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2009

聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)
★ 3.1 / 5.0アクション冒険ファンタジー
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Manglobe |
騎士セシリーは弱者を守りたいが、技術不足で英雄には程遠い。だが鍛冶職人ルークが魔法で超常の力を持つ刃を鍛造し、彼女を助ける。セシリーはこの聖なる鋼を手に、新たな脅威に立ち向かう。正体不明の悪漢が悪魔を解放し、この地に混乱をもたらしている。悪役は影に隠れているが、セシリーより近い場所にいるのだ。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
独立騎士団に所属する女騎士セシリーは、弱き者を守りたいという志を抱きながらも、技術も力も英雄には遠く及ばない。ある日、彼女は刀という見慣れぬ武器を操る鍛冶職人ルークと出会う。ルークは魔法によって超常の力を宿した刃を鍛え上げ、危機に陥ったセシリーを救う。聖なる鋼を手にした彼女は、新たな脅威へと立ち向かっていく。だが街では正体不明の悪漢が悪魔を解き放ち、混乱を広げていた。その影は、セシリーが思うよりもずっと近くに潜んでいる。みどころ・魅力
① 西洋ファンタジー世界に「刀」が交わる異色の設定
剣と魔法が当たり前の世界で、東洋的な「刀」を鍛える職人ルークの存在が物語に独特の彩りを与えます。鍛冶という地味になりがちなテーマを、超常の力を宿す刃づくりとして魅力的に描いているのが本作の大きな個性です。② 未熟な女騎士セシリーの成長物語
強い志はあっても力が伴わないセシリーが、ルークや仲間との出会いを通じて少しずつ騎士として成長していきます。理想と現実のギャップに悩みながら前へ進む姿は、王道でありながら共感を誘う見どころとなっています。③ 悪魔と聖剣が交錯するアクションと謎
悪魔の脅威、そして影に潜む黒幕の存在が物語に緊張感を生みます。聖なる鋼を巡るバトルアクションと、徐々に明かされていく世界の秘密が絡み合い、ファンタジー好きを引き込む構成になっています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 日高政光 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 鈴木雅詞 |
| 原作 | 三浦勇雄 |
| 原案キャラデザ | 屡那 |
| キャラクターデザイン | 中井準 |
| 音楽 | 寺嶋民哉 |
| 美術監督 | 渡辺三千恵 |
| 音響監督 | 矢野さとし |
| OP | 五條真由美「JUSTICE of LIGHT」 |
| ED | 豊崎愛生「みらくるハッピーディ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
聖剣を振るう話じゃなくて、聖剣を「鍛つ」側に主役級がいる。タイトルを見た時点で引っかかったのはそこだった。剣をもらって強くなる物語は山ほどあるけど、その剣をどう打つかにカメラを置く作品はそう多くない。正直、最初は「ファンタジーの定番ルートを丁寧になぞるやつだろうな」と高をくくって見始めた。騎士の女の子がいて、変わり者の職人がいて、得体の知れない悪が街にいる。配役表どおりの絵が並ぶんだろう、と。ところが2回目に見返したとき、定番だと思っていた骨組みの内側に、思ったより湿った感情が詰まっていることに気づく。セシリーの空回りも、ルークの不愛想も、初見では飛ばしていた呼吸が後から効いてくるタイプの作品だった。強さを「もらう」女騎士が、それでも前に立つ理由
この作品をひと言で説明すると「剣を打つ職人と、その剣を握る騎士の話」になる。でも、何度か見ているうちに引っかかってくるのは、セシリーという主人公が最初から最後まで“自前の力では足りていない”という事実を、作品が隠さないところだ。彼女は弱い者を守りたい。志はまっすぐで、騎士の家系という看板もある。けれど技術が追いつかない。英雄には程遠い。ふつうの少年漫画的フォーマットなら、ここから猛特訓して自力で壁を超える筋書きになる。聖剣の刀鍛冶はそうしない。彼女の足りなさを埋めるのは、ルークが打った刃だ。つまりセシリーは、ずっと「借り物の力」で戦い続ける。 そこが、この作品の地味な急所だと思う。借り物の力で前に立つことは、本来かっこ悪い。誰かに支えられないと一歩も出られない自分を、毎回突きつけられるからだ。それでもセシリーが折れずに剣を握り直すのは、力が自分のものかどうかより、その剣で誰を守るかのほうを優先しているから——というのが、見返すたびに濃くなっていく解釈だった。岡本信彦が演じるルークの、突き放すようでいて要所で手を貸す不器用さも、この「自立と依存のあいだ」を支える装置として効いている。剣を打つ者と振るう者、どちらも単独では英雄になれない。二人で一本の剣、という構造そのものがテーマになっている。単なる剣と魔法の冒険譚ではなく、足りない者が足りないまま誰かと組んで前に出る話として見ると、定番の外側がうっすら見えてくる。特に刺さったシーン
刺さったのは派手な戦闘より、ルークが鍛冶に向き合う序盤の場面だ。彼にとって剣を打つことは仕事や趣味じゃなく、抱えた過去とつながった行為で、その温度差がセシリーの能天気さとぶつかる瞬間がいい。岡本信彦の声が、軽口の裏に常に一段低い苦みを置いていて、ただの偏屈職人に聞こえないようにしている。あと、置鮎龍太郎のシーグフリードが出てくると画面が締まる。あの低くて落ち着いた声が、序盤のまだ底の知れない不穏さをそのまま音にしたみたいで、初見のときは「この人は何者なんだ」と素直に身構えた。脇を固める豊崎愛生や沢城みゆき、ゆきのさつきといった面々も、ベテランの安定感で世界の隅々まで温度を持たせていて、終盤の畳みかけで効いてくる。声優の手数で持っているアニメ、という言い方は失礼だけど、半分は本当だと思う。読んで見たくなったら——『聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 女騎士が泥臭く前に立つ、王道寄りのファンタジーが好きな人
- 主人公が「自力で全部解決しない」物語を許容できる人
- 岡本信彦・置鮎龍太郎あたりの声を目当てに作品を選ぶタイプ
- 2009年頃のTVファンタジーの空気そのものに郷愁がある人
合わない人
- 主人公が借り物の力で戦い続ける構図にもやもやしてしまう人
- 世界観の作り込みや設定の緻密さを最優先したい人
- 最新作画のキレやスピード感を求めて見る人
次に見るなら
女が大剣を握って異形と斬り合う構図に痺れたなら、クレイモアが一番近い。守るために強くなる、その重さの描き方が地続きだ。冒険とパーティの温度が欲しいならダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかもいい。武器を打つ職人が物語に絡む点で、聖剣の刀鍛冶と意外と響き合う。職人や“作る側”の業をもっと味わいたいなら鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMISTへ。力をどう手に入れ、何を差し出すかという問いが、ぐっと太い線で引かれている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『聖剣の刀鍛冶(ブラックスミス)』は、dアニメストアで配信中で視聴することができます。剣と魔法の世界に刀鍛冶という異色の要素を組み込んだファンタジー作品を、まとめて楽しみたい方はチェックしてみてください。配信状況は変更される場合もあるため、視聴前に最新の情報を確認しておくと安心です。