Sword Art Online Fatal Bullet -The Third Episode-

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2018Sword Art Online Fatal Bullet -The Third Episode-

Sword Art Online Fatal Bullet -The Third Episode-

★ 2.9 / 5.0アクションファンタジー
放送年2018年
フォーマットスペシャル
話数1話
原作ゲーム

少年はゲーム「ガンゲイル・オンライン」で出会った女の子を探している。少年は二人に特別な絆があると信じているが、女の子にとってそれは幻想に過ぎない。やがて、その絆が現実なのか幻想なのかを試される時が来る。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

オンラインガンシューティングゲーム「ガンゲイル・オンライン」を舞台に、ひとりの少年がある少女を探し続けている。ゲームの中で出会ったその少女との間に、少年は確かな絆を感じていた。しかし少女にとって、それはゲームの中だけの儚い幻想に過ぎなかった。二人の間にある「絆」が現実なのか、それとも一方的な思い込みなのか——やがてその答えを突きつけられるときが訪れる。

みどころ・魅力

① 銃火と弾丸が飛び交うGGOならではの緊迫アクション

剣ではなく銃が主役の「ガンゲイル・オンライン」が舞台。シリーズとは一線を画すガンアクションが展開し、スピード感あふれる戦闘シーンがスペシャルながら見応えある仕上がりとなっています。SAOシリーズのファンにとっても新鮮な映像体験が楽しめます。

② 「絆」をめぐるすれ違いが生む感情のドラマ

少年が信じる絆と、少女にとっての現実認識のギャップが物語の核心です。ゲームというフィクションの空間で芽生えた感情がどこまで「本物」かという問いは、現代的なテーマとして共感を呼びます。短編ながら感情の起伏がしっかり描かれています。

③ ゲームと連動したスペシャルアニメの希少性

本作はゲーム「SAO フェイタル・バレット」と連動して制作されたスペシャルエピソードです。ゲームのキャラクターや世界観をアニメで動かした映像は、ゲームファンにとって特別な価値を持ちます。シリーズの補完作品として位置づけられる貴重な一本です。

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スタッフ

監督横部正樹

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

SAOは一通り追っているから、Fatal Bulletのアニメがあると知って見た。とはいえ「ゲームの販促OVAだろ」という気持ちを隠しきれないまま再生ボタンを押したのが正直なところだ。最初の数分で、あ、これちゃんと作ってある、と思い直した。ゲームのプロモーションというより、ゲーム本編が語り切れなかった感情の断片を拾い直す試みに近い。2回目に見たとき気づいたのは、少年の視点と少女の視点が、同じ出来事を全然違う重さで体験しているという構造だった。1回目は少年を追いかけていたから、少女の表情の変化をけっこう読み飛ばしていた。

GGOで繋がった「絆」は、片方だけが信じていたとしても本物か

これはSAOシリーズが何度も触れてきた「仮想空間での繋がりはリアルか」という問いを、また別の角度から刺してくる作品だ。ただ今回が面白いのは、その答えをどちらか一方に傾けないところにある。少年は確かにその絆を体験した。少女にとってそれが「幻想」だったとしても、少年の体験の真正性は消えない。どちらが正しいとか、どちらが思い込みだとかではなく、同じ記憶を共有していても、その記憶に付与される意味は人によって非対称だ、という話をしている。

ガンゲイル・オンラインというゲームの舞台設定が、この非対称性をより鋭くする。銃で撃ち合う世界で「守る」「守られる」という関係が生まれたとき、それは戦術的な連携なのか、感情的な絆なのか。少年はそこに意味を見出し、少女はそこに機能しか見ていなかったかもしれない。しかし——というのがこの作品の核心だと思うのだが——少女が本当に何も感じていなかったのかどうかは、最後まで曖昧なまま置かれる。「幻想」と断言しているのはあくまで少女の言葉であって、少女の感情ではない。その余白がこの短尺の作品に奇妙な密度を生んでいる。

ゲーム原作のSPというフォーマットが、逆に功を奏している部分もある。Fatal Bullletをプレイした人間なら、あのゲームの空気——薄暗いSAO世界観の中でGGOという銃器の荒野に放り込まれる感覚——が骨格として入っている。その上でこのSPを見ると、ゲームプレイ中に感じたキャラクターへの感情移入が補助線として機能して、映像が短くても感情的な密度が担保される。ゲーム原作アニメの「本編既プレイ前提で作られた」バージョンの良形だと思う。

特に刺さったシーン

終盤、少年が「自分たちの絆は本物だ」と信じて動いたとき、少女がそれを否定するでも肯定するでもなく、ただ戦闘を続けるシーンがある。声優の演技がここで非常に抑制されていて、台詞の少なさが逆に重い。感情を乗せすぎない演技の選択がこのシーンを生かしていると思った。「感動させよう」という方向に音楽も演出も引っ張り過ぎないのが良くて、銃声と足音だけが響く数秒間に、二人の認識のズレが凝縮されている。ここで思わず一時停止して、少女の表情をもう一度確認した。何かを決めたときの顔をしているのか、何も感じていない顔をしているのか、どちらにも見える。そのどちらにも見えるという作りが意図的なら、相当精度の高い仕事だ。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • SAO本編を一通り見ていて、GGOの世界観に愛着がある
  • Fatal Bullet本編をプレイ済み、またはプレイ中
  • 仮想空間での人間関係・感情の真正性というテーマに興味がある
  • 短尺で感情密度の高い作品が好き(長いアニメより短編派)
  • 「答えを出さない」終わり方を許容できる人

合わない人

  • SAO本編未視聴、GGO編もスキップしてきた人
  • 配信でサッと見たい人(現状どこにもない)
  • アクション・バトル描写をメインに期待している人
  • ゲーム販促アニメに感情的な深みを求めていない人
  • 30分以下のSP作品に腰を据えて向き合うのが苦手な人

次に見るなら

ソードアート・オンラインII(GGO編)はこの作品の前提として必須に近いが、見直す価値もある。シノンという狙撃手が抱える「現実の傷とゲーム内の行動」の連関は、Fatal Bulletの少女の行動原理と重なるところがある。GGOという銃の世界で誰かと繋がることの意味を、もう少し長い尺で咀嚼できる。

同じ「仮想空間の感情の真正性」というテーマで行くならACCEL WORLDも一本。こちらはSAO同様の川原礫原作で、加速世界という仮想空間での感情がリアルにどう響くかを正面から描く。GGOの乾いた雰囲気とはトーンが違うが、「ゲーム内の絆は本物か」という問いへのアプローチが別角度で見られる。

もう少し現実寄りなものならReLIFE。仮想空間ではなく「やり直し」という形で、過去の関係性・繋がりの意味を掘り下げる。Fatal Bulletの少年が信じ続ける姿勢と、ReLIFEの主人公が人と関わる姿勢は、テーマ的に地続きだと感じた。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
現時点では、本作を配信しているサービスは確認されていません。視聴にはパッケージソフト(Blu-ray・DVD)の入手が主な手段となります。SAOシリーズのファンであれば、コレクションとして手元に置いておく価値のある一作です。

よくある質問

Q. 『SAO フェイタル・バレット -The Third Episode-』はどこで見られますか?
A. 現在、主要な配信サービスでの配信は確認されていません。パッケージソフト(Blu-ray・DVD)での視聴が主な手段となります。
Q. SAOシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. ガンゲイル・オンライン編の知識があると世界観を把握しやすいです。未視聴の方はSAO II(GGO編)を先に見ておくとより楽しめます。
Q. ゲームをプレイしていないと内容がわかりませんか?
A. ゲームと連動したスペシャルエピソードですが、アニメ単体でも物語の大筋は把握できます。ゲームをプレイ済みであれば、キャラクターへの理解がより深まります。
Q. 本作はSAOシリーズの本編と話がつながっていますか?
A. ゲーム「フェイタル・バレット」のオリジナルキャラクターが中心の外伝的作品です。本編のメインストーリーとは独立しているため、スピンオフとして気軽に楽しめます。

まとめ

現時点では、本作を配信しているサービスは確認されていません。視聴にはパッケージソフト(Blu-ray・DVD)の入手が主な手段となります。SAOシリーズのファンであれば、コレクションとして手元に置いておく価値のある一作です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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