人間側は組織を作り、戦い、消えていく。スケアードライダーたちの動機は、世界を救うという大義より先に、もっと手前の「今隣にいる誰かを守りたい」という切実さに根ざしているように見える。乙女ゲーム文脈でいえばこれはキャラクターへの感情移入を促す仕掛けだが、裏を返すと「英雄的な使命感では人間は動かない、個人的な愛着だけが動力になる」という話でもある。
遊佐浩二が演じる甘粕ソーイチロウのような、組織の上に立つキャラクターが持つ重さも、この文脈で読むとまた違って見える。五度の全滅を知っている側が、それでも新たな部隊を送り出すことを選ぶ、その判断の冷たさと切なさ。恋愛ゲーム原作の作品がここまで「消耗する組織」の構造を前景化しているのは、わりと珍しい。
特に刺さったシーン
終盤、追い詰められた状況でキャラクターたちの本音がぶつかる場面がある。霧澤タクト役の宮野真守は、こういう「余裕がなくなったときのセリフ」が異様にうまい。声の温度が下がる瞬間が、台本の文字ではなく「そういう人間がそこにいる」に変わる。ここで改めて、270本を超えるキャリアが何を意味するかを思い知る感じがあった。
鞍馬ヒロを演じる下野紘は、声優と夜あそびのMCで見せる軽妙なキャラクターとは別の引き出しを使っていて、序盤の飄々とした立ち居振る舞いと、中盤以降の変化のギャップに素直に持っていかれた。安元洋貴のグランバッハも、重心の低い声の使い方が場の空気を引き締める役割を果たしていて、この人がいるといないとでは作品の「信頼感」がまるで変わる、という典型例だった。
読んで見たくなったら——『スカーレッドライダーゼクス』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 乙女ゲーム原作アニメを一本は押さえておきたい人
- 宮野真守・下野紘・安元洋貴・鈴木達央・遊佐浩二のうち二人以上が好きな人
- 沖縄・琉球を舞台にした設定に引っかかりを感じる人
- 美形キャラクターが全滅寸前の状況でそれでも戦う、という組み合わせに弱い人
- SFと恋愛が混在する作品を敬遠せずに受け取れる人
合わない人
- 乙女ゲーム原作特有の「主人公に都合よく男が集まる」構造に入っていけない人
- 世界観の説明より恋愛感情の解像度を優先する作品が苦手な人
- 原作ゲームをプレイしていないと設定の細部についていきにくいと感じる人
次に見るなら
琉球・沖縄を舞台にしたSFアクションという軸でいくなら、輪るピングドラムが遠回りだが刺さる。「繰り返す」「消耗する組織と個人」という構造に似た引っかかりを持つ人には、テーマの根の部分でつながっている。
乙女ゲーム原作アニメとして、異能を持つ男たちが現代的な脅威と戦いながら主人公と関係を深める作品ならAMNESIAも候補に入る。世界観の異質さで引っ張るタイプという点で似たポジションにある。
出演陣から入るなら、宮野真守と下野紘の両方を長尺で楽しめるFree!シリーズが比較対象として面白い。同じキャストが全く異なる感情温度のキャラクターを演じているので、声優としての振れ幅がよくわかる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『スカーレッドライダーゼクス』はdアニメストアで視聴できます。乙女ゲーム原作ならではのキャラクター描写と、SFアクションが融合したユニークな作品をぜひチェックしてみてください。
