※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

ACCA13区監察課 Regards
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MADHOUSE |
テレビアニメから1年後、首都バドンを舞台にしている。ジャンとACCA部門のメンバーたちは、新秩序の樹立1周年の準備を進めている。不穏な噂、変わらぬ日常、新たな岐路、記憶に残る視線、新しい始まりの日々の間で揺れ動くキャラクターたちにとって、時間は再び流れ始める。
作品概要・あらすじ
あらすじ
テレビアニメ放送から1年後、首都バドンを舞台に描かれるOVA作品。新秩序が樹立して1周年を迎えようとするなか、ジャンとACCA監察課のメンバーたちはそれぞれの日常を歩んでいる。変わらない街の風景、ふとよぎる不穏な噂、そして忘れがたい誰かの視線——あの日々の余韻を抱えながら、登場人物たちの時間は静かに、しかし確かに動き出す。13区の空気感をたっぷりと味わえる、ファン必見の後日談エピソード。みどころ・魅力
① テレビ版後日談ならではの「その後」を丁寧に描く
クーデター騒動が収束し、新秩序が定着した世界でキャラクターたちがどう生きているかを丁寧に描写。本編では語られなかった日常の断片が積み重なり、あの頃の熱量が静かによみがえる構成になっている。② おしゃれな世界観と独特のテンポ感がそのまま継続
オリジナル作品が持つスタイリッシュな美術・音楽・独特のゆったりしたテンポはOVAでも健在。首都バドンの街並みや食文化の描写など、作品の空気感を堪能できるシーンが随所に盛り込まれている。③ 本編を見た人ほど刺さるキャラクターの「その視線」
セリフではなく視線や所作で語るキャラクター描写はOVAでも光る。記憶に残るあの表情、あの関係性の続きがさりげなく示されており、本編を見込んだファンほど深く楽しめる仕上がりになっている。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 斎藤圭一郎、夏目真悟 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 久貝典史 |
| 音楽 | 高橋諒 |
| 美術監督 | 吉岡誠子 |
| 音響監督 | はたしょうじ 、はたしょうじ |
| ED | ワン・スリー・ノーツ「Our Place」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——配信がないので、わざわざDVDで見た
TVシリーズのACCAが好きだった。あの独特の温度——クーデターの話なのに誰も急いでいない、タバコと甘いものが象徴する余裕、権力ゲームがなぜかゆっくり進む感じ。そのスタッフが作ったOVAなら当然見るしかないと思って探したら、サブスクに一切ない。dアニメもU-NEXTもAmazonプライムも全滅。Amazonで調べたらDVDは買えるという状態で、2020年のOVAにそこまでするか……と数秒考えて、した。
本編から1年後、バドンを舞台にした話。ジーンたちが新秩序樹立1周年の準備をしているというテーマで、要するに「あの事件の後、みんなどうしてるか」を見せる構成。最初に見たときは「後日談OVAはこういうものだよな」という感触だったけど、2回目で気づいたのは、この作品がTVシリーズの「余白」を埋めるというより、余白を意図的に増やす方向で作られているということだった。謎を解説しない。動かない。それがACCAだった。
「終わった後も、日常は続いている」——静止画のような後日談が描くもの
TVシリーズのACCAは、クーデターという一種の爆発物を中心に据えながら、その爆発をほとんど画面に映さなかった。誰も走らない、誰も叫ばない、ジーン・オータスは視察先でタバコをもらい続ける。あの奇妙な静けさがシリーズの本質だったとすると、このOVA「Regards」はその静けさを純粋培養した作品だと思う。
舞台は新秩序樹立から1年後のバドン。権力構造が変わった世界で、ACCAの面々は1周年の準備を進めている。普通の後日談OVAなら「あのキャラがこんなに幸せになりました」という答え合わせをするが、この作品はそれをしない。むしろ問いを増やす。記憶に残る視線、不穏な噂、新たな岐路——あらすじの言葉を借りれば、「時間は再び流れ始める」。つまりこれは終わりの話ではなく、また別の何かが始まる手前の話だ。
ここで面白いのは、「Regards」という単語の多義性だ。英語で「regards」は「よろしく」という挨拶でもあり、「〜について」という前置きでもあり、「視線を向ける」という動詞でもある。TVシリーズで互いに視線を向け合っていた人物たちが、1年後も互いを意識し合っている——それをタイトルで言い切っている。
コアファン向けと断言できる内容で、TVシリーズを全部見ていない人が楽しめるかは正直疑問だ。キャラクターの関係性や、各人が抱えていた「秘密」の重量感を知っている前提で成立している。逆に言えば、シリーズを2周3周した上で見ると、細部の意味が全部変わってくる。これは補完でも外伝でもなく、「同じ世界をもう一度だけ覗く」ための作品だと思う。
特に刺さったシーン
ニーノとジーンが久しぶりに顔を合わせる場面で、津田健次郎の声が一瞬だけ温度を落とす瞬間がある。台詞の内容は何でもない、日常的なやりとり。でも「何でもなさ」の演技として聞くと、TVシリーズで彼が背負っていたものの重量感がそこに滲んでいる。感情を出さないことで感情を語る、というタイプの演技で、2回目に見てようやく気づいて巻き戻した。
悠木碧のロッタは、本編では「無邪気な存在」として機能していたキャラクターが、1年後に少しだけ変化している感触が声に出ていた。音域は変えていないのに、どこか落ち着いた響きがある。キャラクターの時間の経過を声優が体で表現しているタイプの演技で、ああこのスタッフはちゃんとOVAを作ってるなと思った瞬間だった。
グロッシュラーを演じる諏訪部順一は、出てきた瞬間から場の空気が変わる。威圧感と品格が同時にある声で、あのキャラクターを成立させているのは8割方この声だと思っている。本編から変わらず、ただそこにいるだけで意味が発生する。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- TVシリーズのACCAを複数回見たことがある人
- 「静かな政治劇」「何も起きないように見えて実は何かが動いている」系の作品が好きな人
- 津田健次郎・諏訪部順一・悠木碧の演技を目的に視聴できる人
- 後日談で謎を回収されるより、余韻を増やされる方が好きな人
合わない人
- TVシリーズを見ていない人(前提知識なしでは人間関係の意味がわからない)
- OVAに「あのキャラのその後」を明確に見せてほしい人
- 起伏のあるストーリー展開を期待している人
- サブスクで気軽に見たい人(現時点ではDVD購入のみ)
次に見るなら
昭和元禄落語心中:芸の世界で生きる人間たちの「静かな業」を描いた作品。政治劇ではないが、ACCAと同じく「言葉の裏側」と「積み重ねた関係性」で物語が動く。時間の経過を丁寧に見せる語り口も近い。OVAまで含めて全部見ることをすすめる。
スロウスタートではなく、同じ「静けさの密度」で語るならジョーカー・ゲーム:スパイもの×昭和日本という設定だが、情報を出さずに緊張感を作る演出の作り方がACCAと構造的に近い。敵が誰かわからない、というもどかしさを楽しめる人向け。
91Days:禁酒法時代のマフィアを描いた作品で、ジャンル的にはACCAより暗い。ただ「権力構造の中で生きる人間の選択」というテーマは共鳴する部分がある。OVAのACCAに物足りなさを感じた場合、もう少しドラマの濃度が高い作品としてすすめたい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
2026年7月現在、『ACCA13区監察課 Regards』は主要な定額配信サービスでの配信が確認されていません。視聴にはパッケージソフト(Blu-ray/DVD)の購入・レンタルをご検討ください。本編『ACCA13区監察課』はいくつかの配信サービスで視聴可能な場合がありますので、合わせて確認されることをおすすめします。


