百千さん家のあやかし王子

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2024百千さん家のあやかし王子

百千さん家のあやかし王子

★ 3.1 / 5.0ラブコメ超自然
放送年2024年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Drive

ひまりの16歳の誕生日、彼女は謎の屋敷「桃月館」を相続する。到着すると、その家は人間界と霊界の境界に建てられていることを発見する。そこで彼女はユカリ、イセ、そして暗い秘密を隠す謎の少年アオイと出会う。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

16歳の誕生日を迎えたひまりは、見知らぬ屋敷「桃月館」を相続することになる。期待を胸に屋敷へ足を運んだ彼女が知ったのは、その館が人間界と霊界の境界に建てられているという驚きの事実だった。そこで出会ったのは、館に暮らすユカリとイセ、そして暗い秘密を抱えた謎めいた少年・アオイ。あやかしたちと人間の少女が同じ屋根の下で過ごす、不思議で少しドキドキする新生活が幕を開ける。日常とあやかしの世界が交差する、心ときめくラブコメディだ。

みどころ・魅力

① 人間界と霊界が交わる舞台「桃月館」

物語の中心となる屋敷・桃月館は、人間界と霊界の境界に建つ特別な場所。日常と非日常がひとつ屋根の下で同居する独特の設定が、作品全体に幻想的な空気をまとわせる。あやかしたちとの暮らしが生む不思議な出来事の数々から目が離せない。

② あやかしたちと過ごす同居ラブコメ

ユカリやイセといった個性豊かなあやかしと、人間の少女ひまりが繰り広げる距離感が魅力。あやかしならではのすれ違いやふれあいが、コミカルでありながら胸キュンな展開を生む。共同生活の中で少しずつ縮まっていく関係性に注目したい。

③ 秘密を抱えた少年・アオイの存在

暗い秘密を隠す謎めいた少年・アオイは、物語に緊張感とミステリー要素をもたらすキーパーソン。彼が何を抱えているのか、ひまりとの関係がどう変化していくのか――明かされていく秘密が、ラブコメの甘さに奥行きを添えていく。

キャスト・声優一覧

百千ひまり
百千ひまり
メイン
川井田夏海
七守葵
七守葵
メイン
大塚剛央
紫
メイン
立花慎之介
伊勢
伊勢
メイン
小野友樹
火車
火車
サブ
八代拓
那智篁
那智篁
サブ
羽多野渉
なまず
なまず
サブ
田所あずさ
オンモラキ
オンモラキ
サブ
小澤亜李
太鼓持ち
太鼓持ち
サブ
市川蒼
からかさ
からかさ
サブ
中村源太
大根
大根
サブ
田村奈央
雲入道
雲入道
サブ
小伏伸之

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スタッフ

シリーズ構成蒼樹靖子
キャラクターデザイン岡真里子
音響監督菊田浩巳
OP神山羊「鬼灯」
EDむト「愛故」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直、タイトルだけで判断していた。「百千さん家のあやかし王子」、少女漫画の棚からそのまま引っぱってきたような並びで、王子と名のつくものにはつい身構える癖がある。きっかけも大したものじゃない。配信のおすすめに出てきて、ほかに見るものがなかった夜に、期待値を低めに据えて再生しただけだった。ところが序盤、16歳の誕生日に見ず知らずの屋敷を相続する、あの導入で少し前のめりになる。「よくある異界もの」と構えていたら、人間界と霊界の境目に建つ家、という設定が思っていたより律儀に効いてくる。2回目に見たとき気づいたのは、ひまりの逃げ場のなさが、第一話の時点でもう全部出ていたことだった。

相続したのは屋敷じゃなく、初めての居場所だった

この作品を「あやかしのイケメンに囲まれる少女漫画」とだけ読むと、たぶん半分も拾えない。桃月館は人間界と霊界の境界に建っている、という設定が最初に提示されるけれど、これはひまり自身の立ち位置の比喩でもある。16歳まで、彼女はどこにも完全には属していなかった——その曖昧さが、屋敷の構造とそのまま重なる。境界に建つ家を相続するというのは、要するに「どっちつかずの自分」に、ようやく物理的な住所が与えられる話だ。 ユカリやイセ、そして暗い秘密を抱えたアオイ。人ならぬ者ばかりが住む家で、ひまりが少しずつ呼吸を取り戻していく。ここでうまいのは、彼らが「守ってくれる王子様」ではなく、それぞれに事情と欠落を抱えた同居人として描かれることだ。誰かが一方的に救うのではなく、欠けた者同士が同じ屋根の下で折り合っていく。相続したのは屋敷という不動産ではなく、初めての居場所だった——そう言い換えると、ラブコメの皮をかぶった「家族のつくり直し」の話に見えてくる。 あやかしという設定は、人間関係の距離感を誇張するための装置として働いている。人ならぬ者だからこそ、人間の理屈が通じない瞬間がある。その通じなさが、ひまりにとっては逆に楽だったりする。気を遣わなくていい相手と暮らすことで、彼女はやっと自分の輪郭を取り戻していく。超自然のガジェットを孤独の話に落とし込んでいるところが、この作品のいちばん静かな美点だと思う。

特に刺さったシーン

声で持っていかれる作品でもある。紫を演じる立花慎之介の、低く落ち着いた声が、屋敷の空気をそのまま音にしている。掴みどころのなさと優しさが同居していて、序盤、ひまりが家に馴染めずにいるシーンでの一言の置き方がうまい。対して伊勢役の小野友樹は温度があって、場の緊張をほどく役回り。この二人の声の温度差が住人たちの距離感をそのまま表していて、聞いているだけで関係図が浮かんでくる。 那智篁の羽多野渉も外せない。出番のたびに画面の重心が一段下がるような、年季の入った声で、ふっと物語のトーンを締める。個人的にいちばん効いたのは、終盤、アオイの抱える秘密にひまりが触れる展開で——ここでそれぞれの声が一斉に芝居のギアを変える瞬間があって、思わず巻き戻した。火車役の八代拓、なまずの田所あずさといった脇まで、声の配置に手抜きがない。キャラの造形を覚えるより先に、声でこの家の温度を覚えてしまった作品だった。

読んで見たくなったら——『百千さん家のあやかし王子』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • あやかし・妖怪との同居ものの、ゆるい日常と関係性の積み重ねが好きな人
  • 「救われる側」だった主人公が、自分の居場所を手に入れていく話に弱い人
  • 少女漫画原作のトーンを、声優の芝居ごと味わいたいタイプ

合わない人

  • 展開のスピード感や、派手な事件性を物語に求める人
  • 「王子」ものの様式美そのものが、どうにも苦手な人
  • 超自然設定の整合性を、かっちり理詰めで求める人

次に見るなら

あやかしとの同居・人ならぬ者との距離感が好きなら、まずはかくりよの宿飯。人間の少女が異界の宿で少しずつ居場所を作っていく話で、「いきなり放り込まれる」構造の近さがある。 もう少し情緒寄りでいくなら夏目友人帳。妖との関わりを通して、主人公が人と世界に馴染んでいく——居場所をめぐる話としての芯が、この作品と地続きだ。 王子もののときめきと様式美をまっすぐ味わいたいなら神様はじめました。家を継ぐ・人ならぬ者と暮らす、という導入の重なりも含めて、口慣らしにちょうどいい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『百千さん家のあやかし王子』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。アニメ作品を多く扱うdアニメストアや、見放題作品が豊富なU-NEXTなど、自分の視聴スタイルに合わせて選べるのもうれしいポイントです。

よくある質問

Q. 『百千さん家のあやかし王子』はどこで見られますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで視聴できます。お使いの動画配信サービスがあれば、追加契約なしで楽しめる場合があります。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. ラブコメと超自然要素を組み合わせた作品です。人間の少女とあやかしたちの同居生活を軸に、甘さと不思議さの両方が味わえる物語になっています。
Q. いつ放送されたアニメですか?
A. 2024年に放送されたTVアニメです。比較的新しい作品なので、最近のあやかしものラブコメを探している方にもおすすめです。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. 主人公ひまりが桃月館で新生活を始めるところから物語が動き出すため、予備知識がなくても入りやすい作品です。第1話から世界観に自然と引き込まれます。

まとめ

『百千さん家のあやかし王子』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。複数の主要サービスで配信されているため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。アニメ作品を多く扱うdアニメストアや、見放題作品が豊富なU-NEXTなど、自分の視聴スタイルに合わせて選べるのもうれしいポイントです。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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