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劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
七つの大罪が幻の食材「空魚」を求めて辺境の地へ向かう。メリオダスとホークは雲の上に存在する「空の宮殿」にたどり着き、そこの住民は皆翼を持っていた。メリオダスは犯罪者と間違われ投獄される。一方、住民たちは3000年ごとに目覚める凶暴な獣に対抗する式典の準備をしていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
七つの大罪のメンバーたちは、幻の食材「空魚」を求めて辺境の地へと旅に出る。メリオダスとホークは雲の上に浮かぶ謎の「空の宮殿」にたどり着くが、メリオダスは住民に犯罪者と誤解されてしまい投獄されてしまう。翼を持つ空の宮殿の住民たちは、3000年に一度目覚めるという凶暴な魔獣「天翔の獣」への対抗策として古くから伝わる式典の準備を進めていた。果たしてメリオダスは濡れ衣を晴らし、迫りくる脅威から空の宮殿を守ることができるのか。
みどころ・魅力
① 雲上の幻想世界「空の宮殿」のビジュアル
雲の上に広がる空の宮殿は、翼を持つ住民たちが暮らす異世界感あふれる舞台。地上とは異なる独自の文明と風景が丁寧に描かれており、ファンタジー作品としての世界観の広がりを存分に楽しめる。劇場版ならではのクオリティで描かれた空中世界は見応え十分だ。
② 3000年の封印が解ける──圧倒的なスケールのバトル
古代から恐れられてきた魔獣「天翔の獣」との戦いは、TV版を超える迫力で描かれる。七つの大罪メンバーそれぞれの能力が活かされた連携バトルは、シリーズファンにとっての見せ場が凝縮されており、劇場版ならではのスケール感でアクションが展開する。
③ メリオダスとホークの珍道中&キャラクター描写
メインストーリーの緊張感とは対照的に、メリオダスとホークのコミカルなやり取りや仲間たちとのほのぼのとした場面もしっかり盛り込まれている。シリーズおなじみのキャラクターたちの個性が光るエピソードとして、原作ファンも新規視聴者も楽しめる構成になっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 西片康人 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 佐々木啓悟 |
| 音楽 | 澤野弘之、和田貴史 |
| 美術監督 | 伊東広道 |
| ED | Nogizaka46「空扉」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
七つの大罪、本編は途中で止まってる。確か3期か4期あたりで積みアニメになったやつだ。そんな状態で劇場版だけ見ていいのか、という後ろめたさを抱えながら再生した。結論から言うと、問題なかった。むしろこの映画、本編を消化しきれていない人間にとってちょうどいい入口になっている。「空の宮殿」「翼を持つ住民」「3000年ごとに目覚める獣」——設定の説明をほとんどしないまま話が動き始める構成なので、最初は置いてけぼり感がある。でも10分も経てば、ああこれはキャラクターを楽しむ映画なんだと分かってくる。本編の続きを追っていなくても、メリオダスと仲間たちのテンションにそのまま乗れる。2回目に見たとき気づいたのは、序盤の空魚探しパートがかなりていねいにキャラクターを紹介し直していること。初見では流していたシーンが、実は新規向けのチュートリアルだった。
「強さ」を見せ場にしない映画の、逆説的な豪快さ
七つの大罪というシリーズは、基本的に「とんでもない強さを持つキャラクターがさらに強い敵を倒す」という構造を繰り返す。本編を最後まで追っているファンにとっては、それが快感の核になっているはずだ。ただこの劇場版、その構造を少し外側からなぞっている。
「空の宮殿」の住民たちは、3000年ごとに目覚める獣への恐怖を式典で乗り越えようとしている。つまり彼らにとっての「強さ」は、力でねじ伏せることではなく、儀礼と共同体の結束によって維持されるものだ。そこにメリオダスたちが迷い込む。犯罪者として投獄されたメリオダスは、その社会のルールをいったん受け入れる。ここが面白い。本来なら問答無用でぶち破れるはずの男が、しばらくおとなしくしている。
この映画が描いているのは、「力を持つ者がいつ・どこで・なぜ振るうか」という判断の話だと思う。エスカノール(杉田智和)の出番がある終盤の展開で、その対比がいちばんはっきりする。「俺には太陽がある」という台詞の重さは、戦闘の派手さとは別のところにある。ただ勝てばいいのではなく、誰かの恐怖を引き受けた上で勝つという順序が、このシリーズにとっての「強さ」の定義なのかもしれない。
劇場版という尺の制約もあってテーマの掘り下げは深くない。でも「本編の補完」でも「ファンサービス」でもなく、ちゃんと映画として成立しようとした跡がある。空の宮殿の美術設計、上から見下ろす構図の多用、地上との断絶感の出し方——こういう画面的な仕事が、テーマを言葉に頼らず支えている。
特に刺さったシーン
終盤、大塚明夫が演じるゾリアが画面に存在感を持ち始めるあたりから、映画のトーンが変わる。それまでのワイワイした冒険活劇に、静かな重さが混ざってくる。大塚明夫の声には、台詞の量に関わらず「この人物には歴史がある」と感じさせる何かがある。初見では単なる敵役だと思っていたキャラクターが、2回目で見ると序盤から一貫した動機で動いていたと分かる。
もう一つは、ディアンヌ(悠木碧)が空の宮殿の子どもたちと絡むくだり。巨人族という設定のせいで常に「場違いな大きさ」として描かれがちなキャラクターが、空の宮殿では翼を持つ住民たちと同じ「よそ者」として受け入れられていく。悠木碧の声の柔らかさが、そのシーンの体温を作っている。福山潤(キング)が遠巻きにそれを見ているカットが好きで、台詞ゼロなのにキャラクターの感情が全部見えた。
読んで見たくなったら——『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 本編を途中で積んでいるが七つの大罪のキャラクターは好き、という人。劇場版単体で十分楽しめる。
- 派手なアクションより、キャラクターが世界観の中でどう振る舞うかを見たい人。
- 杉田智和・大塚明夫のやり取りが好きな人。終盤だけでも見る価値がある。
- 「異世界の住民と主人公たちが交流する」タイプのファンタジーが好きな人。
合わない人
- 本編の続きを期待している人。この映画は本編のストーリーをほぼ動かさない。
- 七つの大罪のシリアスな展開・重い人間ドラマを求めている人。全体的に軽い。
- 設定の説明が少ないのが気になるタイプ。「なぜそういう世界なのか」はほぼ描かれない。
次に見るなら
劇場版 テイルズ オブ ヴェスペリア ~ファースト・ストライク~——本編ゲームを知らなくても入れる構成で、「強大な力を持つ者が世界のルールとどう折り合うか」というテーマが近い。キャラクターの掛け合いで見せるタイプの劇場版として、七つの大罪映画が好きならはまりやすい。
劇場版 ドラゴンボールZ 復活の「F」——同じく「本編を見ていなくても入れる劇場版」の作り方として参照できる。圧倒的な強さを持つキャラクターが「いつ本気を出すか」という引っ張り方の構造が似ている。
魔法使いの嫁 星待つひと(前編・後編)——「地上とは断絶された異世界の住民との交流」という空間設計が近い。こちらは重さがあるが、「外から来た者が共同体の恐怖を一緒に引き受ける」という構図は七つの大罪劇場版と重なる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | — | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』は、dアニメストアおよびNetflixで現在配信中です。どちらのサービスにも加入していれば、追加料金なしで視聴できます。TVシリーズとあわせて一気に楽しむのにも最適な劇場作品です。
よくある質問
まとめ
『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』は、dアニメストアおよびNetflixで現在配信中です。どちらのサービスにも加入していれば、追加料金なしで視聴できます。TVシリーズとあわせて一気に楽しむのにも最適な劇場作品です。















