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七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 後編
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Alfred Imageworks |
メリオダスの妻・エリザベスが呪いで死を繰り返す運命にある。トリスタンは久しぶりにランスロットと再会するが、その出会いは複雑な過去を呼び起こす。トリスタンは自らの内面的な葛藤に向き合い、克服することで、母エリザベスの命を救うため奮闘する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
メリオダスの息子・トリスタンは、母エリザベスが呪いによって死を繰り返す運命にあることを知る。久しぶりに再会した幼馴染のランスロットとともに、エジンバラに隠された謎へと向き合うことになるが、その出会いは複雑な感情と過去の記憶を呼び覚ます。トリスタンは自らの内なる葛藤と向き合いながら、愛する母の命を救うために全力で戦いに挑む。「七つの大罪」新章、運命の後編。みどころ・魅力
① トリスタンとランスロット、次世代の絆と確執
「七つの大罪」の英雄たちの息子世代が主役を務める本作。トリスタンとランスロットの再会は単なる友情の再確認にとどまらず、それぞれが背負う宿命と複雑な感情が交差する。次世代キャラクターたちの成長と葛藤が丁寧に描かれ、旧作ファンも新規視聴者も楽しめる構成となっている。② エリザベスの呪いをめぐる感情的クライマックス
繰り返す死という残酷な呪いに縛られたエリザベス。その運命に抗おうとするトリスタンの姿が、本作の核心を成す。前編から積み重ねてきた伏線が一気に回収されるラストに向けて、感情的な高まりが圧倒的なスケールで描かれる。涙なしには見られない展開が待っている。③ Netflixオリジナルならではの劇場級映像クオリティ
Netflixオリジナルアニメとして制作された本作は、作画・音楽・演出のすべてにおいてテレビシリーズを超えるクオリティを誇る。特にアクションシーンは迫力満点で、「七つの大罪」シリーズの魅力であるバトル描写がさらに磨きをかけて表現されている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | ボブ白旗 |
|---|---|
| 音楽 | 澤野弘之、山本康太 |
| ED | SawanoHiroyuki[nZk]:Akihito Okano「odd:I」 |
関連作品
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トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「後編」とタイトルにあるのを見て、まず前編をどこで配信してたか確認するところから始まった。dアニメで探して、あった。ちゃんとあった。そこから前後編を続けて見たのだが、後編を見終わった瞬間に思ったのは「あ、これONA(配信オリジナル)なんだな」という体感だった。悪い意味ではなく、TV放送の尺の制約から解放されたぶん、シーン間の呼吸が独特で、劇場アニメと連続アニメの中間みたいな密度がある。
七つの大罪の本編は追っていたので、エリザベスの呪いの設定は知っていた。それでも「次世代を主軸に置く」という構造には少し身構えた。トリスタンもランスロットも、名前だけ聞くとアーサー王伝説のキャラが混線してくる。でも2回目を見ると、その混線は意図的で、「この世界の神話的な重層性」として機能していることに気づく。1回目は追いかけるのに必死で、見えていなかったものが多かった。
「母親が死に続ける」世界で育った息子の話
この作品を単なる七つの大罪スピンオフとして見ると、少し的を外す。後編の核心は、トリスタンというキャラクターが「自分の内側にある何か」を直視して乗り越えるまでの過程であって、バトルはそのための外化に過ぎない。
エリザベスの呪い——繰り返し死ぬ運命——は本編のクライマックスで扱われた話だが、後編はそれを「子どもが親に対してどう感じるか」という視点に転換している。自分の母親が死に続けるのを知りながら育つとはどういうことか。メリオダスという父は強大すぎて、息子にとっては「届かない背中」として機能する。トリスタンの葛藤は、そういう家庭環境から来る非常に現実的な重さを持っている。
村瀬歩のトリスタンは、この「重さを引きずっている」感覚をセリフの外で表現していて、声のテンションを意図的に抑えているように聞こえる。感情が溢れる瞬間との落差が、キャラクターの内圧をちゃんと見せていた。内山昂輝のランスロットは逆に、どこか軽みのある話し方が印象的で、その軽さが「過去の重さを持っている人間が身につけた処世術」に見えてくる。2人の会話シーンは声の質感の対比が面白く、何度か聞き直した。
梶裕貴のメリオダスと福山潤のキングは、本編から続く芯のある演技をそのまま持ち込んでいる。特に福山潤は、場面に重さを与えるのが本当にうまい——キングという「長く生きすぎたキャラクター」の疲れと愛情の混在を、数少ない出番で成立させていた。悠木碧のディアンヌも同様で、短い出番でも「この人がいると世界が広く感じる」声の強さがある。
映像面では、ONAらしい作り込みが随所にあって、特にエフェクト処理の丁寧さはTV放送版とは別の予算の使い方をしていると感じた。派手さより密度に振っている印象。
特に刺さったシーン
トリスタンとランスロットが久しぶりに顔を合わせる序盤のシーン。再会なのに、どちらもすぐに喜ばない。お互いの変化を測るような間があって、そこで「この2人には積み上げた時間と、同時に空白もある」という関係性が一発で伝わる。村瀬歩と内山昂輝の間の取り方が絶妙で、演技プランの話し合いがあったんだろうなと思わせる呼吸だった。
もう一点、終盤でトリスタンが自分の内面の壁を突き破る場面。感情が爆発する系のシーンに見えて、実は「諦めていたものを取り戻す」という静かな意思の話になっている。村瀬歩が声を張る場面で、最初に見たときはそのパワーに持っていかれた。2回目に聞くと、その直前の微妙な息継ぎの変化に気づいて、「ここから変わる」という予告がセリフの前にもう入っていた。細かいところを拾うのが好きな人間には、こういう発見が楽しい。
読んで見たくなったら——『七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 後編』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 七つの大罪本編を追っていて、次世代の話が気になっていた人
- 村瀬歩・内山昂輝の演技を真剣に聞きたい人
- バトル重視より「キャラクターが何かを乗り越える」話の方が好きな人
- 前後編形式でまとまった物語を一気見するのが好きな人
- 配信オリジナルの映像密度に抵抗がない人
合わない人
- 本編を未見で、いきなりスピンオフから入ろうとしている人(前提知識がないと半分以上の重みが消える)
- 七つの大罪のコメディ・明るさ成分を期待している人(後編は全体的にトーンが暗め)
- 次世代キャラに思い入れが持てないと感じている人
- 前後編2本分の時間をまとめて取れない人(片方だけ見ても意味をなさない構造になっている)
次に見るなら
七つの大罪(本編)——スピンオフから入ってしまった人は逆に本編へ。エリザベスの呪いの顛末、メリオダスとの関係、キングやディアンヌの過去。後編で「なんとなく重要そう」と感じた要素がほぼ全部本編にある。Netflixで全シーズン追える。
ヴィンランド・サガ——「父の背中を超えようとする息子」という構造が近い。トリスタンが背負うものの重さに共感できたなら、トルフィンの話は刺さると思う。こちらは暴力と内省の配分がシビアなので、覚悟して見る必要はあるが、「自分の内側と戦う話」としての完成度が高い。
テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス——ファンタジー世界観の中で「使命と個人の感情の衝突」を描く路線が好きなら。ufotableの映像クオリティとシリーズ原作との兼ね合いという意味でも、ONAと劇場の中間みたいな密度感を楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 後編」は、ABEMA・dアニメストア・Netflixの3サービスで視聴できます。Netflixではオリジナル作品として配信されており、字幕・吹き替えともに対応しています。前編と合わせて一気見するのがおすすめです。












