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セントールの悩み
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Haoliners Animation |
姫野は優しく内気な少女で、高校生活に悩んでいる。違う点は、彼女がケンタウロスだということ。しかし彼女は一人ではない。実は、クラスメートは皆超自然的な生き物で、角、翼、尾、後光など、異世界の身体部位を持っている。しかし幻想的な性質にもかかわらず、姫野と友人たちは、人生の問題に取り組む、気取らない、楽しみ好きなティーンエイジャーである。
作品概要・あらすじ
あらすじ
姫乃は、優しくて少し内気なケンタウロスの少女。下半身が馬という人間離れした身体を持ちながら、彼女はごく普通の女子高生として穏やかな学校生活を送っている。クラスメイトたちもまた、頭から角を生やした者、背に翼を持つ者、尾や後光をたずさえた者と、それぞれ異なる種族の特徴を備えた存在ばかり。けれど見た目が幻想的なだけで、彼女たちの中身はどこにでもいる楽しいティーンエイジャー。恋や友情、将来の悩みに向き合いながら、姫乃と仲間たちはにぎやかで等身大の青春を過ごしていく。異種族が当たり前に共存する世界を舞台にした、ゆるやかな日常系ファンタジー。
みどころ・魅力
① 種族の違いが”当たり前”の、もうひとつの日常
ケンタウロスや有翼人、悪魔の角を持つ者などが何の違和感もなく同じ教室で学ぶ世界観が最大の魅力。ファンタジーでありながら、設定は徹底して「日常」に寄せられており、奇抜さよりも親しみやすさが際立つ作品です。
② 等身大で描かれる女子高生たちの青春
姿は人間離れしていても、悩みも会話もごく普通の高校生そのもの。友達付き合いや恋の話、ちょっとした学校行事など、共感できる日常のひとコマが丁寧に積み重ねられ、ほのぼのとした空気にじんわり癒やされます。
③ ゆるさの裏に潜む緻密な世界設定
のんびりした日常描写の一方で、それぞれの種族の歴史や社会構造が細かく作り込まれているのもポイント。何気ない会話の端々から世界の奥行きが垣間見え、コメディと作り込みのギャップが本作ならではの味わいになっています。
キャスト・声優一覧
















スタッフ
| 監督 | 紺野直幸 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 待田堂子 |
| キャラクターデザイン | 渋谷秀 |
| 美術監督 | 齋藤幸洋 |
| 音響監督 | 森下広人 |
| OP | ピュアリー・モンスター「教えてダーウィン」 |
| ED | 浅香「Edelweiss」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、馬の下半身を持った女の子がのんびり学校に通うだけの、ゆるい日常ものだろうと思って見始めた。絵柄がやわらかくて、お茶でも淹れながら流すのにちょうどいいやつ、くらいの軽い気持ちで。ところが見ているうちに、この世界の「普通」が自分の知っている普通とどこかずれていることに気づいて、背筋がすこし冷たくなる。1回目はほのぼのした気分で見終えたのに、2回目は同じ昼休みのシーンで、まったく別のことを考えていた。かわいい絵の奥に、ずいぶん重たいものが静かに沈めてある作品だった。ケンタウロスも天使もみんな平等——その「平等」が、いちばん怖い
この作品は、角や翼や馬の脚を持った女の子たちのかわいい学園コメディに見えて、その実、「徹底的に平等を達成してしまった社会」の思考実験みたいな顔をしている。姫野たちの世界では、見た目が違う者同士が争った歴史の反省として、差別をなくすための制度がきっちり整っている。ここまではいい話に聞こえる。問題は、その平等が「誰も傷つけてはいけない」を通り越して、「誰も逸脱してはいけない」に近づいているところだ。差別をなくすための監視。区別をしないための強制。優しい世界の輪郭が、よく見ると檻の格子に見えてくる瞬間がある。 姫野が内気で、人にやさしくて、波風を立てないように生きているのも、ただの性格として描かれているわけじゃない気がする。この世界で穏やかに生きるというのは、はみ出さないように自分を畳んで生きることと、どこかで地続きになっている。だからこの作品は、単なるモンスター娘の日常ものではなく、「みんな仲良く」を極限まで突き詰めた社会が、個人にどんな静かな圧をかけるのかを、笑顔の隙間から覗かせる話だと思っている。重さを声高に語らず、放課後の会話の合間にそっと置いていくのが、いちばんこわい。特に刺さったシーン
刺さったのは、派手な事件ではなく、教室のなんでもない雑談の流れだった。クラスメイトたちが、自分の体や種族のことを、深刻ぶらずに当たり前のものとして話す。その「当たり前」の温度が、見ているこっちの胸にじわっと残る。なかでも名楽羌子を演じる白石晴香の芝居がよくて、台詞の語尾の力の抜き方ひとつで、この子がどれだけ自然体でこの世界を生きているかが伝わってくる。気負いも、説明くささもない。ただそこにいる、という声の置き方。序盤のクラスでのやりとりで、彼女が軽い調子で何でもないことを言ったとき、思わずこっちまで肩の力が抜けた。重たいテーマを抱えた作品なのに、こういう声の手触りがあるから、ずっと優しい場所として見ていられる。読んで見たくなったら——『セントールの悩み』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ゆるい日常ものが好きで、なおかつ世界設定の裏側まで読みたい人
- 「優しい社会」の居心地の悪さみたいな、言葉にしづらい感覚にピンとくる人
- 異種族・モンスター娘ものの空気感が好きな人
- 派手な展開より、放課後の会話の温度を味わいたい人
合わない人
- 毎話はっきりした事件や盛り上がりがないと退屈してしまう人
- かわいい絵柄に重たい設定が混ざるのが苦手な人
- 世界観の説明パートを面倒に感じる人
次に見るなら
亜人ちゃんは語りたいが好きなら、こっちもきっと合う。人間とは違う体を持った子たちの日常を、好奇心と優しさで描く感触がよく似ている。あちらのほうが説明的で明るいぶん、入り口としても良い。 世界の裏に不穏なものを忍ばせる作りに惹かれたならけものフレンズ。のんびりした絵面と声の奥に、ぞっとする設定が沈んでいる構造が、この作品と同じ周波数で響いてくる。 種族や立場の違う者が同じ教室で過ごす空気を、もっと静かに味わいたいならのんのんびよりもおすすめ。ファンタジー要素はないけれど、何も起きない時間のいとおしさという点では、セントールの悩みと地続きだと思う。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「セントールの悩み」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。いずれも見放題作品として配信されているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴環境を選ぶ場合も、複数の選択肢から自分に合ったサービスを選べるので安心です。
よくある質問
まとめ
「セントールの悩み」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。いずれも見放題作品として配信されているため、すでに加入しているサービスがあればそのまま楽しめます。これから視聴環境を選ぶ場合も、複数の選択肢から自分に合ったサービスを選べるので安心です。
