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Super Seisyun Brothers -超青春姉弟s-
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 14話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | AIC Plus+ |
二本松姉弟と斎藤姉弟という2組の姉弟が登場する。二本松姉弟は少し自惚れ屋で、斎藤姉弟は少し謎めいている。彼らの学校と家での日常生活を描いている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
二本松家の姉弟と斎藤家の姉弟、2組の姉弟の日常を描いたショートアニメ。少し自惚れ屋な二本松姉弟と、どこか謎めいた雰囲気を持つ斎藤姉弟が繰り広げる学校と家でのドタバタな日常が、テンポよく描かれる。個性豊かな4人のキャラクターがそれぞれの関係性の中でコミカルな掛け合いを見せ、クスッと笑える短編エピソードが展開される。
みどころ・魅力
① 対照的な2組の姉弟が生み出す絶妙なコンビネーション
自惚れ屋な二本松姉弟と謎めいた斎藤姉弟という、真逆のキャラクター性を持つ2組が絡み合うことで、予想外の笑いが生まれる。それぞれの個性が衝突するシーンはテンポよく描かれており、短い尺の中にしっかりとコメディのオチが詰め込まれている。
② 日常系ならではのゆるく共感できるシチュエーション
学校や家庭という身近な舞台を背景に、姉弟間の微妙な力関係や照れ隠し、面倒くさいやり取りが丁寧に描かれている。過剰な演出を抑えたナチュラルな雰囲気が、読後感の軽さにつながっており、気軽に楽しめる作品に仕上がっている。
③ ショートアニメとして完成度の高いテンポ感
1話数分というコンパクトな尺の中で、きちんと起承転結が成立している構成が特徴。サクッと観られるため、隙間時間の視聴にも適しており、1クール分でも疲れずに一気に完走できる。ショートアニメジャンルの良さを体現した作品のひとつ。
キャスト・声優一覧














スタッフ
| 監督 | 宝多織江、高田真宏 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 金春智子 |
| ED | 六弦アリス「私になりたい私」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルからして謎だった。「姉弟s」の「s」、これどう読むんだ。「シスターブラザーズ」的なノリ?「エス」とそのまま読む?2013年の短編リストを古い記録から引っ張り出していたとき偶然引っかかって、読み方の謎ごと引きずられるように見始めた。
日常系コメディは「当たりも外れも似たような顔をしている」と思っていた。二本松姉弟と斎藤姉弟という2組が出てきて、前者は自惚れ屋、後者は謎めいているという構図。それだけ聞くと「ああ、こういう感じね」と予測できる気がする。ところが短編の尺で積み上げられるテンポが独特で、気づけば次の話を再生していた。2回目に見たとき、最初に流した細かいやりとりがちゃんと布石になっていたと気づいて、少し悔しかった。
姉弟という「近すぎる他人」が生む、選べない連帯感の話
この作品を「姉弟コメディ」と括ると、たぶん半分も見えない。描かれているのは、家族という最小単位の人間関係において積み上がる、微妙なパワーバランスと諦め、そして妙な連帯感だ。
二本松姉弟の「自惚れ」は、単純に「鼻持ちならないキャラ」ではない。自惚れというのは自己評価と他者評価のギャップから生まれる滑稽さであって、家族の前でそれが出るときは、他人相手の自惚れとは質が違う。親しい存在だからこそ遠慮がなく、遠慮がないから可笑しみが剥き出しになる。指摘する側にも指摘される側にも共犯関係が生まれていて、外から見ていると妙に可笑しい。
対して斎藤姉弟の「謎めき」は、外部から見るとそう映るだけで、おそらく本人たちには謎でも何でもない。この非対称な視点が2組の交差する場面で化学反応を起こす。お互いを観察しながら、自分たちとは違う論理で動く相手を持て余している感じ——短編の尺でそれがちゃんと機能しているのは、セリフの密度の問題だと思う。無駄なセリフがない分、残るセリフの重みが増す。
茅野愛衣が演じる斎藤マコは、「謎めいている」という評を受け入れているのかどうかもわからない飄々とした空気感があって、石川界人の斎藤マオとの掛け合いは、姉弟特有の言葉を省いたコミュニケーションになっている。声の間合いで「説明しない関係性」を表現していて、それが短編という形式と合っていた。茅野愛衣は感情を表に出さないキャラクターを演じるとき、沈黙の質が変わる人で、この役はそこが面白いところだった。
姉弟というのは選べない関係だ。友人なら距離を置けるが、家族は逃げ場がない。それゆえの面倒くさい愛着、正しくない形の信頼、ちょっとした優越感と劣等感——この作品はそういう整理しにくい感情を、説教なしに笑いへ変換している。教訓もない。「ああ、こういうの、あるよな」という感触だけが残る。
特に刺さったシーン
序盤、日常のなんでもない場面で内田真礼の梅園ウイが妙なプライドを発動させる場面がいくつかある。「声優と夜あそび」のMCとしても知っているが、こういうコメディのテンポにこの人の声がはまると思わずニヤける。上から目線の一言のすっと抜ける感じが独特で、嫌みにならない絶妙な塩梅がある。
ただ一番印象に残っているのは、斎藤姉弟が謎めいていると周囲に言われる場面での、石川界人の「間」の使い方だ。答えているのか答えていないのかわからない返し方を、声のトーンを変えずにやってのける。2回目に見て、あの間は確信犯だったと気づいた。石川界人も「声優と夜あそび」組で、バラエティでの軽快さとこういう飄々としたキャラクターの演技が同じ人から出てくるのが、改めて面白い。
水瀬いのりの小原シヨ、逢坂良太の新本チカが絡む場面は、メインの2組に対する外側の視点として機能していて、「この姉弟たち、やっぱり変だよな」という客観的な感覚を引き出してくれる。脇を固める二人がいることで世界に奥行きが出た。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 短編アニメの情報密度の高さが好きな人
- 説明せずに関係性を見せるタイプのコメディが好きな人
- 茅野愛衣・石川界人のファンで未チェックだった人
- 日常系というくくりに食傷気味だが完全に嫌いではない人(切り口が少し違う)
- 配信がなくてもDVDや古い手段で掘る習慣がある人
合わない人
- 短編アニメは物語が薄く感じる、1話あたりの満足感が低いと思う人
- 派手な展開や感情の起伏を求める人
- 配信で手軽に見たい人(主要配信サービスはすべて非対応。現状はAmazonでのDVD購入のみ)
- キャラクターの個性を言語化されないと掴みにくいと感じる人
次に見るなら
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!は、「自己認識と現実のズレ」というテーマの解像度が高い。二本松姉弟の自惚れ成分が好きなら、こちらの痛さと可笑しさが刺さる可能性がある。主人公のモノローグの密度が別格で、短編的なテンポ感とは違うが、読後感が近い。
日常は、謎めいたキャラクターたちが交差するという構図が好きなら候補に入れてほしい。ギャグの方向性がシュールで予測不能という点で通じるものがあり、京アニ制作なので作画の質は別次元。こちらは長編なのでお腹いっぱいになれる。
gdgd妖精sは同じく2012〜2013年ごろの短編コメディで、低予算・即興感・声優のテンポが武器の作品。「姉弟s」のような正統派とは方向が違うが、短編アニメという形式の面白さを別角度で掘りたいなら。こちらも配信状況は調べてから。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
現時点では「Super Seisyun Brothers -超青春姉弟s-」の国内主要配信サービスでの配信は確認されていません。視聴をご希望の場合は、DVDなどのパッケージメディアをご確認ください。最新の配信状況は各プラットフォームの公式サイトでご確認いただくことをおすすめします。