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BURN THE WITCH
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 3話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Colorido |
ロンドンの歴史において、死亡原因の72%はドラゴンに関連していた。ドラゴンは大多数の人間には見えない幻想的存在だが、少数の者たちがそれに立ち向かってきた。ロンドンの隠された「反転側」に住む者だけがドラゴンを見ることができ、さらにその中でも選ばれた少数の魔女や魔法使いだけが直接対抗する資格を得られるのだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ロンドンでは死亡原因の72%がドラゴンに関係しているという。だがその姿は大多数の人間には見えず、ロンドンの隠された「反転側(リバースロンドン)」に住む者だけがドラゴンを認識できる。そこでドラゴン関連の事案を管理する組織「ウイングバインド」に所属するのが、新人魔女のニニー・スパンコールと新橋ノエルだ。表のロンドンと反転側、二つの世界を行き来しながら、対照的な性格の二人がドラゴンをめぐる事件に立ち向かっていく。『BLEACH』の久保帯人が描く、新たな魔法アクションの幕開けです。みどころ・魅力
① 久保帯人が生み出す“もう一つのロンドン”の世界観
『BLEACH』の作者・久保帯人が手がける原作だけあり、ドラゴンと魔法が息づく反転側ロンドンの設定が緻密に作り込まれています。表と裏、二つの世界が重なる独特の舞台設定が、シリーズ全体に奥行きを与えています。② 対照的な新人魔女コンビの掛け合い
クールで実直な新橋ノエルと、明るく感情豊かなニニー・スパンコール。性格も戦闘スタイルも異なる二人のコンビネーションと軽妙なやり取りが物語の大きな見どころで、テンポの良いストーリー展開を支えています。③ 洗練された映像とスタイリッシュなアクション
スタジオコロリドが手がけるアニメーションは色彩設計とデザインが洗練されており、ドラゴンと魔女が躍動するアクションシーンは迫力満点。久保帯人ならではのスタイリッシュな世界観が、鮮やかな映像として再現されています。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 川野達朗 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 山田奈月 |
| 音楽 | 井内啓二 |
| 美術監督 | 稲葉邦彦 |
| 音響監督 | 三好慶一郎 |
| ED | ニル「Blowing」 |
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アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
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ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ブリーチのスピンオフ、と聞いた時点で長いこと避けていた。本編を一度も通ってきていない人間が手を出していいのか、という妙な後ろめたさがあって、配信リストに入れたまま半年は放置していたと思う。結局再生ボタンを押したのは、制作がスタジオコロリドだと気づいたから。映画みたいな画を作る会社が、その手数をテレビシリーズではなく三話だけのONAに全部ぶつけたらどうなるのか、それが見たかった。で、開始十分で分かった。ブリーチを知っているかどうかは入口の段差みたいなもので、乗り越えるほどのものじゃない。ロンドンの裏側、ドラゴン、魔女。前提ゼロでも置いていかれないし、むしろ何も知らないまま放り込まれる感覚が、この街の新人とちょうど同じ目線になれて、かえって得をした気分だった。
ドラゴンを倒さない魔女の話——退治じゃなく、管理という地味な仕事
魔女と聞いて身構える人は、たぶん戦う話を期待する。ドラゴンがいて、剣なり魔法なりでそれを倒す。わかりやすい。でもこの作品が面白いのは、彼女たちの仕事が「退治」ではなく「管理」だという一点に尽きる。ロンドンの裏側に住むドラゴンは、駆除する対象じゃなく、保護され、登録され、ときに書類仕事の対象になる。魔女たちは戦士というより、危険物を扱う公務員に近い。殺すんじゃなく、危険なものと街が共存できる状態をひたすら維持し続ける——その地味さに最初は拍子抜けして、二度目でちゃんと好きになった。
考えてみれば、現実で本当にしんどい仕事はだいたいこの形をしている。火を消すんじゃなく、火が出ないように見回り続ける。問題を解決した瞬間より、何も起きていない時間のほうが圧倒的に長くて、しかもその時間は誰にも評価されない。BURN THE WITCHの魔女たちが背負っているのは、そういう報われなさだ。派手な討伐の裏で、彼女たちはずっと「何も起こさないこと」に労力を払っている。
久保帯人がこのスピンオフでやりたかったのは、たぶん本編の続きやおまけじゃない。同じ超常の存在を、ヒロイックにではなく労働として描き直すこと。ロンドンというお洒落な舞台と、その裏で回っている泥臭い実務。その落差こそがこの三話の背骨で、だから短くても妙に記憶に残る。
特に刺さったシーン
刺さったのは、表側ロンドンから巻き込まれてくる女の子——メイシー・バルジャーの存在だ。演じる早見沙織が、この子の「何も知らないのに前のめり」な感じを絶妙に出していて、声だけで世界の境界線を引いている。裏側の住人である魔女たちの落ち着いた声と、メイシーの一段あかるい、まだ日常の側にいる声。並ぶだけで、ここが二つの世界の継ぎ目なんだと分かる。
作画はやはりスタジオコロリドで、序盤のドラゴンが街なかで動き出すシーン、背景のロンドンが嘘みたいに緻密なまま、その上を非現実がぬるりと滑っていく。テレビの尺と予算ではまず無理な密度で、ここを配信のONAに振り切った判断は正しかったと思う。
あと、組織側の大人たちの芝居がいい。平田広明の声が画面に出てくると、それだけで「この世界はちゃんと大人の事情で回っている」という重さが乗る。子どもの魔女たちの物語に、ひとつ背骨を通している感じがあって、ここで思わず姿勢を正した。
読んで見たくなったら——『BURN THE WITCH』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ブリーチ未読でも気にせず飛び込める、世界観の手触りで作品を選ぶ人
- バトルそのものより、その裏にある「組織」や「仕事」の設定にぐっとくる人
- とにかく作画の密度を浴びたい人(三話で帰ってこられる手軽さつき)
合わない人
- スピンオフに本編の続きや伏線回収を期待している人
- 三話では物語が完結せず、続きが宙づりのまま終わるのが我慢ならない人
- 久保帯人の独特な固有名詞やデザインのクセが、どうしても苦手な人
次に見るなら
結局これを見ると本編が気になってしまうので、素直にBLEACH 千年血戦篇へ。同じ作者の超常×組織もので、画も完全に別物へ進化している。BURN THE WITCHで世界の手触りを気に入ったなら、入口としてちょうどいい。
化け物退治を「個人の英雄譚」ではなく「組織の業務」として描くという意味では、呪術廻戦がほぼ地続き。危険を管理する仕事の重さと若さの組み合わせが好きなら間違いない。
もっと身も蓋もない労働として怪物退治を見たいならチェンソーマン。退治に給料が出て上司がいる、あの実務感が刺さった人なら確実に楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『BURN THE WITCH』は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Huluで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、お使いの環境に合わせて選びやすいのが嬉しいポイントです。気になった方は、利用中のサービスでぜひチェックしてみてください。


