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ステラのまほう OVA
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 2話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | SILVER LINK. |
「Stella no Mahou」のテレビシリーズ第3巻と第4巻に同梱された特別エピソード。
作品概要・あらすじ
あらすじ
「ステラのまほう」は、ゲーム制作同好会SNS部を舞台に、絵を描くのが得意な女子高生・本田珠輝がドット絵担当として活動していく青春コメディ。本OVAはテレビシリーズのBlu-ray第3巻・第4巻にそれぞれ同梱された特別エピソードで、本編では描かれなかったキャラクターたちの日常やサイドストーリーが描かれています。ゆるやかで温かみのある雰囲気はそのままに、本編ファンへのご褒美的な内容となっています。
みどころ・魅力
① 本編では語られなかった”余白”の日常
テレビシリーズで積み上げられたキャラクターたちの関係性を前提に、本編中では尺の都合で描けなかった何気ない日常の一コマを丁寧に掘り下げています。SNS部のメンバーそれぞれの個性が改めて光る、ファンならではの楽しみ方ができるエピソードです。
② 「日常系」ならではのゆるやかな空気感
大きな事件も激しい展開もなく、ただそこにある穏やかな時間を愛でるのがこの作品の真骨頂。OVAもその空気感を忠実に引き継いでおり、視聴後に静かな余韻が残る仕上がりになっています。日常系アニメが好きな方に特におすすめです。
③ テレビシリーズの補完として最適な短編構成
各エピソードは短くまとまっており、本編を見終わった後の「もう少しこのキャラたちを見ていたい」という気持ちに応えてくれる構成です。テレビシリーズとセットで楽しむことで、作品全体の満足度がさらに高まります。
キャスト・声優一覧










スタッフ
| OP | 下地紫野「God Save The Girls」 |
|---|---|
| ED | 環とゆみね「ヨナカジカル」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編のTVシリーズは「見たような気がする」程度の記憶だった。女子高生がゲーム制作部でドット絵とかプログラムとか触りながらわちゃわちゃする話、という程度の把握。そのOVAを今さら引っ張り出したのは、悠木碧が主要キャストにいるというのを後から知ったからで、動機がだいぶ不純だとは思っている。
で、見てみたら拍子抜けするほど日常系だった。ゲーム制作というフックがあっても、実際に描かれているのはほぼ部室の空気感と、キャラクターたちがだらだらと会話している時間だ。TVシリーズ第3・4巻同梱の特典エピソードという出自もあって、尺も短めで本筋はほとんど動かない。本編を全部追ってきたファン向けの「おまけ」として機能している作りで、これ単体でぽんと見ても何のことかわからない場面もある。2回見ると「あ、ここって前のエピソードのあの関係性の延長か」と気づく、そういうタイプの作品だ。
「好き」を言語化できない人間が、それでも作り続ける話
ステラのまほうが描いているのは、創作における「うまく言えないけど好き」という感覚の話だと思っている。ゲーム制作というと聞こえはいいが、主人公たちがやっていることは、特別に才能があるわけでも、強い目標があるわけでもない。ただ「なんとなくやりたくてここにいる」という、わりと曖昧な理由で集まってきた人間が、小さな制作物を少しずつ仕上げていく。
OVAはその縮図みたいなエピソードで、大きな事件も成長も起きない。でも、だからこそ見えてくるものがある。日常系の「日常」には、実は緊張感がある。やりたいことがある、でも言葉にしづらい、でも何かを作りたい、という感覚は、年齢を重ねると逆に薄れていったりする。OVAという形式の「外伝・補完」的な軽さが、むしろこの作品のテーマに合っている気がした。本筋を動かさなくていいから、ただ「好きでここにいる」という空気をじっくり映せる。
悠木碧演じる藤川歌夜は、どこかぼんやりしているように見えて、実はそれが計算ではなくキャラクターの地なのだと2回目で気づいた。悠木碧はこういう「芯はあるけど掴ませない」タイプの演技が本当にうまくて、声のトーンだけで「この子は迷ってるんじゃなくて、もともとそういう人間なんだ」と伝えてくる。小澤亜李の関あやめも、はっきりしていそうでどこかずれているキャラクターで、声の質感がそのずれを自然に補完している。
村川梨衣の村上椎奈は、日常系における「にぎやかし枠」に見えて、実はOVAの空気のトーンを一番コントロールしているポジションだと思う。テンションが上がる場面で上がりすぎず、でもしっかり場を回す。長縄まりあの本田珠輝はその逆で、静かにいるのに存在感がある。「声優と夜あそび」のMCで見せるあの落ち着いたテンションが、このキャラクターのベースになっている感じがした。
特に刺さったシーン
部室で誰かが作ったゲームの画面を、みんながなんとなく眺めている場面がある。特別な台詞があるわけじゃない。でも、その静かさが妙に刺さった。「すごい」とか「完成した」とか、そういう言葉を誰も言わなくて、ただ画面を見ている。そこに4人分の声が重なっている場面で、悠木碧の声だけがほんの少し温度が高い気がして、思わず巻き戻した。演技の話というよりも、「この人はこのキャラクターに対してちゃんと何かを込めてる」という確認を、声だけでさせてくれる瞬間だった。
OVAのこういう短い尺の日常エピソードは、普通だと「薄い」「何も起きない」と感じて流してしまいがちだ。でも、ここで描かれている「何も起きない」は、わりと意図的に「何も起きない」ように設計されている。それがわかるのは2周目で、1周目は正直「これで終わり?」と思っていた。
読んで見たくなったら——『ステラのまほう OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズ本編を全話見てきた、既存ファン
- 日常系の「空気感」を楽しめる。事件や成長がなくても平気な人
- 悠木碧・村川梨衣・小澤亜李・長縄まりあのファンで、声だけで満足できる人
- 創作系の部活モノが好きで、ゆるい制作現場の雰囲気に共感できる人
合わない人
- 本編未視聴。OVA単体では前提が薄すぎて感情移入しにくい
- ストーリーの進展・キャラクターの成長を求めて見る人
- ゲーム制作の「技術面」や「業界リアル」を期待している人(そういう作品ではない)
次に見るなら
NEW GAME!は、こちらもゲーム制作の現場を舞台にした日常系だが、こちらは社会人版。「ステラのまほう」の部活の空気感が好きなら、職場に変わっても根っこにある「好きなものを作る人たちの日常」という感触はかなり近い。キャラクターの関係性も丁寧に積み上げられていて、2期まであるので満足度は高い。
ゆるゆりは、女子が部室でだらだらしている日常系の元祖的な作品のひとつ。「何も起きないのに面白い」という感覚を突き詰めた作品で、OVAのあの部室の空気が好きなら当然ハマる。村川梨衣も出演しているので、声でつながる楽しみもある。
GA 芸術科アートデザインクラスは、創作系の部活・学校モノとしてかなり近い温度感の作品。知名度は低めだが、「好きなものを作ることを楽しんでいる人たちの日常」という核はステラのまほうと共鳴する部分がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ステラのまほう OVA」は、現在dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。テレビシリーズと合わせて視聴することで、作品の世界観をより深く楽しめます。どちらのサービスも幅広いアニメラインナップを揃えていますので、まだ登録されていない方はこの機会にぜひご利用ください。

