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2018

ハクメイとミコチ
★ 3.7 / 5.0ファンタジー日常系
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Lerche |
身長9センチメートルの小さな女の子、ハクメイとミコチは森に住んでいます。木の家に暮らし、昆虫や鳥に乗り、葉で傘を作るなど、彼女たちは小さな生活を送っています。小人と神々の幻想的な世界で、日々の生活を通じた彼女たちの小さくも素敵な日常を追ってください。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
身長わずか9センチメートルの小人の少女・ハクメイとミコチは、大きな木の家でふたり暮らし。森のなかで虫や鳥に乗り、葉っぱで傘をこしらえ、木の実や草花を料理して、つつましくも豊かな日々を送っています。鍛冶や大工が得意で活発なハクメイと、料理や裁縫を愛する物静かなミコチ。対照的なふたりが織りなすのは、小人と動物たちが当たり前に語り合う幻想的な世界での、何気なくも愛おしい毎日。季節のうつろいとともに紡がれる、小さな暮らしの物語です。みどころ・魅力
① 緻密に描き込まれた小人スケールの世界観
9センチの視点から見上げる森は、木の実ひとつ、葉脈一本までが壮大な風景に変わります。家の構造や道具、食事の質感まで徹底して作り込まれた美術が、「もし小さくなったら」という空想をリアルに体感させてくれる、本作随一の魅力です。② 対照的なふたりの心地よい関係性
行動派のハクメイと、おっとり屋のミコチ。性格は正反対ながら、互いを尊重し支え合う距離感が絶妙です。喧嘩しても自然と元に戻る、無理のない友情とも家族ともつかない関係が、観る人の心をほどいてくれます。③ 五感を刺激する「暮らし」の描写
かまどで炊くごはん、市場のにぎわい、雨宿りの時間――生活の一コマひとつひとつが丁寧に描かれ、観ているだけで小人の暮らしを追体験できます。派手な事件はなくとも、日常そのものが物語になる癒やしの作品です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 安藤正臣 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 吉田玲子 |
| キャラクターデザイン | 岩佐とも子 |
| 音楽 | エバン・コール |
| 美術監督 | 栗林大貴 |
| OP | チマ「urar」 |
| ED | みこち「Harvest Moon Night」 |
| ED | 紺珠「水底のリズム」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
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OP
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感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、作画の評判だけを当てにして見始めた。森の質感とか、木の家の内装とか、その辺の背景目当てで、話の中身には正直なにも期待していなかった。身長9センチの女の子ふたりが森で暮らす、それだけ聞くと地味すぎる。ところが30分後には、ハクメイが屋根を直すために木をよじ登るところを、なぜか息を詰めて眺めていた。何も起きないのに目が離せない。2回目に見て気づいたのは、この作品、ひとつも急いでいないということだ。料理の手順も、虫に乗って移動する時間も、ぜんぶ省かない。最初に感じた「地味」は、見返すと「贅沢」のほうに転がっていた。こういうのでいいんだよね、と画面に向かってつぶやくやつだ。9センチの暮らしは、誰かの手仕事でできているという話
ハクメイとミコチが見せてくるのは、ファンタジーの皮をかぶった労働の話だと思っている。森の小人たちは、ただ可愛く暮らしているわけじゃない。ハクメイは大工仕事や修理であちこち駆け回って日銭を稼ぐし、ミコチは保存食や料理を仕込んで市場に卸す。木の家ひとつ取っても、誰かが梁を組み、誰かが屋根を葺き、誰かがその木を切り出している。この世界には「いつのまにかそこにある」ものがひとつもない。全部、誰かの手が先に動いている。等身大の人間が見ればなんでもない作業が、9センチのスケールに落とし込まれた途端、暮らすことそのものが小さな冒険に見えてくる。パンを焼くのも、雨樋を直すのも、虫の背に乗って隣町へ行くのも、同じ手触りの重さで描かれる。だからこの作品の「癒し」は、ふわっとした空気だけで出来ているわけじゃない。手を動かして稼いで、ちゃんと飯を作って、夜になったら眠る——その循環がきれいに回っていることへの安心なんだと思う。
単なる日常系として消費すると、たぶん半分しか受け取れない。仕事帰りに見ると効くのは、ここに「働いて暮らす」ことへの後ろめたさがゼロだからだ。生活は雑用の集合じゃなくて、ひとつひとつが手仕事なんだと、説教くさくないトーンで肯定してくる。そこが、似た顔をした他の癒し枠とは少し違う。
特に刺さったシーン
歌手のコンジュが出てくる序盤の回が、何回見ても忘れられない。悠木碧の声でひとたび歌が入った瞬間、それまで積み上がっていた生活音——包丁の音、薪のはぜる音、虫の羽音——が一気に背景にしりぞいて、世界の輪郭がくっきりする。思わず画面の前で姿勢を正してしまった。あの声優の、可愛さと一本芯の通った強さを同居させる芸当が、この役にぴたりとはまっている。脇も贅沢で、旋毛丸の飄々とした喋りは諏訪部順一の声でしか成立しないし、ナライの落ち着いた低音は津田健次郎が出すとそれだけで「この人の言うことは正しい」と錯覚する。中原麻衣のハクヨのやわらかさ、小倉唯のコハルの軽やかさも、画面のスケール感をそのまま音にしたみたいで、誰ひとり浮いていない。派手な見せ場ではなく、こういう日常のひとコマの密度で勝負してくるのが、この作品のいちばん効くところだ。
読んで見たくなったら——『ハクメイとミコチ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 蟲師や夏目友人帳のような、世界の手触りでじっくり浸らせる作品が好きな人
- 料理・手仕事・修理など、生活の手順を丁寧に描く描写にグッとくる人
- 仕事帰りに、何も気を張らずに見られる一本が欲しい人
- 背景美術や小物の作り込みを一時停止してまで眺めたい質のオタク
合わない人
- 毎話に大きな事件や明確な目的・ゴールが欲しい人
- 強い起伏やバトル、はっきりした感情の爆発を求めている人
- 「物語が進んでいる」手応えがないと退屈に感じてしまう人
次に見るなら
蟲師が近い。自然と人ならざるものの境界を、淡々とした空気と圧倒的な背景美術で描くところが、ハクメイとミコチの世界の作り込みと地続きだ。静かなトーンが平気なら間違いない。スローライフの心地よさで選ぶならのんのんびより。田舎の何でもない一日を、何でもないまま愛おしく見せる手つきが似ている。スケールは違うが「こういうのでいいんだよね」の感触は同じ。
やさしい怪異と日常の往復が好きなら夏目友人帳。人と人ならざるものが穏やかに交わる距離感、見終わったあとに少し息が深くなる感じが、この作品の余韻とよく似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ハクメイとミコチ』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信されており、いずれのサービスでも視聴できます。アニメ専門で楽しみたい方はdアニメストア、ほかの作品や映画もまとめて観たい方はU-NEXTやHuluと、ライフスタイルに合わせて選べるのがうれしいポイントです。気になった方は、まずは無料お試し期間のあるサービスから始めてみるのがおすすめです。


