※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

マンガ家さんとアシスタントさんと THE ANIMATION
| 放送年 | 2014年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | ZEXCS |
漫画家・相藤愛斗とアシスタント・佐穂都あしすの物語。愛斗は自作の登場人物の気持ちが理解できず、佐穂都に助言を求める。仕事のためなら何でもする佐穂都は、愛斗に胸を触らせてまで感情を理解させようとする。癖?変態?そんな二人を理解できるのか。それが漫画家の日常コメディ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
漫画家・相藤愛斗は、自分の作品に登場するキャラクターの感情をうまく描けずに悩んでいた。そんな愛斗の専属アシスタントを務める佐穂都あしすは、「仕事のためなら何でもする」という信念のもと、愛斗が感情を理解できるよう体を張って協力する。行き過ぎた献身ぶりに周囲は困惑するが、二人はあくまでも大真面目。漫画制作の現場を舞台に、ちょっとおかしな師弟コンビが織りなすドタバタラブコメディ。みどころ・魅力
① 大真面目なズレっぷりが生む笑い
愛斗と佐穂都はどちらも至って本気。だからこそシュールな状況が次々と生まれる。常識とのギャップから来るコメディテンポは小気味よく、短編ならではのテンポよい展開で一話ごとにしっかりオチがつく構成が心地よい。② ラブコメとして見逃せない二人の関係性
献身的すぎる佐穂都と、鈍感なようで憎めない愛斗の関係は、じわじわと距離が縮まるラブコメの王道を踏んでいる。セクシーな描写もありつつ、根底にある信頼と愛着が視聴後の読後感をほんのり甘くしてくれる。③ 5分で完結するサクッと視聴できるスタイル
1話約5分のショートアニメ形式なので、隙間時間にさらっと楽しめる。テンポが良く重さがないため、気づけば全話一気見してしまうような中毒性がある。コメディアニメ入門としても取り組みやすい一作。キャスト・声優一覧















スタッフ
| 監督 | 古田丈司 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 伊丹あき |
| キャラクターデザイン | 鶴田仁美 |
| OP | Stylips「純粋なフジュンブツ」 |
| ED | Stylips「Spica.」 |
| ED | 蒼井 翔太「終わりなきパンツ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルだけ見ると「また漫画家×アシスタントのほのぼのラブコメか」と思って後回しにしていた。実際に手をつけたのは深夜で、何か軽いやつが見たいという気分だけで選んだ。1話5分そこそこのショートアニメだったので「まあ1クール全部見ても1時間ちょっとか」と計算して、そのまま一気に流した。
最初に見たときの印象は「想像より変態」。愛斗が佐穂都に胸を触らせてほしいと頼む場面、最初は「え、ここまでやるの」とちょっと引いた。でも2回目に見ると、あのやりとりの空気感がちゃんとコントとして成立していることに気づく。愛斗が真顔で仕事の話をしている、佐穂都が真顔で受け入れている、そのずれた真剣さがギャグになっている。笑いの構造がわかると一気に受け入れられる。
短い尺のぶん1話ごとの密度はそれなりで、ながら見には向かないかもしれない。でも「見るぞ」と構える必要もない。そういうちょうどいい温度のやつ。
「仕事のためなら」という言い訳が、全部免罪符になる話
この作品の核にあるのは、「創作の名目があれば何でも許される」という、漫画家という職業が持つ特殊な免罪符の話だと思っている。愛斗がやっていることは客観的に見れば相当おかしい。アシスタントに感情表現を実演させるために体を触らせてほしいと頼む。普通の職場でそれをやったら終わりだ。ところが「漫画のキャラクターの感情を理解するために必要だから」という一文がつくと、それが仕事になる。
面白いのは、佐穂都側もそれを完全に受け入れているところで、「私はプロのアシスタントです、仕事です」という自己認識が彼女にある。松岡禎丞が演じる愛斗の声は、変態行為をしているのに常に真剣で、仕事への集中が滲み出ている。そのトーンが「これはギャグです」という注釈を絶え間なく出し続けている。早見沙織の佐穂都も、諦めと献身が混ざった声で、「おかしいとわかってるけど仕事だから」という感情を丁寧に乗せている。この2人の組み合わせがないとこの作品の空気は成立しなかっただろう。
そしてこの「仕事の名目があれば」という構造は、そのままこの作品自体の構造でもある。ラブコメとしての進展を描く気はあまりなく、毎回のボケとツッコミに全力を注いでいる。テーマを掘り下げることより、このずれた職場環境を笑いに変えることに終始している。それが薄いとも言えるし、短編ギャグアニメとして正直とも言える。
釘宮理恵演じる黒井せなが絡む場面は、また別の軸が入ってくる。釘宮理恵がツンデレ系のキャラを演じるときの、ああいう微妙にコントロールされた荒々しさは、何本見ても飽きない。登場回数こそ多くないが、出てくるたびに作品のテンションが変わる。
単純に「漫画家と変なアシスタントのコメディ」として見るなら十分機能している。ただ2回目に見ると、毎回同じ構造(愛斗が無茶な要求→佐穂都が受け入れる→副作用が起きる)がきれいに繰り返されていることに気づく。この様式美を楽しめるかどうかが、この作品との相性の全てかもしれない。
特に刺さったシーン
序盤、愛斗が「胸を触ることで女性の感情がわかる」と真顔で主張する場面。普通に考えればただのセクハラ理論なのに、松岡禎丞がそこに一切の邪気を込めずに読むので、聞いているこっちがどこに怒りを向ければいいかわからなくなる。あの真剣さがコントとして完成している。
井口裕香演じる風羽りんなが加わる場面も印象に残っている。ドタバタに違う方向のエネルギーが入ってきて、2人体制だったときの安定したずれ方が崩れる。その崩れ方が心地よかった。
伊藤美来演じる足須沙穂乃は出番こそ限られているが、姉・佐穂都との温度差が面白い。佐穂都が全力でプロに徹しているのに対して、沙穂乃は「え、普通におかしくない?」という立場に近い。外部の目線を持ったキャラクターが一人いることで、この作品の「おかしさ」が相対化される瞬間が生まれる。
読んで見たくなったら——『マンガ家さんとアシスタントさんと THE ANIMATION』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 5分以内に笑いたいとき用のアニメを探している
- 同じボケ構造が繰り返されるのを「様式美」として楽しめる
- 松岡禎丞・早見沙織・釘宮理恵のボイスだけで価値があると思えるタイプ
- 2014年ごろのショートアニメの空気感に懐かしさを感じる人
合わない人
- ラブコメとして「関係の進展」を期待すると完全に肩透かし
- セクシャルなギャグが根本にある設定を受け入れられないと入り口から詰まる
- 1話完結でなく続きものとしての積み上げが欲しい人
- キャラクターの内面や背景を掘り下げてほしい人には明らかに向いていない
次に見るなら
まんがーる!は4コマ漫画原作の女子高生日常系ショートアニメで、雰囲気のゆるさと短さが近い。真剣みのかけらもない会話劇が続くので、同じ「脳を休めたいときのアニメ」として機能する。
えびてん ~公立海老栖川高校天悶部~は部活設定のラブコメだが、まじめな顔でおかしいことをやり続けるトーンがこの作品と似ている。キャラクターのずれた熱量が笑いになる構造を好むなら入れる。
仕事猫系のショートに限らず、「職場」という設定に無茶なキャラクターを放り込むジャンル全体が好きなら、はたらく魔王さま!もある。こちらはちゃんとした長さのアニメで、「真剣に仕事しているのに状況がおかしい」という軸はつながっている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「マンガ家さんとアシスタントさんと THE ANIMATION」はdアニメストアで配信中のため、手軽に全話視聴することができる。短編作品なので移動中や就寝前のちょっとした時間にも気軽に楽しめる。dアニメストアの会員であればすぐに視聴を始められる。
