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アキカン!
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Brain’s Base |
主人公・大地駆は珍しいジュース缶を集めるオタクだった。ある日、レアな缶を飲もうとしたところ、中から美少女が現れる。彼女の名はメロン。実は彼女はアキカン――缶から生まれた特殊な存在で、他のアキカンと戦う実験に参加させられていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
珍しいジュース缶を集めることが趣味の高校生・大地駆。ある日、彼が手に入れたレアな缶を開けると、中から元気いっぱいの美少女・メロンが飛び出してきた。彼女の正体は「アキカン」――空き缶から生まれた特殊な存在だった。アキカンたちは互いの存在を懸けて戦う「実験」の渦中にあり、駆は思いがけずその騒動に巻き込まれていく。炭酸飲料から生まれたメロンと、ライバルとなる缶コーヒーのアキカンらとのにぎやかな日常、そして少しお色気の効いたバトルが繰り広げられる、ドタバタ系のコメディ作品である。みどころ・魅力
① 缶から生まれた美少女という奇抜な設定
本作最大の特徴は、空き缶から美少女が誕生するという突飛なアイデア。炭酸飲料からはメロン、缶コーヒーからは別のアキカンが生まれるなど、飲料の種類がキャラクター性に反映されているのもユニークです。ありそうでなかった設定が、物語全体に独特のゆるさとおかしみを与えています。② 個性豊かなアキカンたちの掛け合い
天真爛漫で少々ガサツなメロンと、クールなライバルキャラとのにぎやかなやり取りが見どころ。アキカン同士の関係性や、彼女たちを取り巻く人間たちとのコメディ要素が物語を彩ります。キャラクターそれぞれの個性が立っており、テンポの良い会話劇として楽しめます。③ お色気とバトルが融合したドタバタ展開
アキカン同士が戦う「実験」を軸に、ややセクシーな描写を交えたバトルが展開。シリアスになりすぎず、あくまでコメディとして笑える軽快さが本作の持ち味です。ラブコメ要素も盛り込まれ、ゆるく賑やかな空気感の中で進む物語を、気軽に楽しめる作品に仕上がっています。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| シリーズ構成 | 子安秀明 |
|---|---|
| 原作 | 陸 藍上 |
| 原案キャラデザ | 鈴平ひろ |
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | ちゃーみー♡くいーん「ミラクル・プランができちゃった!」 |
| OP | リトル・ノン「ジューシーエクスタシー」 |
| ED | リトル・ノン「恋空リサイクリング」 |
| ED | 初音ミク「Koisora Recycling featuring Tsubuiri Grape Juice」 |
| ED | ノミコ「Koisora Recycling featuring Ginger Ale (Dry)」 |
| ED | ノミコ「Koisora Recycling featuring Oolong Cha (Tokkyuu)」 |
| ED | ノミコ「Koisora Recycling featuring Nippon Cha (Ryokucha)」 |
| ED | ノミコ(守屋Kと)「Koisora Recycling featuring Cola!」 |
| ED | ノミコ(リトルノンと)「Koisora Recycling featuring Energy Drink」 |
| ED | ノミコ「Koisora Recycling featuring Oden Kan」 |
| ED | ノミコ(チャーミークイーンと)「Koisora Recycling featuring Peach Nectar」 |
| ED | ノミコ「Koisora Recycling featuring Afternoon Koucha」 |
| ED | ノミコ「Koisora Recycling featuring Coffee (Black, Mutou)」 |
| ED | ノミコ「Koisora Recycling featuring Oshiruko」 |
| ED | Nomiko feat. 初音ミク「Koisora Recycling featuring Mikkuchu Juuchu」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
缶ジュースから女の子が出てくる。文字にするとまるで意味がわからない。2009年、深夜アニメが「とにかく女の子を出せば何とかなる」と本気で信じていた時代の、その信仰が一番濃いあたりで生まれた一本。最初は何かの間違いだろうと半笑いで再生して、メロンが缶から実体化した瞬間に「ああ、間違いじゃなかったんだ」と妙な覚悟が決まった。配信はどこにもないし、語っている人もまず見かけない。忘れられている。だからこそ逆に気になって、結局2回見た。そして2回目のほうが、ちゃんと笑えた。
「捨てられる前提のもの」に、名前をつけてしまった話
アキカンというのは、要するに空き缶だ。中身を飲んだら捨てる、リサイクルに出す、それが缶の運命で、誰も一本のジュース缶にいちいち名前をつけたりしない。この作品が地味に効いてくるのは、その「捨てられる前提のもの」が女の子の姿をして、名前を持って、目の前で笑ったり怒ったりするところにある。メロンは実験のために作られて、戦わされて、勝てば残り負ければ消える。スタート地点からして使い捨ての存在なのに、駆と暮らすうちに、ただの缶では説明のつかない何かになっていく。
表向きはお色気とギャグの応酬で、テーマもクソもないという顔をしている。でも一度この「拾われた命」という補助線を引くと、戦いのいちいちが急に重く見えてくる。負けたアキカンはどうなるのか、勝ち残るとは何なのか。リサイクルって本当はもう一度生まれ変わることだよな、と妙なところで腑に落ちる瞬間がある。2009年のラブコメに、まさか転生の話で背中を殴られるとは思っていなかった。たぶん作り手もそこまで狙ってはいない。でも素材が勝手にそういう匂いを出してしまっている。そこがいい。捨てるはずだったものに名前をつけた時点で、もう捨てられなくなる——その当たり前のことを、缶でやられると不意打ちで効く。
特に刺さったシーン
いちばん残っているのは、駆とメロンの距離が縮まっていく中盤の、何でもない生活のシーンだ。バトルでもお色気でもなく、ただ一緒にいることが当たり前になっていく時間帯。福山潤が演じる駆の、ツッコミとも諦めともつかない声のトーンがここで効いてくる。叫ぶでもなく、淡々とこの無茶な日常を受け入れていくあの感じ。メロンの「自分は何のために在るのか」がふと顔を出す終盤の展開では、序盤のドタバタを全部見てきたぶん、こっちまで一緒に黙ってしまった。あと甘字五郎まわりの暑苦しさ——岡本信彦の振り切った芝居——は、話がシリアスになりすぎる手前で全部を冗談に戻してくれる安全弁として、見えないところで作品を支えている。あの体温差がないと、たぶん重さに耐えられなかった。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 2009年前後の深夜アニメ特有の空気——お色気とギャグとちょっとした切なさの配合——が好きな人
- 「設定が意味不明」を欠点ではなく魅力として味わえる人
- 使い捨てのはずだったものに、つい情が湧いてしまう話に弱い人
合わない人
- お色気描写のテンポが寒く感じてしまうタイプの人
- 設定の整合性やバトルの理屈をきっちり通したい人
- 配信で気軽に流し見したい人(今はディスクを取り寄せるしか道がない)
次に見るなら
缶から始まる無茶を笑いながら、ふとした切なさに足を取られる感覚が好きなら、そらのおとしもの。同じ2009年で、お色気全開のギャグの底に、存在の意味みたいな話を平然と沈めてくる温度が近い。設定の無茶さそのものを肴にしたいならこれはゾンビですか?。ジャンルを全部盛りにして真顔でやり切る馬鹿馬鹿しさが、アキカンと同じ匂いがする。「主人公とペアになった女の子たちが戦わされる」という骨組みをもっと骨太に見たいならセキレイ。アキカンの戦いの枠組みを、よりシリアスな側に引き受けた一本として並べておきたい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | — | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | — | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | — | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | — | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「アキカン!」は、現時点で公式に確定している配信サービスはありません。主要な動画配信サービスでの取り扱いが確認できないため、視聴を検討される場合はDVD・Blu-rayなどのパッケージ商品や、各サービスの最新の配信状況をあらためてご確認いただくのがおすすめです。配信のラインナップは時期によって変わることもありますので、こまめにチェックしてみてください。
