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ご注文はうさぎですか? BLOOM
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Encourage Films |
夏から秋へと季節が移ろぶ中、ウサギハウスの常連客たちが戻ってきた。ラビットハウスカフェで温かいお菓子やおいしい飲み物を提供しながら、かわいらしい騒動とほほえましい活動を繰り広げる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
夏から秋へと季節が移ろう街で、喫茶店「ラビットハウス」を舞台にした物語が再び動き出します。看板娘のチノ、居候のココアをはじめ、リゼ・千夜・シャロら個性豊かな少女たちが、それぞれの店や学校で日々を重ねていきます。本作ではチノが「上級生」として後輩と向き合う場面が増え、彼女の小さな成長と心の機微が丁寧に描かれます。あたたかな飲み物とお菓子、ふわふわのうさぎたちに囲まれながら、笑いと優しさにあふれた日常がゆっくりと紡がれていく、シリーズ第3期です。みどころ・魅力
① 一歩成長したチノを中心に描かれる物語
本作の軸となるのは、看板娘チノの内面的な成長です。後輩との関わりや家族への思いを通して、これまで以上に表情ゆたかになった彼女の姿が描かれます。シリーズを追ってきたファンほど、その変化に胸を打たれるはずです。② 季節の移ろいと心地よい日常描写
夏から秋へと変わる街並み、温かなドリンクや手作りのお菓子など、季節感あふれる描写が物語を彩ります。事件らしい事件は起きずとも、ゆるやかに流れる時間そのものが心をほぐしてくれる、極上の癒やし系作品です。③ 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い
天真爛漫なココア、しっかり者のリゼ、和の心を持つ千夜、小柄で頑張り屋のシャロ。それぞれの魅力がぶつかり合うコミカルなやり取りは健在で、新キャラクターの登場により関係性の広がりも楽しめます。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 橋本裕之 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 筆安一幸 |
| キャラクターデザイン | 奥田陽介 |
| OP | 佐藤聡美「天空カフェテリア」 |
| ED | チマメ隊「なかよし!○!なかよし!」 |
| ED | 村川梨衣「ユメ<ウツツ→ハッピータイム」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「また平和なやつか」と、少し身構えて見始めた。1期2期と来て、もう驚く要素は残っていないだろう、と。ところがBLOOM——つまり3期は、その「驚きのなさ」こそが効いてくる。事件が起きない、誰も傷つかない、夏から秋へ季節が移ろぐだけのラビットハウス。最初に見たときは可愛さの表面をなでて終わった。2回目で気づいたのは、この作品がちゃんと「時間が流れていること」を描いている、という一点だった。チノの背がほんの少し伸びた気がする、それくらいの変化を律儀に積んでくる。何も起きないと思っていた町で、確かに何かが進んでいる。そこに気づいてから、急にこのカフェが手放せなくなった。
変わらない町で、チノだけが静かに大人になっていく
ごちうさを「可愛い女の子が可愛いことをするだけのアニメ」だと言い切る人がいる。半分は正しい。けれどBLOOMを通して見ると、この季節が描いているのは別のものだ。これは、変わらない町の中で香風智乃という一人の子どもが少しずつ前に進んでいく、その記録なのだと思う。
ラビットハウスの時間は基本的に止まっている。同じ常連が来て、同じように騒いで、同じコーヒーの香りがする。その「変わらなさ」が安心の正体だ。でもBLOOMは、その止まった世界に夏祭り、秋、文化祭といった季節の節目を丁寧に置いていく。季節は巡るのに町は変わらない——その矛盾の中で、唯一はっきり動いているのがチノだ。人と話すのが得意じゃなかった子が、自分から誰かのために何かをしようとする。水瀬いのりの声が、その小さな決心のたびにわずかに上ずる。あの抑えた芝居があるから、チノの一歩が嘘っぽくならない。
面白いのは、その成長を急かす存在として保登モカが投入されること。茅野愛衣が演じるモカは、ココアをさらに濃縮したような台風で、彼女が来るとラビットハウスの時間が一瞬だけ早送りされる。そして反対側に、速水奨のタカヒロがいる。父親として、店主として、ほとんど動かずに世界を支える低い声。動く季節、変わらない町、その間で揺れる子ども。この三層構造が見えた瞬間、ごちうさは単なる癒し系ではなく「過ぎていく時間をどう肯定するか」の話に変わる。何も起きないんじゃない。起きないように、誰かが守っているのだ。
特に刺さったシーン
終盤、チノが自分から一歩を踏み出す静かな場面。派手な演出は何もない。ただ、いつもなら俯いて飲み込んでいた言葉を、彼女が自分の口で出す。そこで水瀬いのりの声が、ほんの少しだけ震えた。泣くわけでも叫ぶわけでもない、あの「ぎりぎり保っている」声の芝居に、こっちが勝手にやられた。思わず巻き戻して、もう一度同じ秒数を見た。
対照的に好きなのが、佐倉綾音のココアと内田真礼のシャロが絡む騒動の回。ココアの底なしの陽性エネルギーに、シャロが現実的なツッコミを叫びながら振り回される。あの内田真礼の、テンションが振り切れたときの裏返った悲鳴は何度聞いても笑う。そして茅野愛衣のモカが乱入すると、画面の情報量が一気に倍になる。賑やかさと静けさの落差を、声優陣がそれぞれの音量できっちり作っている。うるさい回の翌話に、チノの小さな成長がそっと置かれている——この緩急の置き方が、BLOOMはとにかく上手い。
読んで見たくなったら——『ご注文はうさぎですか? BLOOM』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期2期を見ていて、キャラの距離感や町の空気に愛着がある人
- 事件が起きないことそのものを「ごほうび」だと感じられる人
- 声優の細かい芝居の差や、抑えた感情表現を味わいたい人
- 一日の終わりに、何も考えず温度の高い世界に浸りたい人
合わない人
- 明確な物語の起伏・対立・どんでん返しを求めている人
- 1期2期を未見で、キャラ同士の関係の積み重ねがない状態の人
- キャラの可愛さ一辺倒に見える作品が、そもそも得意でない人
次に見るなら
変わらない町と過ぎていく時間の心地よさが好きなら、のんのんびより。田舎の四季をただ流していくだけなのに、見終わるとなぜか少しさみしくなる、あの感触はごちうさと地続きだ。
女の子たちの賑やかな掛け合いと、キャラごとの声の色を楽しみたいならきんいろモザイク。テンションの上げ下げのリズムが近く、シャロ周りのドタバタが好きな人ほどハマる。
もう少し「成長する子ども」の側に寄って見たいならスロウスタート。一歩を踏み出すのが苦手な子の小さな前進を丁寧に描いていて、チノに感情移入した人の次の一本に向く。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ご注文はうさぎですか? BLOOM」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの各サービスで視聴できます。アニメ作品に強いdアニメストアやDMM TVなら、シリーズをまとめて追いやすいでしょう。配信に対応したサービスが複数あるため、ご自身の利用環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。





