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劇団七つの大罪
| 放送年 | 2021年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
『七つの大罪』の6つの童話パロディミニアニメ。「マッチ売りの少女」「浦島太郎」「鶴の恩返し」「白雪姫の恐ろしい冒険」「正直な木こり」「桃太郎」を題材としている。公式VAP YouTubeチャンネルと公式Twitterアカウントで毎日配信された。
作品概要・あらすじ
あらすじ
大人気アニメ『七つの大罪』のキャラクターたちが、おなじみの童話の世界に飛び込むコメディミニアニメ。「マッチ売りの少女」「浦島太郎」「鶴の恩返し」「白雪姫の恐ろしい冒険」「正直な木こり」「桃太郎」の6作品を題材に、七つの大罪メンバーが大活躍。公式YouTubeチャンネルおよびTwitterで毎日配信され、ファンを楽しませた。みどころ・魅力
① 七つの大罪キャラが童話世界でハチャメチャに動く
メリオダスやエリザベスたちが「マッチ売りの少女」や「桃太郎」などの名作童話にそのまま放り込まれるという、ファン必見のシュールな設定。原作キャラクターのクセや関係性がコメディとして発揮され、知っているほど笑えるつくりになっている。② 短編だからこそ気軽に楽しめるテンポの良さ
毎日1本ずつ配信された短編フォーマットで、各話をさくっと視聴できるのが魅力。本編を全話観た後の箸休めとしても、ファン同士で話題を共有するコンテンツとしても最適な軽快なテンポが心地よい。③ 公式ならではのキャラクター解釈とスタッフの遊び心
公式制作ならではのキャラクターボイスと演出がそのまま楽しめる。童話という馴染みのある枠組みの中にキャラクターの個性を落とし込む発想が秀逸で、短い尺のなかに笑いと愛着が詰まっている。キャスト・声優一覧























感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「劇団」という文字を見て、舞台みたいな演出のやつかと思った。本編の七つの大罪はちゃんと追えていないまま、タイトルだけで「コメディ短編だろう」と踏んで再生したら、桃太郎とか浦島太郎とかが出てきて、あ、そういうことかと。童話パロディ。YouTubeで毎日1本ずつ放出された系統のやつ。
最初は「本編未視聴でも楽しめるのか」という半信半疑で見ていた。2周目でわかったのは、キャラクターの関係性や役割を知らなくても笑えるように作ってあるということで、むしろ知ってる人間が見ると「このキャラクターにこのポジションやらせてるの、絶対わかってやってる」という発見があるタイプだと思う。短編なのでサクサク全部見終えてしまい、気づいたら2周していた。
キャラクターのクセを童話の型にはめることで生まれる、ズレのコメディ
「マッチ売りの少女」「鶴の恩返し」「桃太郎」——誰もが知っている物語の枠に、七つの大罪のキャラクターを当てはめていく。この作品が面白いのは、単純にパロディをやっているのではなく、「型のキャラクター」と「本来のキャラクター」のズレ自体を笑いの核にしている点だ。
童話には役割がある。善悪がはっきりしていて、登場人物は決まった動きをする。それに対してアニメのキャラクターには固有のクセや関係性がある。劇団七つの大罪はその衝突を6本分やり続ける。「白雪姫の恐ろしい冒険」というタイトルからして、すでに「元の話と何かが違う」ことが前提になっている。恐ろしい方向にズレていくことが最初から約束されていて、視聴者はそのズレを待ちながら見る。
本編未視聴の人間として言わせてもらうと、このフォーマットはキャラクターへの愛着がなくても構造として楽しめる。梶裕貴がメリオダスを演じているのも、悠木碧がディアンヌをやっているのも、それぞれのキャラクターが童話の文脈でどう「ハマるか・ハマらないか」という文脈で機能している。坂本真綾のマーリンに至っては、知識人ポジションが童話の中でどう機能するかというだけで1本成立している。
短編コメディのONAとしては非常に誠実な作りで、1本あたりの尺の中で「設定の提示→期待の形成→ズレによる回収」をきっちりやっている。YouTube日次配信というフォーマットに合わせて、1本見て終わりになっても成立するように設計されている点も、単なるファンサービス企画ではなくちゃんとコンテンツとして作ってある証拠だと思う。
特に刺さったシーン
「正直な木こり」のエピソードで、杉田智和のエスカノールが木こりをやっているのだが、あのキャラクターにあの役をやらせた人間の発想が普通にすごい。福山潤のキングが妖精的なポジションに収まっているシーンでの声のトーンの使い方も、短い尺の中でちゃんと「そのキャラクターの声」をやっていて、当たり前のことをちゃんとやっているのが逆に印象に残る。
個人的に一番「うまいな」と思ったのは、童話パロディとしてシリアスになりうる場面をあえてコメディに倒しているときのテンポ感だ。「浦島太郎」は元の話がそこそこ重い結末を持っているが、それをギャグのまま着地させる処理がなかなか手際よかった。序盤の「ルールを提示→中盤に亀を助ける流れ」が本家から大きく外れていく瞬間、思わず一時停止した。こういう「わかってやってる感」のある改変が好きな人間には刺さる。
読んで見たくなったら——『劇団七つの大罪』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 七つの大罪本編を見ていて、キャラクターへの愛着がある人
- 童話パロディのコメディというフォーマット自体が好きな人
- 1本3〜5分で完結するショートアニメが性に合っている人
- 梶裕貴・杉田智和・福山潤・悠木碧・坂本真綾の声が聞ければそれでいい人
- YouTube配信ならではの「毎日1本」という消費ペースが楽しめる人
合わない人
- 本編未視聴でキャラクターの背景知識がゼロの人(楽しめなくはないが、笑いの半分は消える)
- 短編コメディONAに対してまとまったストーリーを期待してしまう人
- 配信限定作品に映像クオリティへの期待値を本編と同水準で持ってしまう人
- パロディ前提の作品で「元ネタを知らないと笑えない」のが苦手な人
次に見るなら
童話や民話を独自解釈でねじ曲げるコメディが好きなら、魔法陣グルグルは外せない。勇者と魔法使いという古典的な型を使いながら、そのフォーマット自体を笑いの道具にする構造が劇団七つの大罪と近い。ギャグのテンポも軽快で、知識がなくても入れる。
既存のキャラクターがまったく別の文脈で動くスピンオフ形式に慣れてきたなら、干物妹!うまるちゃんも面白い。日常系ギャグとしての作りは違うが、「キャラクターの本来のポジションからずれた状態を延々やる」という構造のコメディとして親和性が高い。
短編ONA形式で声優の演技を短い尺の中で楽しみたいなら、アニメ店長の系譜にある「キャラクターがキャラクターを演じる」構造の作品全般がおすすめ。劇団七つの大罪はその流れにある作品だと思って見るとより楽しめる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『劇団七つの大罪』は、dアニメストア・Netflix・Huluで視聴できます。いずれも月額サブスクで手軽にアクセスできるため、すでに加入中のサービスからすぐに楽しめます。本編と合わせてまとめて視聴するのがおすすめです。
