LUPIN the Third ~峰不二子という女~

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2012LUPIN the Third ~峰不二子という女~

LUPIN the Third ~峰不二子という女~

★ 3.8 / 5.0アクション冒険コメディドラマセクシーサイコロジカルスリラー
放送年2012年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作TMS Entertainment

ルパン三世がフジコ・ミーネと初めて出会ったとき、何が起きたのか。彼女は泥棒であり、殺し屋である。聖人でもありスキャンダルでもある。仕事を成し遂げるために必要な何にでもなる。欲しいものを手に入れるため息を奪い、他はできるからという理由で全て奪う。フジコ・ミーネと呼ばれる女にとってそれは夜の仕事。彼女はルパン三世の仲間をつなぎとめるしなやかで魅力的な糸である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

まだ若きルパン三世と、謎多き女・峰不二子が出会う以前の物語。泥棒であり殺し屋であり、時に聖女、時にスキャンダルの渦中の人物——目的のためならどんな顔にもなる不二子は、欲しいものを手に入れるために色香と知略を武器に夜の世界を駆け抜ける。次元大介、石川五ェ門、銭形警部といった面々と不二子の運命が交錯しながら、やがて彼女自身の過去にまつわる秘密へと物語は近づいていく。ルパン一家がまだ「家族」になる前の、それぞれの始まりを描いた異色のオリジンストーリーです。

みどころ・魅力

① 不二子を主役に据えた唯一無二のオリジン

長いルパン三世シリーズの中でも、峰不二子を単独の主人公に据えた稀有な作品。脇役・トリックスターとして描かれがちだった彼女の内面と過去に深く踏み込み、「峰不二子という女」が何者なのかを正面から描き出します。

② モノクロ調の大人っぽいアートワーク

鉛筆画のような線の質感とハードボイルドな陰影が際立つ、シリーズ屈指の挑戦的なビジュアル。色気と退廃が同居する世界観は、従来のコミカルなルパン像とは一線を画す、艶やかでスタイリッシュな映像体験を生み出しています。

③ 一家が集う前夜を描く群像劇

次元、五ェ門、銭形がそれぞれ不二子と出会い、ぶつかり合う過程が丁寧に描かれます。おなじみの面々の「最初の一歩」を知ることで、本編シリーズの関係性がより味わい深くなる、ファン必見のピース埋めとして楽しめます。

キャスト・声優一覧

銭形幸一
銭形幸一
メイン
山寺宏一
ルパン三世
ルパン三世
メイン
栗田貫一
峰不二子
峰不二子
メイン
沢城みゆき
石川五ェ門
石川五ェ門
メイン
浪川大輔
次元大介
次元大介
メイン
小林清志
小林清志
オスカー
オスカー
メイン
梶裕貴
マッケローネ
マッケローネ
サブ
内田直哉
教祖
教祖
サブ
チョー
チョー
ノーラ
ノーラ
サブ
東條加那子
アンゼリカ
アンゼリカ
サブ
桑島法子
支配人
支配人
サブ
山野井仁
フリッツ・カイザー
フリッツ・カイザー
サブ
高岡瓶々

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スタッフ

監督山本沙代
シリーズ構成岡田麿里
キャラクターデザイン小池健
音楽菊地成孔
美術監督田村せいき
音響監督清水洋史
OP菊地成孔「New Wuthering Heights」
EDニキー「Duty Friend」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

最初は「ルパンもののスピンオフか」くらいの軽い気持ちで再生した。流れてきたのは鉛筆で殴り描きしたみたいなモノクロ調の線と、けだるいジャズ。想像していたコミカルなルパン像とは別物で、最初の数分で背筋を伸ばした記憶がある。シリーズものの安心感を求めて開いたら、知らない監督の作家性に胸ぐらを掴まれた感じだった。2回目に見て腑に落ちたのは、これはルパンの話じゃなく不二子の話だということ。彼女の側に立つと、見えていた景色が裏返る。

「見られる女」だった不二子が、自分の物語を奪い返すまで

峰不二子というキャラクターは、長いシリーズの中でずっと「ルパンを惑わせる女」として消費されてきた。男の欲望を映す鏡であって、彼女自身が何を考えているかは置き去りにされがちだった。この作品が面白いのは、そのお約束をいったん全部テーブルに並べてから、ひとつずつ裏返していくところにある。序盤は露悪的なまでに「見られる女」を強調する。肌の露出も、男たちの視線も、これでもかと突きつけてくる。最初に見たときは正直「狙いすぎでは」と引いた。けれど物語が進むにつれて、その視線そのものが主題なのだと分かってくる。彼女の過去にまつわる記憶が断片的に揺らぎ、自分が何者なのかが足元から崩れていく。誰かに与えられた像なのか、自分で選んだ姿なのか——その問いに彼女が自分の手で決着をつけたとき、「峰不二子という女」というタイトルがようやく重さを持つ。これは単なるお色気スピンオフではなく、ひとりの女が他人の物語の登場人物であることをやめて、自分の物語の主語になるまでの話だと思っている。だからラストの彼女の表情は、誘惑でも勝利でもなく、ただ「自分でいる」という静かな宣言に見えた。

特に刺さったシーン

沢城みゆきの不二子が、とにかく良い。色気を作りにいった声ではなく、相手によって温度を変える声。男を転がすときの甘さと、ひとりになった瞬間に落ちる温度の差が地続きで、終盤の感情が剥き出しになる展開では、思わず息を止めて聞き入った。脇も効いていて、山寺宏一の銭形は喜劇要素を背負いながらどこか哀愁があるし、浪川大輔の五ェ門が初めて女に揺さぶられる序盤のくだりは、彼の生真面目さが愛おしくて笑ってしまう。梶裕貴のオスカーの危うい忠誠と、桑島法子の声がまとう翳りも、この作品の湿度をぐっと上げている。線とジャズと声、三つが噛み合った瞬間の気持ちよさは何度見ても色褪せない。

読んで見たくなったら——『LUPIN the Third ~峰不二子という女~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 作画の作家性・線の手触りそのものを味わいたい人
  • 従来のルパン像より、大人びた湿度と陰のある物語が好きな人
  • ジャズの効いた音楽と映像の噛み合いに痺れるタイプ
  • キャラクターの内面を掘る一人称的な物語を求めている人

合わない人

  • 陽性でテンポの良い、いつものお宝争奪コメディを期待している人
  • 露悪的な演出や性的な描写が前面に出るのが苦手な人
  • 謎が断片的に提示される構成より、明快な娯楽活劇を見たい人

次に見るなら

同じ監督の手触りを追うならミチコとハッチン。逃避行を続ける女ふたりの物語で、強い女と乾いた空気感、音楽の使い方にこの作品と地続きの色気がある。ハードボイルドな大人のノワールが好きならカウボーイビバップ。ジャズと喪失感が全編に漂い、洒落た映像で大人の余韻を残してくる。femme fataleの危うさをもっと浴びたいならBLACK LAGOON。銃と裏社会のなかで、生き残るために何にでもなる女たちの肝の据わり方が痛快で、不二子の「必要なら何にでもなる」生き方と響き合う。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。アニメに強いdアニメストアやDMM TV、見放題作品の幅が広いU-NEXTやHuluと選択肢が揃っているため、ご自身が普段使っている配信サービスからそのまま楽しめます。気になった方は、これらのいずれかでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ルパン三世シリーズを知らなくても楽しめますか?
A. はい。本作は一家が出会う前を描いたオリジンストーリーのため、予備知識がなくても物語に入りやすい構成です。むしろ本作から入ると、後の本編シリーズがより味わい深くなります。
Q. どんな雰囲気の作品ですか?
A. モノクロ調の作画とハードボイルドな演出が特徴で、大人向けの艶やかでシリアスなトーンが基調です。コミカルな従来のルパン像とは異なる、退廃的でスタイリッシュな世界観を楽しめます。
Q. 全何話の作品ですか?
A. 2012年放送のTVアニメで、全13話で完結します。1クールでまとまっているため、週末などにまとめて一気見しやすいボリューム感です。
Q. どこで配信を観られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴可能です。お使いのサービスや無料お試し期間の有無に合わせて、視聴しやすいところを選んでみてください。

まとめ

「LUPIN the Third ~峰不二子という女~」は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴できます。アニメに強いdアニメストアやDMM TV、見放題作品の幅が広いU-NEXTやHuluと選択肢が揃っているため、ご自身が普段使っている配信サービスからそのまま楽しめます。気になった方は、これらのいずれかでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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