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2016

魔法少女? なりあ☆がーるず
★ 1.7 / 5.0コメディ魔法少女
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ(短編) |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Bouncy |
ウララ、ハナビ、イナホの3人の女の子は、自分たちのアニメーションを制作することで、全国的に有名なキャラクターになることを目指しています。子どもから大人まで、みんなの注目を集めるために魔法少女テーマを選びました。彼女たちは1クールの魔法少女アニメで、無事に人気キャラクターになることができるのでしょうか。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
ウララ、ハナビ、イナホの3人の女の子は、自分たちが主役のアニメーションを自ら制作することで、全国的に有名なキャラクターになることを夢見ています。子どもから大人まで幅広い層に注目してもらうため、魔法少女をテーマに選んだ3人。果たして1クールの短編アニメを通じて、彼女たちは人気キャラクターへの夢を叶えることができるのでしょうか。みどころ・魅力
① 即興トークと素の笑いが詰まったフリートーク感覚の掛け合い
セリフのほとんどが声優によるアドリブで構成されており、台本のない自然な会話がそのまま作品になっています。3人のテンポよいやり取りはまるでラジオのようなノリで、くすっと笑えるシーンが絶えません。② 魔法少女パロディとメタ構造が生む独特のシュールさ
魔法少女ものの王道フォーマットを使いながら、「自分たちのアニメを作って有名になる」というメタ的な設定が独自のシュールさを生んでいます。ジャンルのお約束を知っているほど笑える、ひねりの効いたコメディ演出が魅力です。③ 3〜5分の短編ならではのテンポの良さ
1話あたり数分のショートアニメのため、気軽にサクッと楽しめるのが大きな強みです。ダレる場面なく最後まで勢いが続くテンポ感は、スキマ時間の視聴にもぴったりです。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 石ダテコー太郎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 石ダテコー太郎 |
| OP | Naria☆Girls [Utara「We are なりあ☆がーるず」 |
| ED | Naria☆Girls [Utara「めざせ!国民的キャラ」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
キャストを見て飛びついた。杉田智和、鈴村健一、小松未可子、保志総一朗、三森すずこ——この面々で「魔法少女コメディ」というだけで普通じゃないと思った。再生して最初の数分で「あ、想定していたやつじゃない」という気持ちになった。 スタジオで声優が喋っているのをそのまま流している、というのがわかるまでに少し時間がかかった。絵はついている、でも会話の質感が明らかに違う。台本のある緊張感じゃなくて、その場の空気がそのまま映っているような、ゆるい偶発性がある。「魔法少女アニメを作ろうとしている女の子たちの話」という設定は理解したが、最初は何をどう楽しめばいいのかが掴みきれなかった。 2回目に見てようやく慣れた。これはアニメ的な「キャラクター」を楽しむものではなく、声優という人間が素の状態でテキトーに動いている現場を見るコンテンツだ、と腹に落ちてから、急に見やすくなった。アニメの皮を被った「収録現場の垂れ流し」という実験
この作品のテーマを一言で表すなら「アニメ制作過程の透明化」だと思っている。ウララ、ハナビ、イナホの3人が魔法少女アニメを作ることで有名キャラクターになろうとする——という設定は表層に過ぎない。本質は「声優がスタジオで喋っているさまをほぼ生のまま届ける」という試みそのものにある。 通常のアニメは、声優の演技を素材として、演出・編集・音響が洗練させた状態で届けられる。キャラクターと声優の間には幾重もの「加工」が挟まる。なりあ☆がーるずはそのフィルターをかなり取り外した。結果として生まれるのは作り込まれたキャラクター性ではなく、声優という人間がその場で反応するテクスチャーだ。 小松未可子が「偽魔法少女の魔獣」を演じているとき、杉田智和の「中途半端な田舎の魔獣」と絡む場面——役の輪郭がどこまで決まっていて、どこからアドリブなのかが意図的にぼかされている。小松は声優と夜あそびのMCとしてトークで飯を食っている人で、台本のない空間への適応が別格だ。だからあの掛け合いが他のキャラクターとのやり取りと微妙に質感が違う。 保志総一朗の冬将軍と、三森すずこのピンクの魔獣が出てくる場面は、比較的「キャラクター的」な演技に寄っていて、だからこそ他のシーンの「素材のままの質感」が際立つ。この対比は意図的なのか偶然なのか、判断がつかないのも含めて実験的だ。 問題作とはちょっと違う。「アニメというフォーマットでどこまでやれるか」を測っている側のコンテンツで、正直に言えばエンターテイメントとしての完成度は二の次になっている。そこに乗れるかどうかで評価は真っ二つになる。でも「アニメってそもそも何なのか」という問いを、変な角度から突きつけてくる作品ではある。短編で全部見ても大した時間ではないのに、見終わった後の感触が普通の短編と全然違う——それだけで、この実験はある程度機能していると思う。特に刺さったシーン
鈴村健一が演じる「独りぼッチの猿の魔獣」のくだりが一番記憶に残っている。設定からして少し孤独な空気があるんだけど、演じ方がシリアスとコメディの境界線をずっとふらふらしていて、それが妙に落ち着かない。鈴村は感情表現の幅が広い人で、259本の出演歴が伊達じゃない——でもこの作品では「計算した演技」よりも「その場の反応」が前に出ている瞬間が確実にある。それが好きだった。 あと、主役3人のテンションがバラバラなまま進んでいくシーン全般。魔法少女を目指しているはずなのに、集中力が続かない。むしろそのダレ方がリアルで、「アニメのキャラクターが喋っている」ではなく「人間がカメラの前でアニメのキャラクターを演じようとしている」感覚がにじみ出てくる。2回見るとそれが余計に気になって、「これはどこまで仕込みなんだろう」と考えながらまた見た。答えは出ない。それが正解なんだと思う。読んで見たくなったら——『魔法少女? なりあ☆がーるず』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 杉田智和・鈴村健一・小松未可子のファンで、声優が「素に近い状態で喋っているもの」が好きな人
- アニメのフォーマット自体に興味があり、変な実験に乗れる人
- 短編なので1話から気軽に流せる、実験的コンテンツ全般が守備範囲の人
- 魔法少女パロディ・ゆるいギャグ系が肌に合う人
合わない人
- ストーリーの骨格を求める人(ほぼない)
- 「アニメらしいアニメ」として見ようとする人
- 1話で掴みがないと離脱するタイプ(この作品は感覚が慣れるまで時間がかかる)
- 声優の素のトークに興味がなく、キャラクター優先で見たい人
次に見るなら
ガーリッシュナンバーは声優業界を題材にした作品で、「アニメを演じる側の現実」という視点ではなりあ☆がーるずと通じるものがある。こちらは脚本がしっかりあり真逆のアプローチだが、「声優という仕事の実態への興味」を掘り下げたいなら次に置きたい一本。 ポプテピピックは「アニメのフォーマットを意図的に壊す」という点で最も近い系譜にある。あちらはもっとメタで攻撃的だが、なりあ☆がーるずの「ゆるく崩れたアニメ」感が肌に合ったなら、その延長として見られる。同じキャストが違う声で同じ話をやるくだりなど、「声優という存在」への視点が共鳴する。 わたモテ(私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!)は短編ではないが、「目標に向かって空回りし続ける女の子の話」という構造が重なる。こちらは完全にフィクションとして作り込まれているので、なりあ☆がーるずと対比で見ると、「作り込む」と「素のまま流す」の違いがくっきりする。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『魔法少女? なりあ☆がーるず』はdアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TVで視聴できます。主要な動画配信サービスで幅広く配信されているため、お使いのサービスからすぐに視聴を始められます。短編作品なので全話まとめて一気に観ることも十分可能です。

