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グランベルム
| 放送年 | 2019年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Nexus |
忘れた弁当箱を取りに夜間に学校に戻ることが本当に悪い判断だったのか。突然、巨大な魔法の鎧を身に着けた少女たちが激しい戦闘を繰り広げる異世界に引き込まれた光菱まんげつには、そう思える。タイミングは悪かったが、この異世界への到来は決して間違いではなく、まんげつには何か特別な使命があるようだ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
満月の夜、忘れた弁当箱を取りに学校へ戻った小日向満月は、巨大な魔導機巧「アルマノクス」を操る少女たちの壮絶な戦いに巻き込まれる。それは世界のすべての魔力を手にする「魔法王女(プリンキパトゥス)」の座を懸けた、魔法少女たちのバトルロイヤル——「グランベルム」だった。偶然その場に立ち会ったはずの満月だったが、彼女には自らも知らない特別な力が秘められていた。新月エルネスタ深海との出会いをきっかけに、満月は自分の意志でこの戦いへと足を踏み入れていく。少女たちそれぞれの願いと覚悟が交錯する、満月の夜の物語が静かに幕を開ける。
みどころ・魅力
① 魔法少女×ロボットの異色バトル
本作最大の特徴は、魔法少女ものとロボットアクションを融合させた独自の世界観です。少女たちが駆る魔導機巧「アルマノクス」が満月の夜に繰り広げる戦闘は迫力満点。緻密なメカ描写と幻想的な魔法演出が同居する映像は、他作品には見られない強烈な個性を放っています。
② 少女たちの願いが生む濃密なドラマ
派手なバトルだけでなく、戦いに身を投じる少女一人ひとりの「願い」と過去を丁寧に描く点も魅力です。なぜ彼女たちは戦うのか——その動機が明かされるたびに物語は重みを増し、勝者だけが願いを叶えられる残酷なルールが、切なくも引き込まれるドラマを生み出します。
③ 予測不能な展開と満月の成長
小日向満月と新月エルネスタ深海を軸に進む物語は、回を追うごとに衝撃の事実が明かされ、先の読めない展開が続きます。ごく普通の少女だった満月が戦いの中で自らの存在と向き合い、変化していく姿は、観る者の心を強く揺さぶります。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡邊政治 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 花田十輝 |
| 原案キャラデザ | 大塚真一郎 |
| キャラクターデザイン | 今中敬 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| 美術監督 | 竹内圭 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 藍井エイル「月を追う真夜中」 |
| ED | ウル「願い」 |
| ED | ウル「Scenery」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
魔法少女とロボットを混ぜる、と聞いて最初に浮かんだのは「で、どっちが主役なの」という素朴な疑問だった。2019年当時、評判がいいのは耳に入っていたのに、なぜか後回しにしてそのまま記憶の隅へ。今になって配信で拾い直したクチである。夜の学校、忘れた弁当箱、そこから巨大な魔法の鎧をまとった少女たちの戦場へ——つかみのこの落差で、ああこれは雰囲気で押してくるタイプかと身構えた。ところが見終わる頃には印象がまるで違っていた。一度目は綺麗な作画と派手な戦闘を眺めていただけだったのが、二度目で「この子たち、戦ってる理由のほうが本体だな」と気づく。見逃していた自分を軽く呪った。
願いを叶える権利を賭けた、「存在していたい」という話
グランベルムは、魔法を使う少女たちが鎧をまとって殴り合う作品——という説明で済ませると、たぶん本質を半分こぼす。これは単なる魔法少女バトルロイヤルではなく、「願い」をめぐる話だ。勝者はひとつだけ願いを叶えられる。その一点に向かって、彼女たちはそれぞれ重たいものを抱えて集まってくる。家の事情、才能への執着、誰かに認められたかった過去。願いの中身が明かされるたび、戦いの見え方がぬるりと変わっていく。
個人的に刺さったのは、この作品が「願いを叶えたい」ではなく「願ってもいい自分でありたい」を描こうとしているところだ。強さや勝利は手段でしかなくて、本当に欲しいのは「自分はここにいていい」という確認なのだと、終盤に向かうほど露わになる。光菱まんげつという主人公の立ち位置が、そのテーマを残酷なくらい綺麗に成立させている。彼女が物語の中でどういう存在なのか——ここは伏せておくが、その一点が分かった瞬間、序盤の何気ない笑顔がぜんぶ違う色に塗り替わる。二度目の視聴がこんなに効く作品も珍しい。願いとは欲望ではなく、孤独の裏返しなのだと、この作品は静かに言ってくる。
特に刺さったシーン
声で殴ってくる作品だった。新月エルネスタ深海を演じる種﨑敦美が、優しさと底の見えなさを同じ声に同居させていて、序盤の落ち着いた場面ほど後でぞわっとくる。そして個人的にいちばん持っていかれたのは悠木碧の袴田水晶だ。才能や承認に取り憑かれた少女の、笑っているのに目が笑っていない感じを、声のテンションだけで描ききる。終盤のある展開で彼女が抱えていたものが噴き出すとき、思わず画面の前で「あー……」と声が漏れた。田村ゆかりの土御門四翠、日笠陽子のアンナ・フーゴ、内山夕実のサーシャも、それぞれ別種の「願いのこじらせ方」を体現していて、戦闘よりキャラ同士の感情のぶつかりのほうが手に汗を握る。TECHNOBOYS印の劇伴が夜の戦場を底支えしていて、音だけ抜き出しても聴ける。
読んで見たくなったら——『グランベルム』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 可愛い絵面の裏に重い感情が仕込まれた魔法少女ものが好きな人
- バトルそのものより「なぜ戦うのか」の動機掘りに惹かれる人
- 二度目の視聴で印象が反転する作りを楽しめる人
- 女性声優の芝居を細部まで味わいたい人
合わない人
- ロボット戦のメカニック描写やリアル路線を期待している人
- 毎話スカッと勝って終わる爽快なバトルが見たい人
- 説明を丁寧に積み上げてもらわないと置いていかれる、と感じる人
次に見るなら
願いの代償と少女たちの痛みを描く系統が好きなら、まずは王道の魔法少女まどか☆マギカ。可愛さの皮をかぶった残酷さという点で、グランベルムの根っこと地続きだ。
「願いを賭けて戦う少女」のじっとり暗い手触りをもっと味わいたいならselector infected WIXOSS。叶えたい願いほど人を追い詰める、という構造が刺さるはず。
可愛い絵と裏腹の絶望と再生を求めるなら結城友奈は勇者である。戦う理由の重さと、それでも前を向く少女たちの姿が、グランベルムを見たあとの心に効く。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
TVアニメ「グランベルム」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品を豊富に取り揃えた配信サービスですので、ご利用中のものやお好みに合わせて選べます。気になった方は、これらのサービスでチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
TVアニメ「グランベルム」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVの3つのサービスで視聴できます。いずれもアニメ作品を豊富に取り揃えた配信サービスですので、ご利用中のものやお好みに合わせて選べます。気になった方は、これらのサービスでチェックしてみてください。