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ゆるめいつ 3でぃ
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | C2C |
18歳の浪人生・由留目は、東京大学への合格を目指している。彼女は東京郊外にある学生寮「メゾン・デュ・ウィッシュ」に引っ越す。そこには大学受験に向けて勉強している他の浪人生たちが暮らしており、由留目は彼らと共に合格という夢を追い求めることになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
東京大学合格を目指す18歳の浪人生・由留目は、東京郊外にある学生寮「メゾン・デュ・ウィッシュ」へと引っ越してきた。そこには同じく受験勉強に励む個性豊かな浪人生たちが集まっており、由留目は彼女たちと共同生活を送りながら、笑いあり涙ありの浪人生活を送っていく。合格という共通の夢を胸に、寮の仲間たちとの日々が始まる。みどころ・魅力
① 個性豊かな浪人生たちが織りなすゆるいコメディ
勉強熱心なのにどこかズレている寮のメンバーたちが巻き起こす、クスッと笑えるドタバタ日常が魅力。短編ながらテンポよく笑いを詰め込んだ構成で、気軽にサクッと楽しめるショートアニメとして完成度が高い。② 浪人生活という共感しやすいシチュエーション
受験という誰もが知る緊張感の中に、あえてゆるい空気を持ち込んだ設定が絶妙。受験経験者なら思わず「あるある」と感じるシーンも多く、懐かしさと笑いが同時に楽しめる作品になっている。③ 短編ゆえのテンポの良さと見やすさ
TV_SHORT形式ならではのコンパクトな尺で、ダレることなく最後まで楽しめる。一話完結型のエピソードが多く、どこから見始めても入りやすいのも特徴。隙間時間に気軽に視聴できる点も魅力のひとつです。キャスト・声優一覧













スタッフ
| 監督 | 夕澄慶英 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 小田武士 |
| 音楽 | 片山修志 |
| OP | 桃井はるこ「とびだせ! 3D」 |
感想・評価
最初に見たとき——「3D化」という謎の判断と向き合う10分間
原作の「ゆるめいつ」を知っていたから、逆に構えてしまった。あのゆるさを3Dで再現しようとしたとき、何が残って何が失われるのかが気になって、半分実験的な気持ちで再生ボタンを押した記憶がある。
2012年という時期を考えると、アニメの3DCGはまだ「違和感との戦い」の時代で、キャラクターの動きがどうにもカクついて見えることが多かった。最初の数分で「あ、やっぱりそのタイプか」と思いつつ、でも不思議と嫌いになれない。短編の尺でテンポよく流れるので、気づいたら最後まで見ていた。2周目に入ると、最初は気になった3Dの粗さが、むしろこの作品のゆるさと妙にマッチして見えてくる。それが意図したものなのかどうかは、今も判断がついていない。
「ゆるい」というのは、手を抜くことではなかった
由留目たちが住む「メゾン・デュ・ウィッシュ」は、浪人生が集まる学生寮だ。設定だけ聞けば青春ドラマっぽいが、この作品はそっちへは全然行かない。受験勉強の緊張感も、合格への焦りも、ほとんど前面には出てこない。ただ日常がある。それだけ。
日常系というジャンルは、「何も起きない」ことへの批判と常に隣り合わせで存在している。でもこの作品を見ていると、「ゆるい」というのは「テンションが低い」ということではなく、「余白を意図的に残している」ということだと思えてくる。松吉と田中くみが他愛もない話をしている場面、川野サエが妙なタイミングで割り込んでくる瞬間——そういう細部の積み重ねが、視聴者に「何かを期待しながら見る」姿勢を手放させる。
それが3D化によってどう変わったか、というのがこの作品のいちばん興味深い点だ。2Dの「ゆるめいつ」が持っていた線の柔らかさ、あの手描き感が醸し出す空気感は、3Dでは出せない。その代わり、3Dならではのどこか人形っぽい動きが、登場人物たちの「どこか現実から浮いたような」存在感を作り出している。偶然の産物かもしれないが、結果としてこの作品の「現実の浪人生活ではないどこか」という雰囲気と合っていた。
単なる「原作の劣化版」とも言い切れないのは、そこにあると思う。
特に刺さったシーン
日野聡が演じる松吉の、力の抜けたセリフ回しが地味に好きだった。日野聡といえばパワー系のイメージを持っている人も多いと思うが、この作品では完全に脱力している。むしろそのギャップが面白くて、「あ、日野聡ってこういう演技もできるのか」と少し新鮮に感じた。
松来未祐演じる田中くみが、何気ない会話の中でぽつりと本音みたいなものをこぼす序盤のシーンは、短い尺の中で印象に残った。松来未祐の声には独特の柔らかさがあって、日常系の空気を作るのにちょうどいい温度感だった。桑谷夏子の川野サエは、3D特有のぎこちない動きと相まって、なんかずっとちょっとおかしいキャラクターになっていて、それはそれで味になっていた。
「3Dにする必要あったのか」という問いは最後まで残るが、この三人の声が乗ることで、少なくとも「聴いていられる作品」にはなっていた。
読んで見たくなったら——『ゆるめいつ 3でぃ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「ゆるめいつ」原作ファンで、3D版がどうなったか確認したい人
- 10分以下の短編アニメを気軽に流したい人
- 2010年代初頭のアニメCGの歴史に興味がある人
- 日常系コメディに「オチ」や「山場」を求めていない人
- 日野聡・松来未祐の出演作を追っているファン
合わない人
- 2Dの「ゆるめいつ」を愛しているので3D版は見たくない人
- 3DCGの違和感に敏感で、キャラクターの動きが気になると楽しめなくなる人
- 短編なので物語的な深みや成長を期待している人
- 受験・青春ドラマとしての展開を期待して見始めると拍子抜けする人
次に見るなら
ゆるめいつ(2005年・原作TVシリーズ)は当然の次の一手。3D版と見比べると、2Dが持っていた空気感がいかに独特だったかがよくわかる。「3Dにする必要あったのか」という問いへの答えは、原作を見てから考えた方がいい。
浪人生の日常という設定に引っかかりを感じたなら、三ツ星カラーズ(2018年)が意外と近い感覚を持っている。子どもたちの他愛もない日常をゆるく追う構成で、「何も起きないのに見てしまう」系の作品として同じ棚に置けると思う。dアニメストアで視聴可能。
短編アニメとして気軽に流したいなら、干物妹!うまるちゃん(2015年)もおすすめ。日常のだらだら感を積み上げていくスタイルが近く、こちらはオチのテンポが少し強めで、より「笑いに行く」作品になっている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ゆるめいつ 3でぃ』はdアニメストアで視聴できます。浪人生たちのゆるくて笑える日常を描いたショートアニメで、短い尺でテンポよく楽しめる作品です。受験コメディが好きな方や気軽に見られるアニメをお探しの方に特におすすめです。