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うーさーのその日暮らし 覚醒編
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | LIDENFILMS |
「ウーサーのその日暮らし」の第2期。ウーサーという奇妙な生き物が、日常生活の中で繰り広げる短編ギャグストーリー。シュールで独特のユーモアで知られており、キャラクターたちが様々なトラブルや奇想天外な状況に巻き込まれる。日常の何気ないシーンをコミカルに描いた、個性的なショートアニメ作品。
作品概要・あらすじ
あらすじ
謎の生き物「ウーサー」が繰り広げる日常系ショートギャグアニメ第2期。ウーサーとその仲間たちは、ごく平凡な日常の中で次々と奇想天外なトラブルに巻き込まれていく。シュールかつ独特のユーモアで彩られた短編エピソードが積み重なり、思わず笑いがこぼれるコメディが展開。前作からパワーアップした「覚醒」ぶりに注目の一作。みどころ・魅力
① 脱力系シュールギャグの独自世界観
ウーサーの醸し出す「なんとも言えない」空気感が最大の魅力。1話数分という短さの中に、思わず二度見するようなシュールな展開が凝縮されており、深く考えずに笑える軽妙さが癖になる。日常のちょっとした場面を独特の角度で切り取るセンスが光る。② 短時間でサクサク観られるショート形式
1話が数分程度のショートアニメなので、隙間時間や気分転換にぴったり。話をまたいだ伏線などを気にせず、どのエピソードからでも気軽に楽しめる構成になっており、ながら見や一気見にも適している。③ 第1期から引き続くキャラクターたちの掛け合い
ウーサーを中心としたキャラクター同士のテンポのよい絡みは、第2期「覚醒編」でさらに磨きがかかっている。前作ファンには懐かしく、初見でも即馴染めるキャラクター関係が、コメディのテンポを支えている。キャスト・声優一覧


スタッフ
| シリーズ構成 | 中村能子 |
|---|---|
| ED | 宮野真守「NEW ORDER」 |
| ED | ティア「ちょっと出かけてきます」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期は追っていた。あのゆるいのか鋭いのか判断しにくい独特の間と、シュールさが癖になるタイプの作品だった。だから覚醒編が始まったのは知っていたのに、なぜか見逃したまま数年が経った。「覚醒」というタイトルが逆に怖くて、何かシリアスな展開になるのかと思って手が伸びなかった部分はある。実際見てみると、そんな心配は完全に杞憂だった。覚醒したのはうーさーの設定かなにかで、でも日常はいつも通りぐだぐだしている。あの空気感がそのまま続いていたという安堵感と、「何年も待ったわりには普通に続いていたな」という脱力感が同時に来た、最初の数分だった。
「頑張らないこと」を徹底することで成立している、静かな批評
うーさーのその日暮らし 覚醒編に深いテーマを求めたら確実に外れる。それは1期から一貫していた。この作品はむしろ「テーマなんかない」ことを徹底することで、毎クール大量のコンテンツを消費する視聴者に対して、静かに機能している。
ショートアニメというフォーマット自体、情報を詰め込むより「何も起きなかった5分」を提供する方向に設計されている。うーさーはコメディキャラクターだが、笑わせに来る力量より「こいつ今日も何もしてないな」という日常の空虚さを共有するための存在として機能しているほうが大きい。
覚醒編というサブタイトルで何かが変わるかと思いきや、基本的には何も覚醒しない。うーさーは相変わらずたいして成長しない。これがこの作品の正直さだと思っている。「覚醒」「進化」「成長」を物語の文法として要求する視聴者に対して、作品のほうが「それ本当に必要ですか」と問い返しているような構造になっている。
2回目に見て気づいたのは、うーさーの周囲のキャラクターたちの扱われ方の均等さだ。誰もが「うーさーの引き立て役」でも「主人公を輝かせるサブキャラ」でもなく、ただそこにいる。この配置は意外と技術的で、普通のアニメのキャラクター設計からはかなりはみ出している。日常系という括り方もできるが、日常系にある「キャラクターへの愛着で引っ張る力」もこの作品にはほぼない。それでも見てしまうのは、テンションの維持の仕方が妙に上手いからで、だらけているようでいて、5分の中のリズム設計は相当きっちりしている。
特に刺さったシーン
今井麻美がゲスト出演しているパートで、あの声が流れてきたとき思わず音量を上げた。如月千早で鍛えられた圧のある声と台詞回しのイメージが強いから、うーさーの世界観でその声が聞こえてくると妙な違和感と正しさが同居する。「この人、こういう軽い空気感でも出せるんだ」という発見と、「でもやっぱりこの人の声だ」という安心が混ざった。56本のキャリアがある声優はやっぱり引き出しが違う、と実感するタイプの使われ方だった。
シーン単位では、うーさーが何かを宣言して結局何もしないオチのパターンが一番好きだ。あの「大げさな構えから脱力のランディング」の繰り返しは、見るたびに予測できているのにちゃんと笑える。予定調和を楽しむ構造が完全に機能している数少ないアニメで、ショートアニメのフォーマットだからこそ成立するリズム感だとも思う。1クールの普通尺では絶対にこのテンポは出せない。
読んで見たくなったら——『うーさーのその日暮らし 覚醒編』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 起伏のない5分間で頭が空になれる人
- シュールさが「じわる」タイプで、明快なオチを求めない人
- ショートアニメのテンポと省エネ演出に慣れている人
- 今井麻美の仕事を網羅したいコレクター気質の人
- 1期を見てあのテンションが好きだった人
合わない人
- 物語の起承転結と感情の山場を求める人
- キャラクターへの愛着が湧かないと見続けられない人
- 「で、これ何が面白いの?」を他人に説明できないと不安な人
- ギャグは毎回新鮮なボケを要求する人
次に見るなら
うーさーの「説明できないけど見てしまう」感覚が好きなら、ポプテピピックは確実に射程圏内だ。うーさーより攻撃的でメタ度が高いが、「受け手の反応を試している感」は共通している。声優の使い方が作品の遊び場になっているという意味でも近く、毎エピソード同じパートを別の声優で繰り返す構造は覚醒編のゲスト使い方と同じ匂いがする。
ギャグの質感より日常の空気感のほうが好みで、もう少し長尺で見たいなら日常がある。高校生活というフレームはあるが、基本的に何も起きないし、それでいい、という価値観が通底している。「力の入れどころがわからない」という意味での自由度はうーさーと同じ系統だ。
ショートアニメのフォーマットで変なテンションを維持し続ける作品として、てさぐれ!部活ものも近い。CGで作られた独特の質感と内輪感のあるメタな笑いの組み合わせは、うーさーの「外向きに作っていない感」と似ている。シリーズが続いているので沼になったときの受け皿がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『うーさーのその日暮らし 覚醒編』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴できます。いずれも見放題サービスのため、全話まとめて楽しみたい方にもおすすめです。ショートアニメなので、スキマ時間にさっと1シーズン完走できます。